行ってきました。アルバート・ハモンド Billboard Live In Tokyo。2日間公演のうち初日(1/29)の2nd Stageでした。来日はなんと43年振り!といいます。アルバートも71歳とのこと。
(Set List まとめ) 1/29(金)2nd Stage
-1.Everything I Want to Do / 僕のしたい事
-2.Down by the River / ダウン・バイ・ザ・リバー
-3.New York City Here I Come / 憧れのニューヨーク・シティー
-4.The Day the British Army Lost the War / 僕と英国軍将校
-5.When I'm Gone / ひとりぼっちの渚
-6.The Peacemaker / ピースメイカー
-7.For The Peace Of All Man Kind / 落葉のコンツェルト
-8.To All the Girls I've Loved Before / かつて愛した女性へ
-9.I Need to Be in Love / 青春の輝き
10.I Don't Wanna Lose You / アイ・ドント・ワナ・ルーズ・ユー
11. When You Tell Me That You Love Me / 恋のプレリュード
12. One Moment in Time / ワン・モーメント・イン・タイム
(Encore)
13. Nothing's Gonna Stop Us Now / 愛はとまらない
14. I'm a Train / 俺らは機関車野郎
15. When I Need You / はるかなる想い
16. The Air That I Breathe / 安らぎの世界へ
17. The Free Electric Band / フリー・エレクトリック・バンド
18. It Never Rains in Southern California / カリフォルニアの青い空
◆アルバートの来日のご挨拶(Youtube いつまでリンク切れずに見られるかな)
◆はい、Today's ARTISTの案内にパチリ。そしてカジュアルチケットに1杯ついてるドリンクは「コロナ・エキストラ」を選択。ライムのくし切りを瓶の飲み口につけてくれます。
見下ろすステージには数か所何やら白い紙が。これセットリストだろうな。1番前の席の人は丸見えでしょう。オペラグラス忘れちゃったので見られないけどいいや。
*それではアルバートのライヴ、レポートしていきましょう!
(YouTubeは日本公演のものではなく、各国でのライブ動画から貼り付けています)◆日本公演はオープニングがこの曲でした!アルバートは赤いシャツに白いTシャツ。黒ジーンズにスニーカーは赤と上下のコーディネート。アコギを持って弾きながら歌います。
-1.Everything I Want to Do / 僕のしたい事
こんなことを話していました。"僕がL.Aに初めて来たときタクシーでハリウッドに向かおうとしたら、なんだか煙っていた(Smoke)のでドライバーに聞いたんだ。すると彼は"Polution(汚染)さ"と笑って答えたんだよ…"! アルバートは笑いながらその話をして、"みんな一緒に歌ってね!"と2曲目を歌い出しました。
-2.Down by the River / ダウン・バイ・ザ・リバー
続いてこの曲もアルバム"Free Electric Band"から。アルバートがニューヨーク・シティに来たときのことを歌ってるのかな?
-3.New York City Here I Come / 憧れのニューヨーク・シティー
4曲め、"70年代のロックン・ロールを演るよ!"と言って始まったのがこの曲。アルバートはギターを掻き毟るように弾きながらシャウトし、くるくるステージを回ります!途中、歌いながら、アルバート笑った?と思ったら、やっぱりそういう歌詞でした。また、演奏が一瞬マーチングバンドっぽいアレンジになったのですが、歌詞を確認したら…やっぱり「軍隊」と、彼女のお父さん=「軍人」をユーモアいっぱいに歌った曲だったんですね。あとで、この曲の邦題を調べたら…「僕と英国軍将校」ってタイトルだった(笑)
-4.The Day the British Army Lost the War / 僕と英国軍将校
次の曲、アルバート復活!と銘打ったアルバム「風のララバイ」から。メロディが青春っぽいセツナ感があるよな~。思わずうるうる来てしまいました(泣いたりはしないけど)。
-5.When I'm Gone / ひとりぼっちの渚
なぜ"ひとりぼっちの渚"という邦題なのかは問うまい。日本では"風のララバイ(Your World My World)"がシングルカットされたけど、海外はこっちだったようです。 アルバートのMC。ギターに付けているハンカチの話。トム・ジョーンズにもらった?と言ってたようですがほんとかな。
-6.The Peacemaker / ピースメイカー
やっぱこの曲、かぐや姫の「うちのお父さん」に似てる。 次の曲、"For The Peace Of All Mankindをやるよ"と言いながら、わざと知らないふり(!)して観客に何という邦題か聞いてました。"オー、オチバノコンツェルト デスネ…!"
