この曲はイントロのギターの音色から好きだな...。
弾いているのは...デヴィッド・リンドレーですね。
◆アルバム「Hold Out」のB面に収録されたこの曲“Call It a Loan”。この曲の作者クレジットはジャクソンとデヴィッド・リンドレーの共作となっています。

だからなのかな...今回のジャクソンの来日のセットリストでは初日の大阪、広島とこの曲を演奏してくれています。デヴィッド・リンドレー追悼...ってことなんだろう。

◆“ローンと呼ばせてほしい”“ローンで支払わせてほしい”...これはどういう意味なんだろう?
この曲のSongfactsページに、ジャクソンの1997年のMojoマガジンのインタビューが出ていました。
彼はこう説明しています...。
: "これは、お金を払うことができないこと、誰かの心を盗んで、その盗みを続けることができないこと、つまり完全な代償を知らないで、自分が十分に成長するまでそれをローンと呼びたいことについてです。"
ジャクソンは、恋してしまったことに気づいたが、その心の準備がまだできていない男について歌ったようです。品物を購入するのにその代金を一括で支払うのと違い、ローンは何分割かして支払いますよね。自分に恋する資格がまだ芽生えていない、自分はまだ彼女が支払った(cost)ものの全額はお返しできない...から、“(今は)ローンで支払うから(僕が成長するのを待ってくほしい...)”というようなことなんでしょうね。
最初の奥さんであるフィリス・メジャーを1976年3月になくした後、ジャクソンは1981年1月にオーストラリアのモデルであるリン・スウィーニーと結婚しました。ちょうどこの「Hold Out」のレコーディングの頃、お付き合いをしていましたので、おそらくリンさんとの恋愛を歌ったものだと思われます。

Writer/s: David Lindley, Jackson Browne
最初の奥さんであるフィリス・メジャーを1976年3月になくした後、ジャクソンは1981年1月にオーストラリアのモデルであるリン・スウィーニーと結婚しました。ちょうどこの「Hold Out」のレコーディングの頃、お付き合いをしていましたので、おそらくリンさんとの恋愛を歌ったものだと思われます。

Writer/s: David Lindley, Jackson Browne
Released in 1980
From the Album “Hold Out”
*原詞の引用は太字
In the morning when I closed my eyes
You were sleeping in paradise
While the room was growing light
I was holding still with all my might
朝のこと 僕が瞳を閉じていたとき
きみは楽園で眠ってた
部屋がだんだん明るくなっていくなか
僕は全身全霊で息を潜めてた
Oh what if it's true
What my heart says
Oh what'll I do
What if this feeling becomes hard to part with
ああ それが真実ならどうだろう
僕の心が語ってることが
ああ 僕はどうしたらいい?
この気持ちが手放せなくなったら
You were meant to play your part
In the design of a desperate heart
While you gave your love to me
I was betting I was getting it free
絶望的な心の筋書きのなかで
きみはきみ自身の役割を果たすんだ
きみが僕に愛情を注いでいる間
間違いない 僕は無料で愛を手にしてた
Oh if I'd only know
What your heart cost
Oh can we call it a loan
And a debt that I owe
On a bet that I lost
ああ きみの心が犠牲にしたものを
もし 僕が知っていたら...
ああ ローンで支払わせてほしい
賭けに負けて背負った愛の借金を
少しずつ返させてほしいんだ
In the evening when you see my eyes
Looking back at you, no disguise
I'm not sure who you think you'll see
I'm just hoping you'll still know that it's me
夕方に きみが僕の瞳を見るとき
僕もきみを振り返って見てる 隠すものなどない
きみが見ているのは誰なんだい?
僕はただ望んでる
それがいつまでも僕だわかってほしい
Oh what if it's true
Better ask the man inside
Oh there seem to be two
One steals the love
The other one hides
それが真実だったらどうなんだろう?
内側の人に聞いてみるんだ
ああ そこには2人の人間がいる
一人は愛を盗むヤツ
もう一人は愛を隠すヤツさ
Yeah can we call it a loan
Till I've paid in full for the seeds I've sown
Yeah can we say that I've grown in some way
That we may have yet to be shown
そうだ ローンと呼ばせてもらおうか
自分が蒔いた種を 全部払い終えるまで
ああ ある意味 僕が成長したと言えるのかな
まだ僕たちは まだ見せられていないのかな
Oh if I'd only known
What your heart cost
Oh can we call it a loan
And a debt that I own
On a bet that I lost
ああ きみの心が犠牲にしたものを
もし 僕が知っていたら...
ああ ローンで支払わせてほしい
賭けに負けて背負った愛の借金を
少しずつ返させてほしいんだ
日本語訳 by 音時
日本語訳 by 音時

コメント
コメント一覧 (4)
音時
が
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この曲を聴くと、亡くなってしまった私の親友と一緒に観た1980年武道館コンサートの興奮を思い出してしまいます。
音時
が
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音時
が
しました
30日の渋谷での公演に行くのですが、教えていただいてよかったです。
音時
が
しました