(Gamble and Huff)
Released in 1977
US Billboard Hot100#28
From The Album“The Jacksons”
*原詞の引用は太字
Ah let me show ya
Let me show you the way to go
(No) I don't know ev'rything
But there's something I do know (I know, I know)
I've read and heard enough an' now
We're ready to show
that we can come together
and think like one
(Come together now)
Live together underneath the sun
Please, please let me show ya
Let me show ya, let me show you the way to go
(Follow me, follow me)
ああ 教えてあげる
僕らがこの先進む道をね
僕はすべてのことを
知ってるわけじゃないけど
それでも知ってることがある
今までに読んできて聞いてきたこと
僕ら 一緒にやれる
準備ができてるんだ
一つになることを考えよう
(さあ 今がそのとき)
太陽のもとで一緒に生きるんだ
お願いだよ 教えてあげる
見せてあげるよ ねえ これから進む道を
(ついてきて ついてきてよ )
Just put your trust in me
I'll try not to letcha down
(Letcha down, letcha down)
(A) Good job is hard to do
But only we can't let us down
Cause we can help each other to overcome
We can do it, we can do it
Now trust ev'rybody and get the job done
Please, please, please just let me show ya
Let me show ya, let me show you the way to go
(Please follow me)
僕を信じてくれればいいんだ
きみをがっかりさせたりしない
(そうさ そんなことしない)
もちろんそんなに楽じゃない
でも僕ら二人ならできるさ
だって二人で助け合うなら乗り越えられる
僕らならきっとできる
みんなを信じて やるべきことをやるんだ
さあ 聞いてよ きみに教えるから
教えるよ 僕らがこれから進む道をね
(だからついてきて)
Cause we can help each other to overcome
We can do it, we can do it now
Live together underneath the sun
Please, please, please just let me show ya
だって二人で助け合うなら乗り越えられる
僕らならきっとできる できるんだ
みんなを信じて やるべきことをやるんだ
さあ 聞いてよ きみに教えるから
Let me show ya, let me show you the way to go
(Please follow me)
教えるよ 僕らがこれから進む道をね
(だからついてきて)
Uh, let me show you
I'll never letcha down
Never letcha down
I'll never let you down
Put your hand in mine
We can do it, we can do it
We can work it out, a-work it out
Work it, work it, work it out
Uh, uh, uh uh, uh, ummmmm
If you don't stop uh
Let me show ya,
let me show ya,
let me show ya yeah
Let me, let me,
let me, let me,
let me, let me show you
(Words and Idioms)
get the job done=成し遂げる、やるべきことをやる
日本語訳 by 音時
この曲「愛ある世界へ」は全米では最高位28位でしたが、全英ではジャクソンズが初めて1位になった曲です。
◆1977年の全英でNo1になった曲は以下の通り。括弧内の数字は何週1位だったかの数字です。
"When a Child is Born" Johnny Mathis 1976(2)+(1)
"Don't Give Up on Us"David Soul(4)
"Don't Cry for Me Argentina"Julie Covington(1)
"When I Need You"Leo Sayer(3)
"Chanson D'Amour"The Manhattan Transfer(3)
"Knowing Me, Knowing You"ABBA(5)
"Free"Deniece Williams(2)
"I Don't Want to Talk About It" / "The First Cut Is the Deepest"Rod Stewart(4)
