新年1月のアルバム全曲和訳は、ボン・ジョヴィの出世作「Slippery when wet」(邦題「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」)にしましょう!
このアルバム、発売されると同時に全米アルバムチャートを急上昇し、7週目にしてビルボードのアルバムチャートの第1位になりました。

僕の持っているムック本「オール・アバウト・ボン・ジョヴィ」(シンコー・ミュージック・エンターテインメント)より。
また、下記、アルバムのアートワークは米国では「セクシーすぎる」とレコードチェーンが取り扱いを拒否。そんななか黒いゴミ袋に水が吹き付けられるなか「Sleppery When Wet」(濡れたらすべるぞ)と指で書いたものに差し替えになりました。そんな話題性もありましたね!
この曲“Let It Rock”は、アルバムオープニングのキーボード・ソロ(Pink Flamingosと曲名が付いています)から始まる、重いロックソング。
“ロックしようぜ!”という意味はわかりましたので、比較的軽く和訳できると思っていたら…なんの、辞書もすごく使って、なかなか作業もヘヴィでありました(^_^;)…。

( Jon Bon Jovi and Richie Sambora)
Released in 1986
From the Album “Sleppery When Wet”
*原詞の引用は太字
Woah-oh-oh
Woah-oh-oh
Woah-oh-oh
Woah-oh-oh
The weekend comes to this town
Seven days too soon
For the ones who have to make up
What we break up of their rules
週末がこの街にやって来た
7日間はあっという間に過ぎてくよ
何か こしらえなきゃならないヤツら
俺たちがそいつらのルールを破ってやるよ
Well, I saw Captain Kidd on Sunset
Tell his boys they're in command
While Chino danced a tango
With a broomstick in his hand
He said, "It's alright (Alright)
If you have a good time
It's alright (Alright)
If you wanna cross that line
Break on through to the other side"
サンセットでキャプテン・キッドを見かけたよ
子分たちに話しかけてたんだ
中国人がタンゴを踊ってる間に
魔法のほうきを手に持ってね
こう言ってたんだ
“平気だよ 任せておけ
楽しいときを過ごしていれば
それでいいさ
境界線を越えたいと思ってるなら
突破してあっちの世界に行くつもりなら”
(Let it rock) Let it rock (Let it go) let it go
You can't stop a fire burnin' out of control, let it rock
(Let it rock) Let it go (Let it go)
With the night we're on the loose
You gotta let it rock
ロックしよう 身を任せるんだ
抑えの効かない 燃える炎は消せやしないぜ
ロックしよう 盛り上がろうぜ
今夜俺たちは自由の身さ
だからロックしなくちゃ
Woah-oh-oh
Woah-oh-oh
We go down to the Broadway
Where everybody goes
To get up on their rockin' horse
Blast that radio
俺たちブロードウェイに行くんだ
そう 誰もが行くところだよ
ロックの木馬に乗って騒ごう
ラジオをでっかい音で鳴らすのさ
Yeah, I saw Roxie on the table
Her girlfriend down below
They'll give it up to the king of swing
Before it's time to go
"It's alright (Alright)
If you have a good time
It's alright (Alright)
If you wanna cross that line
Break on through to the other side"
ああ ロキシーがテーブルの上にいるのを見たよ
彼女の女友達はその下になってた
ヤツら 出ていく時間になるまえに
「スウィングの王様」にケンカを売るつもりさ
“大丈夫だよ(それでいい)
楽しい時間過ごしてるなら
大丈夫でさ(それでいいんだ)
おまえたちもその一線を越えたいなら
突破して 向こう側へ行くといい“
(Let it rock) Let it rock (Let it go) let it go
You can't stop a fire burnin' out of control, yeah, let it rock
(Let it rock) Let it go (Let it go)
You can't stop a fire burnin' out of control, let it rock
(Let it rock) Let it go (Let it go)
With the night we're on the loose
We're gonna let it rock, yeah
ロックしよう 身を任せるんだ
抑えの効かない 燃える炎は消せやしないぜ
ロックしよう 身を任せるんだ
制御不能の燃える炎 消すのは無理だ
ロックしよう 盛り上がろうぜ
今夜俺たちは自由の身さ
だからロックしなくちゃ
Let it rock
(Let it rock) Let it rock (Let it go) let it go
You can't stop a fire burnin' out of control, let it rock
(Let it rock) Let it go (Let it go)
With the night, well, we're on the loose,
said everybody, sing
Woah-oh-oh (Yeah)
Woah-oh-oh
Woah-oh-oh (Hey)
Woah-oh-oh
Woah-oh-oh (Alright)
Woah-oh-oh (Ooh, yeah)
Woah-oh-oh (Ooh, yeah)
Woah-oh-oh
(Words and Idioms)
Captain Kidd=スコットランドの船長で、インド洋で英国船を護衛するために雇われ、後に海賊行為を告発され絞首刑になった(1645年−1701年)。
Chino=中国の、中国人、中国製
broomstick 【名】ほうきの柄
break on through ... そばを通る; 通り過ぎる. ... 急いで出ていく
on the loose=まだつかまらないで、逃亡中で、羽目をはずして
rocking horse=木馬、ロッキング・ホース
blast · 爆破する 大音量で鳴らす,大きな音を出す
Roxie =ロキシー・ハート:ミュージカル「シカゴ」の主人公。ヴォードヴィルのスターを夢見ながら、ナイトクラブで働く人妻。彼女を捨てた愛人フレッド・ケイスリーを殺害し、監獄へ。
give it to a person=人をしかりつける、人を殴る、やっつける
king of swing=ベニー・グッドマン(Benny Goodman=米国のクラリネット奏者で、1934年にビッグバンド(黒くて白人のミュージシャンを含んでいる)を形成して、スイングとして知られている一種のジャズを紹介した(1909年−1986年)
日本語訳 by 音時

