ポール・キャラックは様々なバンドで歌声を聴く。1970年代のAce(エース)での活躍、ジェネシスのマイク・ラザフォードのプロジェクトである「マイク+ザ・メカニクス」、そして2014年2月にエリック・クラプトンのバンドでキーボード兼ヴォーカリストとして来日しています。
Wikipediaより:
ポール・キャラック(Paul Carrack、1951年4月22日 - )はイギリスのキーボーディスト、シンガー・ソングライター。エース、スクィーズ、マイク&ザ・メカニックス等に在籍したことでも知られる。その独特の声質と卓越した歌唱力は参加バンドの代表曲となるヒット曲を多く生み出している。

セッション・ミュージシャンとしての様々な仕事と交流をしてきたポール・キャラックが個人名でのTop40ヒットはこの曲が初めてですね。最高位9位と立派な成績でした。
「マイク+ザ・メカニクス」での活躍が大きかったんでしょうね。「あの歌を歌っている人は?」ということで知名度もあがったのが背景にあったのではないかと思います。
(訂正)1982年のヒット「I Need You」をすでに和訳しておりましたね(^_^;)。
記憶力が...。(こちら) (2023.4.2)

Writer:Rob Friedman, Eddie Schwartz
Released in 1987
US Billboard Hot100#9
From The Album"One Good Reason"
*原詞の引用は太字
Can't bare to go nowhere *原詞の引用は太字
is what you are
A white line to an exit sign
is what you are
All That I saw in you,
now I see through
どこにも行きたくないんだ
きみがそうさせる
この白い線は出口へのサイン
それはきみ
きみの心のなかに見えること
今 僕はすべてわかってしまったんだ
Don't shed a tear for me,
my life won't end without you
Long as the night will be,
the sun will rise without you
僕のために涙を流さないで
僕の人生は終わらない きみがいなくたって
夜がどんなに長くても
明日には日が昇る きみがいなくたって
A locked door on a candy store
is what you are
A slim chance in tight pants
is what you are
All that I loved you for,
I want it more
キャンディストアの鍵のかかったドア
それがきみなんだ
ガードの固い 落とすのが難しい女の子
それがきみなんだ
すべてはきみを愛するがため
でも僕はもっと求めたい
Don't shed a tear for me,
my life won't end without you
Long as the night will be,
the sun will rise without you
僕のために涙を流さないで
僕の人生は終わらない きみがいなくたって
夜がどんなに長くても
明日には日が昇る きみがいなくたって
You ain't giving what I'm not taking
I'm not missing what we ain't making
All That I saw in you,
now I see through
僕が手に入らないものを
きみがくれることもない
僕たち何も生み出してないから
淋しくなんかないのさ
きみの中に見えたものすべて
今 僕はもうわかってしまったんだ
Don't shed a tear for me,
my life won't end without you
Long as the night will be,
the sun will rise without you
僕のために涙を流すことなんてしないで
人生は続いていくんだ きみがいなくたって
夜がどんなに長く感じても
また明日は日が昇る きみがいなくたって
Don't shed a tear for me,
my life won't end without you
Long as the night will be,
the sun will rise without you
Don't she'd no tears,
I don't need a thing.
だからそんな僕のために
涙を流すことなんかないのさ
そんなものいらないんだから
(Words and Idioms)
can't bare=can't bear=~に忍びない
see through=看破する
slim chance=ほとんど勝算がない
日本語訳 by 音時


今回記事を取り上げるのに調べたところ、イーグルスの「Love Will Keep Us Alive」(Hell Freezes OverでTimothyが歌っている曲)も共作していることがわかりました。あの曲好きなんですよ~。
一方、今回取り上げた「Don't Shed A Tear」はご本人の作品ではない。クレジットはRob Friedman, Eddie Schwartzとなっています。Eddie Schwartzはカナダのミュージシャンでパット・べネターの「Hit With Me Your Best Shot」、The Doobie Brothersの「The Doctor」(共作)などの作品があります。
◆訳ですが「bare」を「bear」と決めつけて訳してしまいましたがいいのだろうか?
「A white line to an exit sign 」とは何を指しているのだろうか?何からの出口なのか?
"キャンディ・ストアのカギのかかったドア"は"魅力的なものになかなか届かない女性"?
"A slim chance in tight pants"はPVではパンツルックの女性が出てくる。
ガードが堅いって意味かと思いました。
「A white line to an exit sign 」とは何を指しているのだろうか?何からの出口なのか?
"キャンディ・ストアのカギのかかったドア"は"魅力的なものになかなか届かない女性"?
"A slim chance in tight pants"はPVではパンツルックの女性が出てくる。
ガードが堅いって意味かと思いました。
でもこの曲の、二人の物語の中心になるフレーズは、
You ain't giving what I'm not taking
I'm not missing what we ain't making
のくだりではないでしょうかね。
「僕は欲しかったものをきみはくれなかったし」
「僕たちは何も生み出さなかったので別れても淋しくない」
と言いきっていますが、やはりこれは、強がりですね。
だって泣いてるのは本人ではなく、相手なのだから。
きみは嫌われ者になって別れようとしているのですか?
★Don't Shed A Tearが最高位9位を記録した週のチャートです。
1位はティファニーちゃん「Could've Been」。次週は2位のExposeが1位になります。4位エリック、10位ぽパトリック・スウエィジは映画「Dirty Dancing」から。
US Top 40 Singles February 13, 1988
1 1 COULD’VE BEEN − Tiffany
2 4 SEASONS CHANGE − Expose
3 5 I WANT TO BE YOUR MAN − Roger
4 6 HUNGRY EYES − Eric Carmen
5 7 WHAT HAVE I DONE TO DESERVE THIS?
− Pet Shop Boys & Dusty Springfield
6 3 NEED YOU TONIGHT − INXS
7 2 HAZY SHADE OF WINTER − The Bangles
8 8 SAY YOU WILL − Foreigner
9 11 DON’T SHED A TEAR − Paul Carrack
10 15 SHE’S LIKE THE WIND − Patrick Swayze
◆Paul Carrack @ Carre Amsterdam 26-8-2008
◆エースの“How Long”‥リード・ヴォーカルがポール・キャラック。
◆全米1位にもなった感動の名曲“The Living Years”(マイク+メカニクス)もヴォーカリストはポールでした。
コメント
コメント一覧 (4)
音時
が
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曲名から、「失恋の歌」とは思っていましたが、おっと、奥が深い曲でした。「泣いてるのは本人ではなく相手」、肝の部分はなかなかどうして考えさせる歌詞でした。
“The Living Years”は名曲でしたね。来年紹介するのが楽しみです。
音時
が
しました
“I Need You”ありましたね!というかすでに自分で和訳しておりました。記憶力がかなり低下しております(^_^;)。
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/13535662.html
エディ・シュワルツも近いうちに...!
音時
が
しました
音時
が
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