1974年リリースのアルバム「Holiday」。Americaの4枚目のアルバムで、これまで彼らは自分たちでプロデュースをしていたのですが、この作品からはジョージ・マーティンが担当します。
国内盤のアルバムの帯には
「ビートルズの育ての親、ジョージ・マーティンのプロデュースでおくるアメリカ改心の第四作!」
とあります。
1971 America
1972 Homecoming
1973 Hat Trick
1974 Holiday
1975 Hearts
1976 Hidaway
1977 Harbor
1979 Silent Letter(Capitolへ移籍)
1980 Alibi(プロデューサーがMatthew McCauley, Fred Molliに変更)
レーベルがワーナーブラザースの間はアルバムのタイトルのあたまには「H」から始まるワードを付けるのにこだわっていた彼らでしたが、1977年の「Harbor」を最後にキャピトルに移籍。1979年の「Silent Letter」は「H」はつかず、ジョージ・マーティンのプロデュースもこの作品までとなりました。
◆アルバム「Holiday」は米ビルボード・アルバム・チャートで3位を記録、2枚のトップ5位入りのヒットを生んでいます。(「Tin Man」はビルボードシングルチャートで4位、「Lonely People」はビルボードシングルチャートで5位になりました)
◆この曲“Another Try”はアルバム全編を聴く中で印象に残ったジェリー・ベックリーの書いた作品。
主人公の年齢は何歳だろう? お酒を呑んでばかりでお金をちっとも家に入れてくれない父さん。母さんはそんな父さんを見て泣き出しそう…そんななか、僕のできることってなんだろう…。
主人公の年齢は何歳だろう? お酒を呑んでばかりでお金をちっとも家に入れてくれない父さん。母さんはそんな父さんを見て泣き出しそう…そんななか、僕のできることってなんだろう…。
(Beckley)
Released in 1974
From the Album “Holiday”
*原詞の引用は太字
Hey, daddy just lost his pay
What did he do it for
It never made it through our door
He drank the whole week away
And what can a family say
There must be a better way
Now mama don't start to cry
Let's give him another try
ねえ 父さんは
給料を失くしちゃったんだ
何に使っちゃったんだろう
僕の家に1円も入らなかった
父さんは 一週間ずっと飲み歩き
家族の僕らには何も言えなかったんだ
何かもっといい方法があるはずだよ
ねえ ママ 泣かないで
父さんにまた頑張ってもらおうよ
Pick up the telephone
Tell him you want him home
To sit and watch the evenings pass
And readin' the leaves of grass
I'm caught in a closing door
It's pinning me to the floor
Now mama don't start to cry
Let's give him another try
電話をかけよう
父さんに帰ってくるように言ったらどう?
家族みんなで座って
夜が過ぎるのを見つめて
草の葉の名前当てごっこをしようって
僕はドアを閉じて部屋にこもって
床に転がったままでいるのさ
ママ ねえ 泣かないで
父さんに挽回のチャンスをあげようよ
I'm caught in a closing door
It's pinning me to the floor
Now mama don't start to cry
Let's give him another try
When we're old and gray
And the things we say
are the things we really mean
So why cause a scene
When things ain't what they seem
'Cause the end result's the same
Now what can a family say
There must be a better way
Now mama don't start to cry
Let's give him another try
僕たちが年を取り髪が灰色になったとき
僕たちが話すことは
本当のことだってわかるんだ
だから物事がその通りいかなくても
大騒ぎしなくていいんだよ
だって最後の結果は同じことさ
だから 家族は何も言えないよね
何か良い方があるはずだよ
だからママ 泣いたりしないで
父さんを信じてみようよ…
(Words and Idioms)
leaves of grass=草の葉
cause a scene=感情的になって大騒ぎする
日本語訳 by 音時
ジェリーの幼少体験ではなく、創作でしょうね。
まだ小さい男の子が、飲んだくれの父親に対して実際に何かできることもなく、部屋に閉じこもって床に寝っ転がってるのですが、あれこれ 母さんを励まそうと頑張る姿がいじらしい…。
そんな物語なのかなと思います。
◆歓声がスゴい。ジェリーの人気かな。手拍子するような歌詞かな?と思うのですが…。
コメント
コメント一覧 (2)
動画で手拍子していた人たち、みんな父親に期待してる⁉︎
音時
がしました
この曲の歌詞、まさかの内容で驚きました。
このお父さん、飲み歩いて給料を全部使っちゃったのですか!? しかも、雲隠れ…!? こんな父親に、息子は「挽回のチャンスをあげよう」と言うのですね。優しくて、いい子じゃないですか。
ジェリーは、どうやってこんな歌詞を思いついたのやら…。
下の方にあったライブ動画、凄い盛上がりです。確かに歌詞を考えると、手拍子はいらないかも…。
お客さんたち、音時さんの和訳を読んでみるといいのに…。笑 冗談ですよ。
音時
がしました