"Lucille"Kenny Rogers(1)
"Show You the Way to Go"The Jacksons(1)
"So You Win Again"Hot Chocolate(3)
"I Feel Love"Donna Summer(4)
"Angelo"Brotherhood of Man(1)
"Float On"Floaters(1)
"Way Down"Elvis Presley(5)
"Silver Lady"David Soul(3)
"Yes Sir I Can Boogie"Baccara(1)
"The Name of the Game"ABBA(4)
"Mull of Kintyre" / "Girls' School"Wings(5)+1978(4)
こうやって見ると、全米との違いもあって面白いですね。
全米1位になった曲はこの中で、David Soul"やすらぎの季節"、Leoの"はるかなる想い"の2曲だけ。
全米では1位になれなかったアバの"ノウイング・ミー・ノウイング・ユー"、"きらめきの序曲"、ロッドの"もう話したくない"、ケニーの"ルシール"。おおっ、ドナの"アイ・フィール・ラヴ"、なんじゃこりゃ自己紹介ソングのフローターズ"フロート・オン"!。エルヴィスの"ウェイ・ダウン"。
日本でもヒットした、西ドイツのピンクレディーこと、バカラの"誘惑のブギー"、デヴィッド・ソウル"夜明けのシルバー・レディ"、そして超特大ヒットとなったウイングスの"マーロキンタ~♪"(夢の旅人)。
◆そんななかで、ジャクソンズにとっても全英ではありますがNo1ヒットを出したことは彼らにとっても自信になったでしょう。“ケニー・ギャンブル&リオン・ハフ”、通称”ギャンブル&ハフ”、フィリーソウルを確立したペアの作品ですね。(全米No1曲だと、"Me & Mrs.Jones"、"If You Don't Know Me By Now"、"Don't Leave Me This Way"などがありますね。1位になってないけど、スリー・ディグリーズの"天使のささやき"も)
僕の持っている「新しいマイケル・ジャクソンの教科書」(西寺郷太さん;新潮文庫)では、次のように書かれていました。
ギャンブル&ハフのプロデュースはモータウンとは大きく違いました。モータウンのように隠された状況で曲が完成していき、兄弟たちになんの権限も与えられないのではなく、彼らは曲の製作過程からマイケル達にもガラス張りでプレゼンテーションしてくれたのです。ギャンブル&ハフはちゃんとジャクソンズを一人前のミュージシャンとして見てくれました。(中略)今までそんな扱いを受けたことのない彼らはギャンブル&ハフの対応に本当に驚いたと言います。のちにマイケルは「実際に彼らは創作していくところを見る機会に恵まれたことは、僕の作曲技術の向上に大きく役立ちました」と語っています。
アルバム"The Jacksons"の彼らは本当に伸び伸びとしてるように感じます。そしてジャクソンズとしての活動をするなかで、マイケルは自分でも曲を作ってソロアルバムを出したい、と思うようになっていくんですね。
"Show You The Way To Go(愛ある世界へ)"は少年から大人になった、マイケルのシンガーとしての魅力がとても伝わってくる曲です。冒頭のビデオのパフォーマンスも圧巻。このあとマイケルがビッグなスターになっていくことを思えば、その片鱗が見て取れますね。当時彼は18歳でした。
◆“Show You The Way To Go”が最高位28位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 21st May, 1977
ん、このチャートすごいな。
トップ10のなか、最終的に1位を記録する曲が、1,2,5,6,7,8,9と7曲もあります。
1977年は1位が1週で交代する"戦国時代"でしたね。
-1 2 SIR DUKE - Stevie Wonder
-2 1 WHEN I NEED YOU -Leo Sayer
-3 5 COULDN’T GET IT RIGHT - The Climax Blues Band
-4 8 I’M YOUR BOOGIE MAN- K.C. and the Sunshine Band
-5 9 GOT TO GIVE IT UP (Part 1) - Marvin Gaye
-6 14 DREAMS- Fleetwood Mac
-7 21 GONNA FLY NOW (Theme From'Rocky') - Bill Conti
-8 3 HOTEL CALIFORNIA - Eagles
-9 4 SOUTHERN NIGHTS - Glen Campbell
10 12 LUCILLE - Kenny Rogers
28 29 SHOW YOU THE WAY TO GO -The Jacksons
◆アルバムからの1stシングルは「僕はゴキゲン(Enjoy Yourself)」。全米6位のヒットになりました。
◆全英ではNo1.バカラの「誘惑のブギー」。
◆こちらも全英ではNo1. "マ~ロキンタ~♪"。原題“Mull Of Kintyre”キンタイア岬またはマル・オブ・キンタイアは、スコットランド南西部、キンタイア半島の先端にある岬のことです。
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