ラジオ番組「全米トップ40」を聴いていて、タイトルが長くてなかなか覚えられなかった曲がいくつかあります。
この曲もその1曲で、邦題「別れたくないのに」とアーティスト名“ルー・ロウルズ”はインプットできたのですが、原題“You'll Never Find another Love Like Mine”が中学生だとなかなか覚えられなくて…(^_^;)。でもルー・ロウルズの低くて「いい声」はとてもよく覚えています。
◆ただし残念なことに…チャートでは最高位2位(2週続けたのちダウン…)という結果。ルー・ロウルズの首位を阻んだ曲は何だったでしょうか…?答えは原詞・和訳のあとで…!

◆調べてみると、この曲のソングライティングは、“ギャンブル&ハフ”。フィラデルフィア・ソウルブームの立役者のソングライティングコンビの作品ですね。
オージェイズやビリー・ポール、ハロルド・メルヴィン&ブルー・ノーツのヒット曲や、MFSBのソウル・トレインのテーマなど、70年代前半のチャートを賑わせてくれたコンビです。70年代後半になっても、この曲やジャクソンズ“Enjoy Yourself”、テルマ・ヒューストンの“Don't Leave me this way”のヒットを飛ばしてくれました。
◆ところで、調べていて、この曲のSongfactsページについて、ちょっとしたトピックスが2つばかしありました。
①この曲は歌い手のルー・ロウルズとバンドによる一発録り、とのこと。
フィラデルフィア・インターナショナル・レコードのハウス・バンド、MFSBの最初のヒット作であり、ルー・ロールズがライブ録音を好んだため、シンガーとバンドによるライブ録音で、断片的なオーバーダビングは行われていない、とのこと。
そしてもう一つ、
②この頃、作者ケニー・ギャンブルは、歌手のディー・ディー・シャープと離婚を経験していた、とのこと。
うーむ、自分の「体験」を曲にして、ルー・ロウルズに歌わせていた!んだな(^_^;)

Songwriter(s)
Kenny Gamble、Leon Huff
Released in 1976
US Billboard Hot100#2(2)
From the Album “All Things in Time“
*原詞の引用は太字
You'll never find, as long as you live
Someone who loves you tender like I do
You'll never find, no matter where you search
Someone who cares about you like I do
見つかりっこないよ これからの人生のなかで
僕のように きみを優しく愛してくれる人はね
見つかるはずないさ きみがどこを探したところで
僕のように きみに気に掛けてあげられる人はね
Whoa, I'm not braggin' on myself, baby
But I'm the one who loves you
And there's no one else! No... one else
ああ 自慢するわけじゃないんだ ベイビー
でも きみを一番愛してるのは僕さ
そうさ 誰もそんな人はいない 誰もだよ
You'll never find, it'll take the end of all time
Someone to understand you like I do
You'll never find the rhythm, the rhyme
All the magic we shared, just us two
見つかりっこないよ 一生かけても無駄だよ
僕のように きみを理解してあげられる人はね
見つかるはずないさ あのリズムとあの韻はね
僕たちが分かち合った魔法 二人だけのものさ
Whoa, I'm not tryin' to make you stay, baby
But I know some how, some day, some way
ああ きみを引き止めようとしてるんじゃない ベイビー
だけど どうにかして いつか どんな方法だって
You are (you're gonna miss my lovin')
You're gonna miss my lovin' (you're gonna miss my lovin')
You're gonna miss my lovin' (you're gonna miss my lovin')
You're gonna miss, you're gonna miss my love
きみは (僕の愛が恋しくなるさ)
きみは僕の愛を失って(きみは僕の愛が恋しくなるよ)
きみは僕の愛を失って(きみは僕の愛が恋しくなるよ)
僕の愛が‥きみは僕の愛が恋しくなるよ
Whoa, oh, oh, oh, oh (you're gonna miss my lovin')
Late in the midnight hour, baby (you're gonna miss my lovin')
When it's cold outside (you're gonna miss my lovin')
You're gonna miss, you're gonna miss my love
きみは (僕の愛が恋しくなるさ)
真夜中のもう遅い時間にね(きみは僕の愛が恋しくなるよ)
外がもう寒くなる時間にね(きみは僕の愛が恋しくなるよ)
僕の愛が‥きみは僕の愛が恋しくなるよ
You'll never find another love like mine
Someone who needs you like I do
You'll never see what you've found in me
You'll keep searching and searching your whole life through
見つかりっこないよ 僕のような素敵な愛は
僕のように きみを必要とする人なんてね
きみは見ることはできないよ 僕のなかに見たものはね
きみは探し続ける 一生かけて探し続けるんだ
Whoa, I don't wish you no bad luck, baby
But there's no ifs and buts or maybes
決して不幸になるのを願ってるんじゃないよ ベイビー
だけど「もし」や「だけど」とか「かもね」もなしだ
(You're gonna) You're gonna miss (miss my lovin')
You're gonna miss my lovin' (you're gonna miss my lovin')
I know you're gonna miss my lovin' (you're gonna miss mylovin')
You're gonna miss, you're gonna miss my love
きみは (僕の愛が恋しくなるさ)
きみは僕の愛を失って(きみは僕の愛が恋しくなるよ)
きみは僕の愛を失って(きみは僕の愛が恋しくなるよ)
僕の愛が‥きみは僕の愛が恋しくなるよ
Whoa, oh, oh, oh, oh (you're gonna miss my lovin')
Late in the midnight hour, baby (you're gonna miss my lovin')
When it gets real cold outside (you're gonna miss my lovin')
I know, I know that you are gonna miss my loove
きみは (僕の愛が恋しくなるさ)
真夜中のもう遅い時間にね(きみは僕の愛が恋しくなるよ)
外がもう寒くなる時間にね(きみは僕の愛が恋しくなるよ)
僕の愛が‥きみは僕の愛が恋しくなるよ
Let me tell you that you're gonna miss my lovin'
Yes you will, baby (you're gonna miss my lovin')
When I'm long gone
I know, I know, I know that you are gonna miss my love
You gonna miss my love
言わせてくれよ きみは僕が恋しくなるって
そうさ きっと(きみは僕の愛が恋しくなるんだ)
僕が去ってしまったら
そうさ きみは僕の愛が恋しくなって
僕の愛が恋しくて仕方がなくなるはずさ…
(Words and Idioms)
Brag=傲慢な態度で自慢(話)をすること
no ifs, buts, or maybes=「もし」も「しかし」も「かもね」もなしだ
日本語訳 by 音時

