Writer(s): Paul Mccartney, John Lennon
Released in 1967
From The Album
“Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band”
*原詞の引用は太字
It's getting better all the time
I used to get mad at my school
(No I can't complain)
The teachers who taught me weren't cool
(No I can't complain)
You're holding me down (Oh),
turning me round (Oh)
Filling me up with your rules
(Foolish rules)
いつだっていい方向に向かってる
昔の僕は学校に腹を立てていたんだ
(ああ 文句は言えないけどね)
僕を教えてた先生たちはひどいもんだった
(いや 文句は言えないね)
僕を押さえつけて(ああ)
ひっくり返して(ああ)
ひきずりまわしてた(ああ)
大人のルールでがんじがらめだよ
(馬鹿げたルールでね)
I've got to admit it's getting better
(Better)
A little better all the time
(It can't get more worse)
I have to admit it's getting better
(Better)
It's getting better since you've been mine
認めなきゃね だんだん良くなってるって
(いい方向に)
少しずつだけど いつだって
(これ以上は悪くならないか)
良くなっていくんだ
(よくなってる)
良くなってるよ
きみが僕のものになってくれてから
Me used to be angry young man
Me hiding me head in the sand
You gave me the word, I finally heard
I'm doing the best that I can
僕は昔 怒ってばかりの若者だった
現実を見て見ぬふりをしてたんだ
きみがかけてくれた言葉をやっとわかったんだ
それから僕は
自分でできる限りのことをしてるよ
I've got to admit it's getting better
(Better)
A little better all the time
(It can't get more worse)
I have to admit it's getting better
(Better)
It's getting better since you've been mine
認めなきゃね 良くなっていってるって
(いい方向に)
少しずつでもいつだって
(これ以上は悪くならない)
だんだんと良くなっていくんだ
(良くなってる)
良くなってるよ
きみが僕のものになってくれてから
Getting so much better all the time
It's getting better all the time
Better, better, better
It's getting better all the time
Better, better, better
どんどん良くなってる いつだって
良くなってるのさ いつの時間も
少しずつ 少しずつ 良くなってる
だんだんと良くなってる いつだって
少しずつ 少しずつ 良くなってる
I used to be cruel to my woman
I beat her and kept her apart
from the things that she loved
Man I was mean but I'm changing my scene
And I'm doing the best that I can (Ooh)
昔の僕は女性に残酷なやつだった
殴ったり 彼女が愛してるものから
遠ざけたりしていたんだ
そう さもしいヤツだった
でも物の見方を変えたんだ
今の僕は精一杯のことをしてるんだ(ああ)
I admit it's getting better
(Better)
A little better all the time
(It can't get more worse)
Yes I admit it's getting better
(Better)
It's getting better since you've been mine
Getting so much better all the time
It's getting better all the time
Better, better, better
It's getting better all the time
Better, better, better
Getting so much better all the time
だんだん良くなっていくんだよ
(いい方向に)
少しずつでもいつだって
(これ以上は悪くならない)
そうさ 良くなっていくんだ
(よくなってる)
良くなってるよ
きみが僕のものになってくれてから
どんどん良くなってる いつだって
良くなってるのさ いつの時間も
