「Back Home Again」(1974)、そして「Windsong」(1975)…ジョン・デンバーのアルバムは、全米アルバムチャートでも1位となりましたが、次の1976年の「Spirit」(心の詩)は、全米アルバムチャートも7位止まりでした。

シングルはセカンド・シングルのこの曲が全米36位と、かろうじてトップ40に入ってきましたが、このチャート成績は、寂しかったですね。
"It Makes Me Giggle"
(かわいいおまえの微笑みを)#60
"Like a Sad Song"
(悲しい歌のように)#36
"Baby, You Look Good to Me Tonight"
(今夜の君は素敵だよ) #65
んーシングルはなぜかアルバムのB面からばかり。そして1stと3rdシングルの邦題はちょっと似たようなタイトルで甘すぎ(あま〜い)やしませんかねえ(^_^;)。
◆「悲しい歌のように」は日本でもけっこうプロモーションしていたんじゃないかなあ。ラジオCMでこのタイトルは耳にしたような記憶があります。
この曲、ナイーヴな主人公の気持ちに寄り添っていろいろ考えてみたくなります…。

Songwriter(s) John Denver
Released in 1976
US Billboard Hot100#36
From the Album “Spirit”
*原詞の引用は太字
Usually in the morning
I’m filled with sweet belonging
and everything is beautiful to see.
Even when it’s raining,
the sound of heaven singing
is simply joyful music to me.
But sometimes I feel like a sad song,
like I’m all alone without you.
たいてい朝には
僕はきみとの甘い関係に満たされていて
すべてのものが素敵に見えるんだ
たとえ雨が降っていても
空から響く歌声のように聞こえ
シンプルで喜びに溢れてるみたいさ
だけどときには悲しい歌のように聞こえる
きみがいなくて一人ぼっちの僕のように
So many different places, a million smiling faces,
life is so incredible to me.
Especially to be near you and how it is to touch you,
oh, paradise was made for you and me.
Sometimes I feel like a sad song,
like I’m all alone without you.
沢山違った場所に行き 百万もの笑顔に出会ってきた
人生は僕にとってとても素晴らしいものだよ
とりわけきみのそばにいて触れるときは感動ものさ
ああ 楽園ってのはきみと僕のためにある
だけど時々 悲しい歌のように思える
きみがいなくて僕一人のようだ…
I know that life goes on just perfectly
and everything is just the way that it should be.
Still there are times when my heart feels like breaking
and anywhere is where I’d rather be.
人生は完璧に進んでいくもの
すべてのものはなるようになっていく
それでも僕の心が張り裂けそうになるときがある
どこかへ行ってしまおうかという時が…
Oh, and in the nighttime,
I know that it’s the right time
to hold you close and say I love you so.
To have someone to share with
and someone I can care with
and that is why I wanted you to know.
Sometimes I feel like a sad song,
like I’m all alone without you, without you.
ああ そして夜になる
いよいよその時だって思うんだ
きみを近くに抱き寄せて 愛してると告げるとき
僕が人生を分け合うひと
そして僕が大切に思うひと
だからこそきみに知ってほしいんだ
ときどき思うんだ
僕は悲しい歌のようだって
きみがいないときの一人の僕は
まるで悲しい歌みたいなんだよ…
(Words and Idioms)
belonging=密接な間柄、相互信頼
日本語訳 by 音時

うーん、愛する人とこんなに幸せでいいんだろうか?
と思ってしまうほどの幸福をかみしめている…。
それでも、その人がいなくなってしまうことを考えて
センチメンタルになってしまってる…のかな…。
悲しい歌って…
もの淋しい想いがして、悲しいことを思い出したりしてしまうもの。
そんな事を考えてしまうのでしょうか。
◆“Spirit”からはA面トップのこの曲が好きだったな…。“Come and Let me Look In Your Eyes”
◆その他のSad Song その1…ビリー・オーシャン“There'll Be Sad Songs (To Make Me Cry)”
和訳記事はこちら。
悲しい歌がこれからもきみを泣かせるだろう
ラブソングはそういうもんさ
また別な人の心を揺さぶっていくんだ
I Love Youってささやいて…
◆その2…エルトン・ジョン“Sad Songs(Say So Much)”
和訳記事はこちら。
望みを失った時には悲しい歌を聴いてごらん
沢山のことを語りかけてくれるから…
コメント
コメント一覧 (6)
音時
が
しました
ジョンって姓もあるんですね。オリビアは“Newton=John”と二重姓と呼ばれる姓だそうです。https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12255457
音時
が
しました
かたや「心の詩」、かたや「魂」という邦題でしたね。
音時
が
しました
Wind Song であれっなんか変わってきたなあと思い始めて、
Spiritで決定的になりました。
元からこういうスタイルならともかく、
Thank God I'm a Country Boyを明るく歌っていましたから…。
残念ながらヒットしない方向に向かっていることは、当時高校生の自分も感じていました。
それでも、ジョンの真面目さは自然賛歌から一貫していることは、理解していました。
その意味でも。思い出深い曲です。切ないですが・・・。
音時
が
しました
疲れたときに、ふとアコースティックな音楽が聴きたくなります。ジョン・デンバーもその一人です。
このメロディー、聞き覚えがあります。1976年ころ、よくラジオから流れていたかも…。
当時、よく流れていたのが…。オリビア・ニュートン・ジョン、エルトン・ジョン、たまにジョン・レノン。 あれっ! 「ジョン」ばっかりだ。笑
音時
が
しました
音時
が
しました