-7.For The Peace Of All Man Kind / 落葉のコンツェルト
場内しんみり。そして大きな拍手。"カリフォルニアの青い空"の次に日本では有名な曲ですからね。アルバートの歌声はとくにかすれることもなくしっかり歌えてます。オーバー70とは思えない。アルバートの曲は長さも3分少々というものが多く、バンドメンバーも曲の演奏に徹してくれます。次から次へと続くヒット曲。ああずっと続いてほしいなあ。
アルバートのMC。 1980年にジュニアが生まれた。しばらく"お父さん"をやってたよ。だから僕は自分のコンサート活動ではなく、プロデュースやソングライティングを中心に活動してたんだ。だから僕は目立たなくなったんで、死んだって思ってた人も多いよね(場内大ウケでした) 沢山の素晴らしいアーチストが僕の歌を歌ってくれたよ。そのなかでフリオに書いたのがこの歌だよ。
-8.To All the Girls I've Loved Before / かつて愛した女性へ
…この曲を歌い終わった後、アルバートが弁解するように?「僕は3人だけだよ(フリオと違って)」と言っていたのを聞き洩らしませんでした(^▽^;)。
ここからさらに他のアーチストに贈ったヒット曲が続きます。この曲は良かったなあ…。カレンの生歌がもう聴けない今となっては、なおさら、作者アルバートの声が心に沁みてきます…。エンディングがカーペンターズの曲にはない、ハミングで終わるのが特によかった…。
-9.I Need to Be in Love / 青春の輝き
次の曲は「ティナ・ターナーに贈った曲だよ」。僕はそんなに記憶がはっきりしてなかったのですが、サビコーラスに入ったら思い出しました。
10.I Don't Wanna Lose You / アイ・ドント・ワナ・ルーズ・ユー
ここでギターを置いて、赤シャツをステージ脇に投げ捨てたアルバート。会場を練り歩きます。ダイアナ・ロスに贈ったこの曲「Wifeのために書いた曲さ」と紹介していました。会場一人ひとりに握手していきます。
11.When You Tell Me That You Love Me / 恋のプレリュード
そのまま、ステージに上がりますが歌い続けます。"ホイットニーにあげた曲さ"。はい、1988年のソウル・オリンピックの際にヒットしましたね。
12.One Moment in Time / ワン・モーメント・イン・タイム
アルバート歌い上げます。改めて彼がソングライティングに才能があり、いい曲を沢山作ったんだなあと実感します。そしてアルバートは挨拶のちステージを降りる…バンドメンバーはそのまま演奏をつづけます(^▽^;)
インターバルがほとんどなく、再登場のアルバート。またもや赤いジャケットをはおってますね。そして歌い出したのはこの曲、イントロから気分が高揚します…!
(Encore) 13.Nothing's Gonna Stop Us Now / 愛はとまらない
なかなかヨカッタのですが、やっぱりこの曲はデュエット曲。ミッキー・トーマス(男)の歌うパートはいいのですが、グレース・スリック(女)が歌うパートも続けて一人で歌うのはちょっと違和感あったかな(^▽^;)。 他のアーチストに贈ったヒット曲コーナー?はいったん終了。後になってみれば、シカゴの"I Don't Wanna Live Without Your Love"も聴きたかったがやらなかったので残念。他の日のステージではやったのかな?
14. I'm a Train / 俺らは機関車野郎
この曲もライヴ向きです。盛り上がりましたね!"機関車野郎"! そして次の曲は再びしっとり…。このビルボード・ライブのステージで、先日レオのこの曲を生で聴けたことを思い出しました。今回は作者によるセルフカバーで。いい曲ですよね (*_*)
15.When I Need You / はるかなる想い
(日本公演ではギターを弾きながら歌いました)
そして、ホリーズが歌った「安らぎの世界へ」。コーラスではステージからのアルバートの指示で両手を挙げてのウェーヴ。アーチストと会場全体の一体感。
16. The Air That I Breathe / 安らぎの世界へ
(レオ・セイヤーとの共演 2004年のステージ)
ラスト2曲は怒涛の連続。アルバートの音楽活動のスタートともいえる時代を歌った歌なんだろうな。彼は何よりも自由なエレクトリック・バンドを選んだんだ。
17. The Free Electric Band / フリー・エレクトリック・バンド
ラストはこの曲。会場みんなが言わなくてもわかってます。海の向こうで歌われてた洋楽、これだけ有名な曲をそのアーチスト本人と生で一緒に唄えるって…本当に幸せだな。
18.It Never Rains in Southern California / カリフォルニアの青い空
◆楽しかったなあ。アルバート自身の、そしてアルバートがソングライターとして曲を書いたアーチストのヒット曲も沢山やってくれました。何よりも、71歳になるアルバートが元気でステージを楽しんでいたこと!
◆今回のアルバートの公演、ベーシストはパイロットのDavid Patonが来てくれていましたね。バンドメンバーの紹介がなかったので、あまり気がつかなかった(僕の席から見えづらいということもあった)のですが、本日、彼のFacebookなどにも東京での出来事などアップされてましたので、やっぱりそうだったんだな!ちょっとだけ"Magic"や"January"(ギリギリ1月だし!?)を期待していたのですが、何もありませんでした。そりゃあそうだよね。
ビルボードライブの日本公演レポートはこちら。
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/35008/2
伝説的シンガー・ソングライター、アルバート・ハモンド 43年ぶりの来日公演初日の模様をレポート
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