少しずつ 少しずつ だんだんとね
良くなってるんだ いつだって
少しずつ 少しずつ だんだんと…
(Words and Idioms)
head-in-the-sand =〔わざと〕現実から目をそらした
日本語訳 by 音時

なんか中学生のときの卒業文集だったかにこの曲の最初の部分の歌詞を書いた女子がいました。
昔の僕は学校に腹を立てていたんだ
僕を教えてた先生たちはひどいもんだった
僕を押さえつけて
ひっくり返してひきずりまわしてた
大人のルールでがんじがらめ
というようなことを書いていて、今から思えば学校と先生に喧嘩売ってたのかもしれませんね。
なんかこの印象があって、"Getting Better"を「反抗期からの更生の歌」かとしばらくは理解していました(^▽^;)。
◆でも主題は違いますよね。やはり"Getting Better"="いつだって良くなってるんだ"という「物事の楽観的な見方」を歌ってるのかなと思います。ウィキペディアに、曲のできた経緯ということで次のように出ていました。
ある日、ポールが犬のマーサと散歩していると、春の気持ちよさに「It's getting better!」と叫んだ。それから、1964年6月にリンゴ・スターが扁桃腺炎にかかってしまいライブで演奏できなくなったときに代役として来ていたジミー・ニコルというドラマーが周りに調子を聞かれたときの口癖「いつだってだんだんよくなってくるよ」を思い出した。そこで曲作りを始めたというわけである。
ですので、詩に大きな意味はなく、ポールがこのあと、「ヘイ・ジュード」の"ジュード"(ジョンの息子のジュリアン)に「ヘイ、ジュード、物事を悪くとらえるんじゃない、悲しい歌もいい歌に受け止めろ(don't make it bad、Take a sad song and make it better)」と歌うように、明るくあるように呼び掛けた歌なのかなと、次に思いました。
(歌詞の意味はそれくらいで、ポールは凝ったサウンドアレンジに力を入れた曲なのかなと)
(歌詞の意味はそれくらいで、ポールは凝ったサウンドアレンジに力を入れた曲なのかなと)

◆でも、ジョンにとっては、ちょっと違った意味があったようです。Playboy Interviewでは次のようにコメントしています。
あれは日記形式だよ。「ぼくは自分の女性に残酷な仕打ちをしてた。彼女を殴り、彼女が愛してたものに近づけさせなかった」というのはすべて、ぼくのことだよ。ぼくは昔、自分の女性に対して残酷だったんだ。それも精神的な意味じゃなくてだよ。どんな女性に対してもさ。女性を殴りつけてたんだ。自分の思ってることを言葉で表現できないと、殴りつけたものだよ。男とは争い。女は殴りつけてたんだ。僕は常に平和が好きなのは、こういうことがあったからなんだ。非常に暴力的な人間こそ、愛と平和を求めるものなんだよ。何事も、実際には正反対なんだよ。
でも、ぼくは、心から、愛と平和は大事なものだと思ってるよ。暴力をふるわないでいることを学び、自分が暴力をふるったことを後悔している、暴力的な人間がぼくなのさ。他人の目の前で、若い頃に自分が女性をどういうふうに扱ったかを糾弾されてもいいようになるには、ずっと年をとらなくちゃだめだろうな。
歌詞でも一番最後のverseで、「女性に暴力…」という箇所が出てきますが、これはジョンの実体験と反省のもとに書かれてたんですね。そんな自分が平和や愛を語っていいのか?といえば、自分も周りの人間も、月日・年月が経てば、だんだん年を取るし、変わる中で過ちを赦されていくものなのではないか、っていうことなのでしょうか。
目には目の前の問題しか見えずに焦ったりあくせくしたりするけれど、長いスパンで見たときには、だんだんと変化しているものなんだ、ってことを歌ってるのかな。
目には目の前の問題しか見えずに焦ったりあくせくしたりするけれど、長いスパンで見たときには、だんだんと変化しているものなんだ、ってことを歌ってるのかな。
"Getting Better"の歌詞の中にコーラスで「これ以上悪くなるはずがないさ(It can't get more worse)」という部分がありますが、この部分はジョンがこの曲の録音時に歌詞を知らずに間違えて歌ったのを採用したものであるとのこと。ウィキペディアには、この部分があるから「曲は楽観主義だけではない皮肉を効かせた曲になった」とあります。「昔の自分は最低だったから...」って意味なのかな。
◆Paul ライヴにて"Getting Better"。もうイントロのギターのカッティングの音だけで"ギャ~!"
コメント
コメント一覧 (2)
音時
が
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ギターの音が実に小気味よい。ポールのボーカル、若々しくてカッコいい。ジョージが演奏するタンブラーも、とても効果的です。
ちょっと気になるのが…。ジョンとジョージの「ベター」というバックコーラス。しかも、ジョンは歌詞を間違ったのですか!? でも、その日はジョンの体調が悪かったそうな…。(じゃあ、仕方ないか)
ジョンは、愛と平和を追い求める聖人のような人かと思ったら。「彼女を殴り、彼女が愛してたものに近づけさせなかった」 そんなことをカミングアウトしてしまうとは…。
この曲は、そういうジョンの人間臭さも味わえるのかも…。
音時
が
しました