ニール・セダカが娘さんのデラ・セダカとデュエットしたナンバー「面影は永遠(とわ)に」(Should've Never Let You Go)。デラ・セダカは歌が上手いな〜と感心しましたね!
デラは1963年6月生まれだから、1980年のこの曲のヒットのときは17歳か…はい、当時、私の目には20歳くらいに見えておりました(^_^;)。
ちなみに名前のスペルは“Dara“ですが、日本では“デラ“ちゃんと評価してますね。
◆復活したニールの米国3枚目のアルバム「In The Pocket」からの最初のシングルは“Letting Go“。でもこのシングルはHot 100に入ることはできませんでした。セカンド・シングルがこの曲でヒットしたのは、曲の良さもあったと思いますが、やっぱり父娘のデュエットが話題になったんでしょうかね。ビルボードホット100で19位、アダルトコンテンポラリーチャートで4位にチャートインしました。
実はこの曲ニールがソロで歌っていた1978年のアルバム「All You Need Is the Music」に収録曲「Should've Never Let Her Go」のリメイクだったんです(“You”と“Her”の違いあり)。
はい、この曲が残念ながらニールの最後の全米Hot100曲となってしまいましたね。

“In The Pocket”ってビリヤードのことか!
◆タイトルに使われている“should’ve“は“Should have“ですね。
はい、これは英語の和訳テストで頻出のイディオム
“~すべきだった(のにしなかった)“
“~すればよかったのに(しなかった)“ ですね。
そしてこの曲のタイトルにはその後に“Never”の否定語が入っていますので、
“決して行かないようにすべきだったのに(行かせてしまった)“
“決して行かせてはいけなかったのに(行かせてしまった)“
ということになりますね…(-_-;)。

(Neil Sedaka, Phil Cody)
Released in 1980
US Billboard Hot100#19
From the Album “In The Pocket”
*原詞の引用は太字
When you walk into a room
Your beauty steals my breath away
When you look into my eyes
I find it hard to find the words to say
きみが部屋に入ってきたとき
その美しさで僕は息が止まりそうだった
あなたが私の瞳を覗き込んだとき
何も言葉が出てこなかったの
Wanna run away and hide
I just got to let you know
Feel so tangled up inside
I should have never let you go
逃げて隠れてしまいたかったけど
きみに知ってもらわなきゃと思ったんだ
この心のなかの複雑に絡まった感情を
きみを絶対に行かせてはいけなかったんだ…
(should have never let her go)
(絶対に行かせてはいけなかった)
Anyone can make mistakes
And we both have made our share
But a life without your love
Is a life too hard to bear
誰だって間違いはおかすもの
私たちはそれをわかちあえるわ
だけど きみの愛がない人生なんて
そんな人生は耐えられない
I don't care who's right or wrong
Only know I love you so
Why did I have to write this song
I should have never let you go
何が正しくて間違ってるかなんて気にしない
大切なのはあなたを愛してるということ
それが この歌を書かなきゃならなかった理由さ
きみを絶対に行かせてはいけなかったんだと…
Why in all the wide, wide world
Have I run into you here
Wish I could disappear
この広い 広い世界のなかで
あなたとここで偶然に出会ったのに
私は消えてしまいたいと願ってる
I'll never understand
I'll never understand
Why I even give a damn
なんでだかわからない
決してわかるはずがないのよ
気にならないはずないじゃない
When you walk into a room
You know I stand on shaky ground
I've built so many walls around me
Now the walls are tumbling down
きみが部屋に入ってきたとき
僕は足元がぐらついていたよね
僕は自分のまわりに沢山の壁を作ってたけど
いま壁は崩れ落ちている…
You're the kind I can't forget
Let the tears begin to flow
あなたを忘れるなんてできやしない
涙が溢れ始めるのを押さえられない
I have only one regret
I should have never let you.....go
Should have never let you go
たった一つ 後悔してること
それはきみを行かせてしまった…
行かせてしまってはいけなかったのに
Should have never let you go
Should have never let you go
Should have never let you go
きみを絶対に手放してはいけなかった
きみを行かせてはいけなかった
きみを絶対に離してはいけなかったのに…
(Words and Idioms)
tangled up 《be ~》〔状況・問題などが〕複雑に絡み合って
run into 【句動】 偶然[ひょっこり・ばったり・思いがけなく]~に出会う
give a damn=〈俗〉気にする、関心を持つ
shaky ground 不安定な地面、あやふやな根拠
日本語訳 by 音時

この曲の作者であるフィリップ・コーディへのSongfactのインタビュー記事を見つけました。
なかなか面白かったですよ(^_^;)。
***********
コーディ:
ニールが"Should've Never Let You Go"を娘のデラちゃんと歌ったのは息を飲んだよ。デラはニールよりも歌が上手いよね(笑)。それがびっくりしたんだよ。もう驚きさ。
Songfacts:
あなたはデラと(ニールが)この曲を一緒にレコーディングしたのは知ってたのですか?
コーディ:
いや、ちっとも知らなかったよ!誰も教えてくれなかったんだ。僕はいつもいいニュースの幸せな受け手なんだよ。それでいいのさ。僕が興味があるのは他のことなのでそんな働き方でいいんだよ。
Songfacts:
"Should've Never Let You Go,"を書いた背景には、何か、あなたのインスピレーションがあったのでしょうか?
コーディ:
ああ、いやあ、だけどちょっと話したくないなあ(笑)
Songfacts:
(笑) “彼女を行かしちゃいけなかった”(as "Never Let Her Go"?)とかですか?
コーディ:
まあそんなとこさ、これはプライベートな話だから…。
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はい、何かしらの個人的な体験を同性であるニールが歌にするのは何でもなかったコーディでしたが、ニールが娘さんとのデュエットにしちゃったのは、ちょっと照れ臭かったんでしょうね(^_^;)。
◆こちらニールの完全ソロ・バージョン。やっぱりダラちゃんが入ってこないと物足りないなあ 笑。
◆ちなみにデラちゃんは、その後、歌手として日本でも売り込みもありました。1982年には日本と香港のみでアルバム「I'm Your Girlfriend」が発売になっています。プロデューサーはデヴィッド・フォスター、バックにスティーヴ・ルカサー、ブライアン・アダムス、ペイジスと豪華でした。
(こちらの方のサイトに詳しく載っていました。リンクさせていただきました。ありがとうございます!)

デラちゃんは、松本零士さんの映画「1000年女王」の主題歌「星空のエンジェル・クイーン」(Angel Queen)も歌っていました!。喜多郎さんの作曲だそうです。
コメント
コメント一覧 (5)
松本零士さんの作品はいつか落ち着いて観てみたいなあ。
音時
が
しました
音時
が
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音時
が
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音時
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ほんと、「隠れた名曲」だと思います。
19 位になったのですね。聞いたことのある曲でした。特に、最後の辺りは、やたらよく覚えていました。が、この曲の存在は忘れていました。
ニールの声、高い! デラの歌声、きれい! でも、親子で歌うには照れる歌詞の内容でしょうか?
我が家の娘(25歳)とは、ここ10年、まともな会話をしていないなあ。
音時
が
しました