矢口清治さんDJの「全米トップ40 The 80's Deluxe Edition」の放送で1984年10月¥6日のチャートが取りあげられていました。
 40位初登場で紹介されたこの曲、ちょっと聞き覚えがなかったのですが、とっても素敵な男女のデュエットナンバーだったので、歌詞を調べて和訳記事にしました。
 (この週のチャートはこちらをご参照


◆男性のジェフリー・オズボーンはこのブログでも何回か取り上げてますが、女性のジョイス・ケネディは知りませんでした。

 ジョイスはミシシッピー州で生まれ、子どもの頃から音楽コンテスト荒らし!地元のDJは彼女のことを「100歳のソウルを持った16歳」と称したようですね。
 ジョイスは17歳で「ワイ・ナッツ」というグループを結成しツアーをしたそうで、その時に日本にも一度来ているという話です。その後「マザーズ・ファイネスト」を結成、3つのレコード会社から6枚のアルバムを作成しましたが1982年に解散、ジョイスはLAに移り、ソロ・シンガーとなります。この曲はその1stソロアルバム「Lookin' For Trouble」(邦題「愛のラストシーン」からのシングルでした。
(この曲の国内盤シングルの解説から)


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◆おお、いい歌だなあと思っていたら、ソングライティングにバリー・マンとシンシア・ウェイルの名前があります。
 このコンビの作品は60年代では“You've Lost That Lovin'Feeling”、70年代は“Rock And Roll Lullaby”、80年代では“Just Once”や“Never Gonna Let You Go”など沢山あります。
 そしてこの“The First Time I Made Love”のあとは、“Somewhere Out There”(1987年)、“Don't Know Much”(1989年)などのバラ−ドデュエットの大ヒットを出しますね。その流れのなかに、最高位40位で終わってしまいましたが、この曲も位置づけるとなかなか面白いです。


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Music By, Lyrics By – Barry Mann, Cynthia Weil, Jeff Barry

Released in 1984
US Billboard Hot100#40
From the Album “Lookin' For Trouble”(Joyce Kennedy)

*原詞の引用は太字

The first time i made love
It wasn't love at all
Didn't know what to feel, it didn't seem real
That’s all i can recall

私が 初めて人を愛したとき
それはまったく愛じゃなかった
何を感じればいいかわからない 現実味もない
思い出せるのはそれだけだった

I thought that’s all there was
Now i know so much more
Now i know i never really made love before
I’ll tell you when i knew
The last time i made love, i made it with you

それがすべてと思っていたの
今はもっとたくさん知っている
これまで本当に人を愛したことはなかったの
わかったらあなたに教えるわ
最後に愛を交わしたのは あなただったから

The first time we made love
It was all that it could be
Your soul in mine, suspended in time
Blended perfectly

僕たちが 初めて人を愛したとき
できることはそれだけだった
きみの魂と僕の魂は時のなか ずっとそのままで
しっかりと混ざり続けたのさ

The magic that we made
Is something that lives on
Refusing to die, though i try to believe it’s gone
Once truth is always true
The last time i made love, i made it with you

僕たちが作った魔法は
ずっと生き続けるよ
終わるはずなんてない だけど もう無くなったと
そう信じようとするけれど
一度だけの真実が いつも真実なんだ
僕が最後に愛を交わしたのは きみだったから

Now lovers come and go
People give themselves so easily
But through it all how sweet it is
No matter what i do, when there’s someone new
That last time i made love
I made it with you

恋人たちは来ては去っていく
人々は あまりにも簡単に恋に落ちていくわ
だけど 人を愛した経験のなかで
その愛がどんなに素敵なのかは
私が何をしようと そこに新しい愛する人がいるとき
私が最後に愛したのはあなた
それは あなただったのよ…

(Words and Idioms)

日本語訳 by 音時

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◆上記の海外盤のシングルはジャケットに2人が対等に載っていますが、国内盤シングルも基本的にはジョイスの売り込みをはかったものだったんでしょうね。
 この曲は、やっぱりジョイスのソウルフルな歌唱が魅力ではありました。(もちろんお相手としてジェフリーの上手な歌唱も光ります)

◆私が愛したのはあなた、僕が愛したのはきみ…新しい相手が見つかったとしても、最後に愛したのはあなた(きみ)と誓い合って別れていく…そんな愛のラストシーンを歌ったものなのでしょう。矢口さんもラジオで言っていましたが、とてもいい邦題だなと思いました。

◆1984年当時のTop Of The Popsにて。ジョイスのお相手はジェフリーではなく、ソウルシンガーのOmar Dupree(オマー・デュプリー)。