チープ・トリック武道館でも、アルバムで9分近くあるナンバー（A面ラスト）がこの曲“Need Your Love”でした。
　武道館では初のお目見えの新曲だったのですが、始まる前にロビンが“I Need Your Love”！というと、“きみの愛がほしい”とロビンに言われたと思った女子たちがキャー〜！！

◆「At Budokan」でチープ・トリックは世界的に売れるバンドとなる運命ではあったのですが、もうこの時点で日本では絶大な人気を誇っていたため、バンドの日本のレーベルは「At Budokan」に3曲の新曲を入れるよう要求しました。その3曲とは "Ain't That a Shame", "Goodnight Now", "Need Your Love "の3曲なわけですが、 "Ain't That a Shame"がファッツ・ドミノのカバー曲で、 "Goodnight Now"が“Hello There”の「替え歌」とすれば、純粋のオリジナルはこの曲“Need Your Love”だけですよね。

◆「At Budokan」をアルバムで聴くと（CDで通して）、ライブでは必須（！）である中間に演奏される渋い曲で、この曲があってこそライブだ！と思うのですが、単曲で聴くと、まあ、どうなんでしょうね笑。
　Wikipediaにありましたが、

アルティメット・クラシック・ロックの評論家デイヴ・スワンソンは、「Need Your Love」を「ゆっくりとしたグルーヴが、ビッグコード、ビッグボーカル、パワーハウスベース、絶対的にロックソリッドのドラムが一体となって完全なモンスターになり、いまだに寒気を感じさせる曲だ」と評し、 また、バンド、特にザンダーのボーカルとニールセンのギターに重みがあり、「ビートルズの『I Want You (She's So Heavy)』をヤードバーズが演奏したようなサウンド」と評している。

とありました。うん、そういう感じ（←何をわかったような）(^_^;)






Songwriter(s) Rick Nielsen, Tom Petersson

Released in 1977
From the Album “At Budokan”

＊原詞の引用は太字