アルバム「インヴィジブル・タッチ」からの3rdシングル(英国)、米国では5枚目のシングルで、全米シングルチャートHot100では最高位3位のヒットになりました。
(1986)
"Invisible Touch" #1
"Throwing It All Away" #4
"In Too Deep" #3
"Land of Confusion" #4
(1987)
"Tonight, Tonight, Tonight"#3
◆上のPVは特に凝った物語はなく、演奏の風景が淡々としたもの…だからこそ、主人公(フィル)の心境が歌唱が刺さります…。
この曲のWikipediaにあった、トニー・バンクスのコメントが面白かったです。
“ある意味で最も困難だったのは、特に演じるべきものがない曲だった。例えば『In Too Deep』のような曲はかなり難しかったよ。"単なるパフォーマンス映像だったから。"
そうですよね、よくわかります!笑

Songwriter(s)
Phil Collins、Tony Banks、Mike Rutherford
Released in 1986
US Billboard Hot100#3
From the Album “Invisible Touch”
*原詞の引用は太字
All that time I was searching with nowhere to run to
It started me thinking
Wondering what I could make of my life
And who'd be waiting
Asking all kinds of questions to myself
But never finding the answers
いつだって逃げ場を探してきたけれど
こんなことを考え始めたんだ
自分はどんな人生を送ることができるのか
待っていてくれるのは誰なのかって
自分自身にすべての質問を問いかけても
答えは決して見つからなかったけれど
Crying at the top of my voice
And no one listening
All this time,
I still remember everything you said, oho
There's so much you promised,
how could I ever forget
声を思い切り張り上げて叫んでみても
誰も聞いてはくれない
いつだって
きみの言葉が忘れられない
きみが約束してくれたこと
僕は忘れられないんだ
Listen
you know I love you, but I just can't take this
You know I love you, but I'm playing for keeps
Although I need you, I'm not gonna make this
You know I want to,but I'm in too deep
So listen, listen to me
Ooh, you must believe me
I can feel your eyes go through meBut I don't know why
聞いて
あなたを愛してるけど
こんな仕打ちには耐えられない
あなたを愛してる 私は本気なの
でもあなたを望んでも うまくいかないみたい
あなたを求めるあまり 深みにはまってしまったのね
だから聞いて 私の話を
ああ 私を信じてくれなきゃだめよ
だけどあなたの瞳は私を通り越して
向こうを見てるのね どうしてなの?
Ooh, I know you're going but I can't believe
It's the way that you're leaving
It's like we never knew each other at all
It may be my fault
I gave you too many reasons, being alone
When I didn't want toI thought you'd always be there
I almost believed you
ああ 出ていくのかい 僕には信じられないよ
こんな風に去っていくなんて
それじゃ見ず知らずの他人みたいじゃないか
僕がいけないのかもしれない
沢山の理由をつけて きみをひとりにさせた
きみが出ていくなんて望んでなかったんだ
きみがいつもいると思ってたんだ
ずっと信じていたから
All this time,
I still remember everything you said, oho oh
Ooh there's so much you promised,
how could I ever forget
いつだって
きみの言葉を忘れることはない
ああ きみと交わした約束がいっぱい
忘れられるはずがない
Listen, you know I love you, but I just can't take this
You know I love you, but I'm playing for keeps
Although I need you, I'm not gonna make this
You know I want to, but I'm in too deep
So listen, listen to me
I can feel your eyes go through me
ねえ聞いて あなたを愛してるけど
こんな仕打ちには耐えられない
あなたを愛してるよ 私は本気なの
だけどあなたを望んでも うまくいかないみたい
あなたがほしいあまりに
深みにはまってしまったのかな…
だから聞いて 私の話を
だけどあなたの瞳は
私を通り越して見ているの…
It seems I've spent too long
Only thinking about myself, oho
Now I want to spend my life
Just caring 'bout somebody else
僕はずっと長い間
自分のことしか考えてなかったようだ
いまは違う 僕の人生をかけて
誰かを愛することに捧げていきたいんだ
Listen, you know I love you, but I just can't take this
You know I love you, but I'm playing for keeps
Although I need you, I'm not gonna make this
You know I want to, but I'm in too deep
You know I love you, but I just can't take this
You know I love you, but I'm playing for keeps
Although I need you, I'm not gonna make this
You know I want to, but I'm in too deep
(you know I love you, but I just)
You know I love you, but I just can't take this
(but I just can't take this)
You know I love you, but I'm playing for keeps
(you know I love you)
Although I need you, I'm not gonna make this
(you know I love you)
You know I want to, but I'm in too deep
(you know I love you, love you)
You know I love you, but I just can't take this
(I can't take this)
You know I love you, but I'm playing for keeps
(Words and Idioms)
play for keeps=本気でやる、真剣勝負する
日本語訳 by 音時

◆タイトルにある「In Too Deep」…愛する相手の「深入りする」「深みにはまる」ことから「別れを決意する」…。
この曲が、主人公ひとりのモノローグだとしたら…こいつ、相当な自分勝手でワガママなヤツ。
好きなんだけど、あまりに深入りしすぎたから、別れる。そして、ほかの人を好きになる…?ってよく
わかりません。
一方、この曲が2人の「心のすれ違い」を歌っているとしたら、自分勝手な相手を好きになろうと散々努力したけど、深入りしすぎて自分がダメになるから思いとどまって、別れを決意した…。
うーん、ちょっと和訳は悩んだのですが、男性ひとりの心のモノローグとするよりも、相手との「心のすれ違い」の物語にしたほうがよく分かるかなと思ってそうさせていただきました…。
◆フィルは1980年に離婚を経験していて、そのことをもとに、個人的な失恋ソングを何曲も書いていますよね。でも、この曲を書く頃には再婚していたといいます。ですので、この曲はフィルの経験談ではないと…(^_^;)ほんとかな。
あっこれは知らなかったな。フィルは、1986年の映画「モナリザ」のためにこの曲を書いているとのこと。この映画のストーリーに沿って書いたのかな?

「モナリザ」(Mona Lisa)は、1986年のイギリスの犯罪映画。監督はニール・ジョーダン、出演はボブ・ホスキンス、キャシー・タイソン(英語版)、マイケル・ケインなど。中年のアウトローが恋した高級娼婦を守るために身を挺して戦う姿を描いている、とのこと。(ウィキペディアより)
コメント
コメント一覧 (4)
音時
が
しました
「パーフェクトワールド」ではお世話になりました!!(^^♪
リクエストです
Genesisの1992年ヒット曲、「Jesus He Knows Me」です
アメリカで、23位までしか到達しなかったですが
1992年の頃からか好きで、今でも大好きです
完全に、新興宗教を皮肉っていますね(笑)
私は、ノリの良いリズムや曲調に、笑いや皮肉を込める歌詞の曲が好きです
このサイトでは、検索しても出て来ませんでしたので
もし、既に和訳したのではあれば、ごめんなさい
最後に、この曲「Jesus He Knows Me」の和訳のページが追加されましたら
お礼の返信は、必ず行います!!(^^♪
音時
が
しました
音時
が
しました
「Tonight,Tonight,Tonight」は最高3位ですね。
音時
が
しました