エディ・シュワルツの名前は、パット・べネターの代表曲である1980年の作品 "強気で愛して(Hit Me With Your Best Shot)"で目にしました。僕はこの曲が、歌詞もサウンドも歌い方もパット姐さんの魅力がいっぱい詰まっていて、"ベスト・ショット"(ダジャレです)だと思っています。そんなんで間違いなくパットのオリジナルかと思っていたら…違ってたんですね。

◆カナダのシンガーソングライター"エディ・シュワルツ"。1982年の2月にこの曲"All Our Tomorrows"を全米最高位28位にヒットさせています(まあ、米国では一発屋っていうことですね)。


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 僕はチャートをノートに書いていたで、この曲のタイトルはうろ覚えですが、確かに記憶にあります。でもパットの"強気で愛して"の作者だとは思わなかったなあ。

 ほかにもエディが他のアーチストに提供した曲ということでいうと、"The Doobie Brothers"の"The Doctor"(共作)、Paul Carrakの"Don't Shed A Tear"などがあります。


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Written-By  D. Tyson, E. Schwartz

Released in 1983
US Billboard Hot100#28
From The Album"No Refuge"

*原詞の引用は太字


Baby, baby here look at me
Yes I know, I know, I know
Maybe maybe it's not worth a damn
All the things we do to ourselves 
we don't understand

ベイビー ねえ僕を見てごらん
そうさ 僕はわかってる
もしかして そんなの何の値打ちもない
僕ら二人 自分たちに何をしてるかは
自分たちにもわからないんだ

And who can say 
what tomorrow will be
We'll see

明日がどうなるかなんて
誰にわかるっていうんだい
そうさ

All our tomorrows find their own way
And hear the sound of distant thunder 
fading away

For every lonely night
We'll make our own brand of delight
And take all the comfort we may

僕らの明日 僕ららしく過ごせばいいさ
遠くの雷の音が消えていく音を耳にして

淋しい夜が続いたとしても
僕らは自分たちが喜べることを作るのさ
そのなかで得られる安らぎを大切にして

Baby baby just look at me
Yes it shows, how it shows
Nothing worked out like I thought it would
Could have done worse you know
So I must have done good

ベイビー ねえ僕を見てごらん
そうさ 見えるだろ わかるだろ
思ったようにうまくいくことなんて何もない
それより悪い結果だってありうるのさ
だから僕は良いことを意識して行うんだ

And who can say 
what tomorrow will be
We'll see

そう 誰が
明日のことをわかるって言うんだい?
そうさ

All our tomorrows find their own way
And hear the sound of distant thunder
fading away

For every lonely night
We'll make our own brand of delight
And take all the comfort we may

僕らの明日 自由に生きていけばいいさ
遠くの雷の音が消えていく音を耳にして

淋しい夜が続いたとしても
僕らは自分たちが喜べることを作っていこう
そのなかで得られる安らぎを大切にして

I found love in the strangest place
And refuge from the cold of night 
in a stranger's face

見知らぬ場所で恋人を見つけたよ
知らない人に囲まれた夜の冷たさのなかでも
自分の居場所が見つかるのさ

All our tomorrows find their own way
And hear the sound of distant thunder 
fading away

For every lonely night
We'll make our own brand of delight
And take all the comfort we may...

僕らの明日 僕ららしく過ごせばいい
遠くの雷の音が消えていく音を耳にして

淋しい夜が続いたとしても
僕らは自分たちが喜べることを作るんだ
そのなかで得られる安らぎを大切にして


(Words and Idioms)
not worth a damn=何の値打ちもない
cf.get one's own way= 自分の好きなようにする 
cf.It could have been worse.=「もっとひどくなり得た」=「(もっとひどくなり得たけれども、実際は)そう大したことなかった」=「そのぐらいで済んでよかった」

日本語訳 by 音時


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◆歌詞の"All our tomorrows find thier own ways"ですが、直訳すると「僕らの明日(のすべて)は自分の道を見つける」ということですね。意訳すると「僕らの明日は自由だ」「僕らの明日は自分らしくあれ」ってところかな。「明日は明日の風が吹く」というのも遠からずという感じがします。

また、後半の歌詞で

I found love in the strangest place
And refuge from the cold of night 
in a stranger's face

という部分がありますね。

 ここで気づいたのですが、この曲が収録されたエディのアルバムタイトルが「No Refuge」(避難する場所もない)です。この曲"All Our Tomorrows"はB面のラスト曲。最後の最後に、「恋」や「避難所」も"思わぬところから見つかるものさ"と答えを用意していたようです。


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◆"All Our Tomorrows"が最高位28位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending February 20, 1982

1位は「堕ちた天使」。2位ホール&オーツはその前の1位曲でしたがしぶとく2位をキープしています。3位クウォーターフラッシュ、4位ジャーニー(このあと2位まで上昇)も残念でした。スティービーは動きはよかったのですがこのあと鈍くなり5位止まり。「堕ちた天使」が6週連続No1になった後は、この週39位だった"I Love Rock'N Roll"が39→18→9→3→1位と急上昇で1位になります。エディは28位が2週というのが最高位でした。

1 1 CENTERFOLD –•– The J. Geils Band (EMI-America)-16 (3 weeks at #1) (1)
2 2 I CAN’T GO FOR THAT (No Can Do) –•– Daryl Hall and John Oates (RCA)-15 (1)
3 3 HARDEN MY HEART –•– Quarterflash (Geffen)-19 (3)
4 4 OPEN ARMS –•– Journey (Columbia)-6 (4)
5 6 SHAKE IT UP –•– The Cars (Elektra)-14 (5)

6 22 THAT GIRL –•– Stevie Wonder (Tamla)-6 (6)
7 7 THE SWEETEST THING (I’ve Ever Known) –•– Juice Newton (Capitol)-19 (7)
8 10 SWEET DREAMS –•– Air Supply (Arista)-11 (8)
9 8 PHYSICAL –•– Olivia Newton-John (MCA)-21 (1)
10 12 LEADER OF THE BAND –•– Dan Fogelberg (Full Moon / Epic)-13 (10)

28 30 ALL OUR TOMORROWS –•– Eddie Schwartz (Atco)-11 (28)


◆"All Our Tomorrows"はジョー・コッカーもカバーしています。これは東ベルリンでの1988年のライヴから。渋い声で力強く歌うジョーにピッタリの曲です。



◆エディの"Special Girl"。アメリカやミート・ローフもカバーしました。アメリカではカバーはアルバム"Perspective"に収録され、ビルボードホット100では106位でした(-_-;)



◆パット・ベネターに提供した"Hit Me With Your Best Shot"のエディのセルフカバー。うむ、どう聴いてもパットの方が何倍もいいぞ(^▽^;)。