◆“Let it Rock、Let it Go”の歌詞。後半の“Let it Go”はあの“ありの〜ままの〜♪”ですね。
ですので、身体が動いて音楽のノッていく=ロックするのに身を委ねよう、ってイメージでしょうかね。
基本はそういう曲、なわけですが、歌詞に登場人物が出てきます。
【Captain Kidd on Sunset】
“サンセット”は、米国ロサンゼルスのハリウッドとビバリーヒルズを結ぶサンセット大通り、「サンセット・ストリップ」のことかと。
そして“キャプテン・キッド”は海賊船の船長 ウィリアム・キッド(William Kidd)のことかと思います。でも時代も場所も違っているので、本人であるはずはありません(^_^;)。海賊キッドは財宝を色んな場所に隠してるって話もあるので、そんな話も含め、サンセットあたりにいる、子分どもを連れてなんだか金儲けをしようとしてる親分肌の野郎を指して「サンセットのキャプテン・キッド」と呼んだのかなと思いました。
【 I saw Roxie on the table、Her girlfriend down below】
ブロードウェイ・ミュージカル「シカゴ」の主人公の名前は“ロキシー”(ロキシー・ハート)。まず名前はそこから来てるのかなと思いました。ジャズの音楽と“スゥイングの王様”が出てくるのも関係あるのでしょう。(ケンカを売る、のははて…?)
また、「シカゴ」でのロキシーの女友達といえば“ヴェルマ“(ヴェルマ・ケリー)ですから、下にいるのはヴェルマのことかと。
ただ、このテーブルの上にロキシーがいて、友達のヴェルマが下にいる?というのはよく意味がわかりませんでした…(^_^;)。
(“シカゴ”…ロキシーとヴェルマの物語のあらすじはこちら)
いずれにしても、ミュージカル“シカゴ“を知っている人がこの曲を聴くと、何かしら意味合いが伝わり、より歌詞が面白いのかなと思いました。
僕の“Let It Rock”の和訳は今回はここまで。もう少し勉強して何か判明したら、和訳の修正・説明の加筆をしたいと思います…!
◆1990年のブラジルでのライヴから。デヴィッド・ブライアンのキーボード・ソロをたっぷり聴かせたあと、“Let it Rock”が始まります…!
ブロードウェイ・ミュージカル「シカゴ」の主人公の名前は“ロキシー”(ロキシー・ハート)。まず名前はそこから来てるのかなと思いました。ジャズの音楽と“スゥイングの王様”が出てくるのも関係あるのでしょう。(ケンカを売る、のははて…?)
また、「シカゴ」でのロキシーの女友達といえば“ヴェルマ“(ヴェルマ・ケリー)ですから、下にいるのはヴェルマのことかと。
ただ、このテーブルの上にロキシーがいて、友達のヴェルマが下にいる?というのはよく意味がわかりませんでした…(^_^;)。
(“シカゴ”…ロキシーとヴェルマの物語のあらすじはこちら)
いずれにしても、ミュージカル“シカゴ“を知っている人がこの曲を聴くと、何かしら意味合いが伝わり、より歌詞が面白いのかなと思いました。
僕の“Let It Rock”の和訳は今回はここまで。もう少し勉強して何か判明したら、和訳の修正・説明の加筆をしたいと思います…!
◆1990年のブラジルでのライヴから。デヴィッド・ブライアンのキーボード・ソロをたっぷり聴かせたあと、“Let it Rock”が始まります…!
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