アルバム「ドゥービー天国」からは、1stシングルが"Another Park, Another Sunday"(全米32位)で、2ndのこの曲がトップ40にも届かない最高位52位、そして次の“Black Water”が彼らとしては初めてのシングル全米1位になります。
 “Black Water”は確かに変わった歌だと思いますが、第3弾シングルだったんですね。

Eyes Of Silver



◆この曲“Eyes Of Silver”(邦題「銀色の瞳」)は、トム・ジョンストン作・ヴォーカルのドゥービーらしい…ロック。3分ほどであっさり終わってしまう曲です。それでもトムやドゥービーズたちのお気に入り、なんでしょうね。前回の来日の際でも歌ってくれました。

ただし当時は日本でも売れないと思われたんでしょうね。シングルのB面収録曲となっています(シングルA面は、やはりトム・ジョンストン作の"Pursuit on 53rd St."「53番街の追跡」でした)


53Streets


s-l500 (1)




(Johnston)

Released in 1974 
US Billboard Hot100#52 
From the Album “What Were Once Vices Are Now Habits”

*原詞の引用は太字

Eyes of silver hungry and aware
Eyes of silver, your mystic love I share
'Cause I'm hungry baby
For the love you give away
Kick out all that stupid pride
That's standin' in my way

銀色の瞳 俺の食欲をそそるんだ
銀色の瞳 神秘的な愛を分かちあおう
だって 俺は飢えてるのさ ベイビー
おまえがくれる愛のために
俺の前に立ちはだかる くだらねえプライド
そんなの蹴散しちまえ

Inside my loving eyes are open wide
Eyes of silver, on which I shall rely
Diamonds are forever, and gold can make you lie
But your eyes of silver shine on, shine on

人を愛する俺の目は大きく開かれたよ
銀色の瞳 俺は頼りにしてるんだ
ダイヤモンドは永遠さ 
ゴールドはおまえに嘘をつかせる
だけどおまえの銀色の瞳は輝いている
輝いてるんだ

Blades of steel have helped a man to conquer all
Rubies by the hundreds fill the Taj Mahal
Eyes of silver, you tell me what I need
To bring this cold and lonely man
Down to his bended knees

鋼鉄の刃は すべてを征服するのに役立った
タージマハルを埋め尽くす 数百個のルビーたち
銀色の瞳  おまえは必要なものを教えてくれる
この冷たく孤独な男を ひざをつかせてまで
連れてくるためにね

Inside my lovin' arms are open wide
For you eyes of silver on which I shall rely
Diamonds and gold make you lie, lie, lie
But your eyes of silver, they shine on, shine on

Eyes of silver, baby, shine on, shine on
Baby, shining, yeah yeah, yeah, baby shining

人を愛する俺の目は大きく開かれた
銀色の瞳 俺は頼りにしてるぜ
ダイヤモンドもゴールドもおまえに嘘をつかせる
だけどおまえの銀色の瞳は輝いている
輝いてるんだよ

銀色の瞳 ベイビー 輝いてくれ キラキラと
ベイビー 輝いていてくれよ

日本語訳 by 音時


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