◆邦題のタイトルが「別れたくないのに」ですが、原題は「きみは僕のような愛を絶対に見つけられないよ」とあくまでも強がっていますね!(^_^;) まあ本音は「別れたくないよ〜(泣)」かもしれませんが、最後の強がりを言ってる原題のニュアンスをちょっとくらい邦題に入れてほしかったですね。
「最後の強がり」「愛の強がり」「最後に言わせて」、「きみは見つけられない」!?などあれこれ考えてみましたが、やっぱりこの曲は「別れたくないのに」だなあ…!
◆この曲がチャートで最高位を記録した週の全米ビルボードチャートを見てみましょう。
はい、ルー・ロウルズが4→2位にランクアップした週に、ビージーズがエルトン&キキ・ディーを蹴落として首位に立ちました。ルーは翌週1位に??と期待させましたが…翌週はなんと、この週5位だった、KC&ザ・サンシャイン・バンドの“シェクシェクシェイク…!”がジャンプアップして首位になるのです。
ルーは計2週間の2位にとどまりました…(^_^;)
US Top 40 Singles Week Ending 4th September, 1976
TW LW TITLE –•– Artist (Label)-Weeks on Chart (Peak To Date)
1 2 YOU SHOULD BE DANCING –•– Bee Gees (RSO)-10 (1 week at #1) (1)
2 4 YOU’LL NEVER FIND ANOTHER LOVE LIKE MINE –•– Lou Rawls (Philadelphia International)-14 (2)
3 3 LET ‘EM IN –•– Wings (Capitol)-10 (3)
4 5 I’D REALLY LOVE TO SEE YOU TONIGHT –•– England Dan and John Ford Coley (Big Tree)-13 (4)
5 6 (Shake, Shake, Shake) SHAKE YOUR BOOTY –•– K.C. and the Sunshine Band (T.K.)-9 (5)
6 7 PLAY THAT FUNKY MUSIC –•– Wild Cherry (Epic)-12 (6)
7 8 A FIFTH OF BEETHOVEN –•– Walter Murphy and the Big Apple Band (Private Stock)-15 (7)
8 1 DON’T GO BREAKING MY HEART –•– Elton John and Kiki Dee (Rocket)-10 (1)
9 16 LOWDOWN –•– Boz Scaggs (Columbia)-10 (9)
10 10 THIS MASQUERADE –•– George Benson (Warner Brothers)-13 (10)
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1976年当時、方向性が変わってしまったビージーズには拒否反応があり、イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーやウイングスやこの曲を応援していました。2位止まりだったのですね。もうちょいだったのに…。
今はあまり苦手意識はなくなったのですが…。ディスコ音楽が台頭してきた時代ですね。
「僕のように きみを優しく愛してくれる人は 見つかりっこない」
自己肯定感がある!! ポジティブ!! これからに時代は、こう行かなくちゃ。
(自信過剰と言われなければいいですね 笑)
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