フランク・シナトラの代表曲ともいえる名曲「マイ・ウェイ」を和訳しました。
(大意はわかっていたものの、結構難しい和訳でした)
(大意はわかっていたものの、結構難しい和訳でした)
◆「マイ・ウェイ」は、カバーされた回数が史上第2位の曲(第1位はビートルズの「イエスタデイ」)だと言われています。
シナトラは1993年に各国のスーパースターとの競演アルバム『Duets』2作をリリースし大ヒットをさせるものの、この年に心臓発作で入院。1997年2月に再度心臓発作を起こした後は一般及びマスコミの前に姿を見せることはなくなり、自宅での治療に専念していました。
しかし1998年5月14日にビバリー・ヒルズの自宅で心臓発作を起こし、そのまま回復することなく永眠となっています。(-_-;)…R.I.P…。
しかし1998年5月14日にビバリー・ヒルズの自宅で心臓発作を起こし、そのまま回復することなく永眠となっています。(-_-;)…R.I.P…。
Songwriters JACQUES REVAUX, CLAUDE FRANCOIS, GILLES THIBAUT, PAUL ANKA
Lyrics c BMG RIGHTS MANAGEMENT US, LLC
Released in 1969
US Billboard Hot100#27
From The Album"My Way"
*原詞の引用は太字
*原詞の引用は太字
And now the end is near
And so I face the final curtain
My friend I'll say it clear
I'll state my case
of which I'm certain
いま 終わりが近づいてる
最後の幕が目の前で降りようとしてる
友よ はっきりと言わせてくれ
僕自身のことを話そう
自分自身で確信を持っていることを
I've lived a life that's full
I traveled each and every highway
And more, much more than this
I did it my way
僕は精一杯 人生を生きてきた
どんなハイウェイも旅してきたんだ
でもそれよりも それ以上に
僕は自分なりのやり方で生きてきたんだ
Regrets I've had a few
But then again too few to mention
I did what I had to do
And saw it through without exemption
後悔も少しはある
まあそれでも口にするほどのことはない
やらなきゃいけないことをした
例外なくすべてを
最後までやり遂げてきたのさ
I planned each charted course
Each careful step along the byway
And more, much more than this
I did it my way
どんな道でも計画してすすめ
わき道だって慎重に歩いてきたのさ
でもそれよりも それ以上
僕は自分自身で歩いてきたんだよ
Yes there were times I'm sure you knew
When I bit off more than I could chew
But through it all when there was doubt
I ate it up and spit it out,
I faced it all and I stood tall
and did it my way
そうさ きみも知っているとおり
僕にはちょっと手に負えないこともあった
でもすべてを通して 疑問があれば
納得するまで時間をかけ自分のものにした
正面から正々堂々向き合ってきたんだ
そうして自分の道を歩いてきた
I've loved, I've laughed and cried
I've had my fill, my share of losing
And now as tears subside
I find it all so amusing
恋もして 笑ったし泣きもした
たっぷり堪能し 負ける味も知ったよ
そして今 涙がおさまったら
すべてが楽しかったことに
気がついたんだ
To think I did all that
And may I say not in a shy way
Oh no, oh no, not me
I did it my way
自分のしてきたことを考えると
恥ずべきことはなにもない
そう言ってもいいかなと思うけど
いや 違う
僕が言いたいのはそうじゃない
僕は自分のやり方で
やってきたってことなんだ
For what is a man what has he got
If not himself then he has not
To say the things he truly feels
And not the words of one who kneels
The record shows I took the blows
And did it my way
Yes it was my way
一人前の人間であるには
何を手にしなくてはならないのか
自分の人生と言えるものがないなら
本当に感じたことを口にすることもできず
祈りの言葉だって心から出てこないのさ
僕の記録 それは僕の戦いの証しなんだ
自分のやり方で生きてきたんだ
そうさ
それが僕自身の道だったんだ
(Words and Idioms)
each and every=(everyの強調)どの…も
but then again=しかしまた一方では, そうは言っても
without exception=例外なく
byway=わき道,間道
chew=(奥歯でよく)かむ,考えめぐらす
eat up=食い尽くす、〈金・時間などを)使い尽くす.
spit out=(暴言などを)吐く,言ってのける
have (one's) fill=~を堪能する、~はたくさんだ
subside=〈あらし・熱情などが〉静まる,やわらぐ
To take a blow=打撃を受ける
日本語訳 by 音時
◆「My Way」の作詞はポール・アンカ、作曲はクロード・フランソワ、ジャック・ルヴォーでありますが、この曲には原曲があります。
1967年のフランス語の歌「Comme d'habitude」(作詞:クロード・フランソワ、ジル・ティボ 作曲:クロード・フランソワ、ジャック・ルヴォー)だということです。
このフランス語の歌詞はポール・アンカが書いた詞の内容とは無関係!とのこと。 「いつものように」という、夫婦のいつもの生活が綴られる脱力系の曲(^▽^;)。
ポール・アンカは、1967年に南フランスで休暇中に原曲を聴いたそうです。「いまいちのレコードだと思ったけど、何かを感じた」と語っているそうです(笑)
そしてこの曲の権利を得た2年後、フロリダでフランク・シナトラと食事をした際、シナトラが「仕事は終わっているし、地獄から抜けるのにもううんざりだと語りました。ポール・アンカは元のフランス語の曲のメロディーを微妙に変更して、歌詞を書いてシナトラにプレゼントしたようです。「マイ・ウェイ」は全米では27位、全英が5位と最高位はたいした記録になっていませんが、長期間ランクインする息の長いヒットになり、彼の代表曲の1曲になりました。
そしてこの曲の権利を得た2年後、フロリダでフランク・シナトラと食事をした際、シナトラが「仕事は終わっているし、地獄から抜けるのにもううんざりだと語りました。ポール・アンカは元のフランス語の曲のメロディーを微妙に変更して、歌詞を書いてシナトラにプレゼントしたようです。「マイ・ウェイ」は全米では27位、全英が5位と最高位はたいした記録になっていませんが、長期間ランクインする息の長いヒットになり、彼の代表曲の1曲になりました。
◆これが「My Way」の原曲。フランス語で歌われる「Comme d'habitude(いつものように)」
◆エルビスのバージョン。僕はこれが一番好きだな。エルビスの死後、ライヴ・バージョンでシングルカットされました。最高位はシナトラを上回り全米22位になりました。映画「エルヴィス」ではこの曲はやらないだろうな。
◆布施明さんの歌う「マイ・ウェイ」(1996年愛媛県民会館)
◆シナトラの代表曲「夜のストレンジャー(Strangers in The Night)」1966年の全米No1ヒットです。某「夜ふかし」番組で聞いたことあるでしょう…。
(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia フランク・シナトラ
・Wikipedia マイ・ウェイ
コメント