(Richard Marx)

Released in 1994
US Billboard Hot100#7
From The Album"Paid Vacation"

*原詞の引用は太字


Whenever I'm wearyFrom the battles that raged in my head
You made sense of madness
When my sanity hangs by a thread

向かい合わなきゃならないことだらけで
頭のなかがいっぱいになり
疲れ果ててるときはいつだって
ギリギリのところで気を確かに持ってる僕を
ありのままに受け入れてくれるきみ

I lose my way, 
but still you seem to understand
Now & Forever,
I will be your man

僕が進むべき道を見失っても
きみはそれでも理解してくれるんだね
いま そして 永遠に
僕はきみに愛される人でいたい

Sometimes I just hold you
Too caught up in me to see
I'm holding a fortune
That Heaven has given to me

時々きみをただ抱きしめるけど
自分のことばかり考えてしまってる
僕の腕のなかのきみは
天が与えてくれた未来だというのに

I'll try to show you
Each and every way I can
Now & Forever,
I will be your man

きみに見せてあげたいのさ
あらゆる方法を使ってでもね
いま そして 永遠に
僕はきみを愛することを誓う

Now I can rest my worries
And always be sure
That I won't be alone, anymore
If I'd only known you were there
All the time,
All this time.

いま心配ごとは小休止
いつだって確信してるのさ
もう僕は一人ぼっちじゃないってことを
そこにいてくれたきみに感謝してるんだ
いつだって
いつの時にだって...

Until the day the ocean
Doesn't touch the sand
Now & Forever
I will be your man

海と砂浜がこの地球から
なくなってしまうその日がくるまで
いまから そして 永遠に
僕はきみの大切な人であり続けたい

Now & Forever,
I will be your man 

いまから そして 永遠に
僕はきみを愛することを誓う

(Words and Idioms)

weary=疲れた,疲労した
rage=あらし・戦争などが〉荒れ狂う,猛威をふるう.
make sense of=…の意味を理解する 
hang by a thread=風前のともしび, 危機一髪である
sanity=正気,気の確かなこと.
catch up in=〈人を〉巻き込む, 夢中にさせる

日本語訳 by 音時

R-4206921-1358542310-3096



◆この曲は奥さんのシンシア・ローズに捧げた曲として知られています。リチャードの大ヒット曲"Right Here Waiting"もシンシアに捧げた曲ではありますが、当時彼らはまだ結婚をしていませんでしたので、"Now & Forever"は結婚して家族になって書いた曲という点に違いがあります。

 また、ハリウッドでの生活に疲れたリチャードはこの曲の入ったアルバム"Paid Vacation"のレコーディング前後に生まれ故郷のシカゴに家族ともども戻りました。そんなこともあって、このアルバム、この曲には愛する妻へだけでなく、家族みんなへの彼の想いが込められているようです。この曲についてのリチャードのコメントからもわかります。
(彼のグレイテスト・ヒッツの国内盤ライナーノーツより)。

シンシアと結婚して、息子たちが生まれてからというもの、家族に関する歌をまったく書いてないことに気づいた。あまりにいろんなことがありすぎてね。今もそう。これからも変わらないだろうね。この曲の全編に父の思い出が生きている。


詳しくは調べてみないとわかりませんが、彼のお父さんは生涯をかけてお母さん=彼の妻を愛したのかな。"Now & Forever"は彼自身の想いだけではなく、彼の父親の姿を歌った曲でもあるかもしれません。


R-3722564-1602377819-5382



◆この曲の決め手のセリフ(フレーズ)は

"Now & Forever,I will be your man"ですが、

CDの和訳には「きみの男でいることを誓う」とありました。はい、そのとおりですね。

でも最初の verseの歌詞で

Whenever I'm weary
From the battles that raged in my head
You made sense of madness
When my sanity hangs by a thread

と彼が相当参ってしまってても、彼女はありのままに受け止めてくれる...このことへの彼のこの相手にたいしての想いは「敬意」「感謝」含め、相当なものだと感じました。

 そんなとき、人は相手に愛される人であり続けたい、それだけ自分に誇りを持てる生き方をしたいし、相手への感謝を込めて、その相手だけを愛していくことを誓おうとするのではないかな。

そうしたことから"I'll be your man"を相当意訳させてもらいました...。

◆こ、これは....(・.・;)汗

ムムッ、リチャードとシンシアはすでに離婚していたんだ…
https://www.tv-asahi.co.jp/smt/f/geinou_tokuho/hot/?id=hot_20140406_140

おおっ、そしてリチャードは別な女性と再婚していたんだ…。
Richard Marx and Daisy Fuentes Get Married Again


…いろんないい曲はありますが、あまりその背景を探らずに?「作品」として聴くのがいいかも…(^_^;)


◆"Now & Foever"が最高位7位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending March 19, 1994

名曲の多いチャートです。2位、3位、6位、7位、8位、真実の愛を歌った歌ばかりって感じだな。リチャードのNow&Foeverは3週間7位をキープしました。

-1 1 THE SIGN –•– Ace Of Base
-2 2 THE POWER OF LOVE –•– Celine Dion
-3 4 WITHOUT YOU –•– Mariah Carey 
-4 3 WHATTA MAN –•– Salt N’ Pepa Featuring En Vogue
-5 6 BUMP N’ GRIND –•– R. Kelly
 
-6 5 SO MUCH IN LOVE –•– All-4-One
-7 8 NOW AND FOREVER –•– Richard Marx
-8 7 BREATHE AGAIN –•– Toni Braxton 
-9 12 GIN AND JUICE –•– Snoop Doggy Dogg 
10 11 BECAUSE OF LOVE –•– Janet Jackson

◆Richard Marx - Now and Forever (Live) 



(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia  Now & Forever
・リチャード・マークス・グレイテスト・ヒッツ国内盤ライナーノーツ