アルバム"Bad"の第一弾シングルは、マイケルのあま~いデュエット曲でした!お相手は当時無名の女性ボーカリストのサイーダ・ギャレット。なかなか素敵な曲でした。
◆なんでもマイケルが希望したお相手はバーブラ・ストライサンドでした。えっ(゚д゚)!
でもバーブラは曲が気に入らないという理由でお断り。そのあとホイットニー・ヒューストンの名前も挙がりましたが、残念ながら実現せず。クインシー・ジョーンズはマイケルのパートナーを探すことになります。
でもバーブラは曲が気に入らないという理由でお断り。そのあとホイットニー・ヒューストンの名前も挙がりましたが、残念ながら実現せず。クインシー・ジョーンズはマイケルのパートナーを探すことになります。
サイーダはアルバム「Bad」に収録される"Man In The Mirror"のバックボーカルを担当しましたが、後日またクインシー・ジョーンズから電話があり、スタジオにもう1回来るように言われました。サイーダは"Man In The Mirror"の仕上げをするものだとばかり思ったそうです…。(続く)
Written by Michael Jackson
Released in 1987
US Billboard Hot100#1(1)
From The Album“Bad”
*原詞の引用は太字
Each time the wind blows
I hear your voice so
I call your name
Whispers at morning
Our love is dawning
Heaven's glad you came
風が吹くたびに
きみの声が聞こえるから
僕はきみの名を呼ぶのさ
朝のささやき
僕らの愛は夜明けを迎える
きみが来てくれて幸せだよ
You know how I feel
This thing can't go wrong
I'm so proud to say I love you
Your love's got me high
I long to get by
This time is forever
Love is the answer
僕の気持ちがわかるよね
これで間違ってるはずないさ
きみを愛してるって胸を張って言うよ
きみの愛が僕を高ぶらせる
二人うまくやれるよ
この時が永遠に続く
愛がその答えなのさ
I hear your voice now
You are my choice now
The love you bring
Heaven's in my heart
At your call
I hear harps
And angels sing
いま あなたの声が聞こえる
あなたは私が選んだひとよ
あなたの運んでくれる愛で
私の心は天国の気分
あなたの呼び声は
ハープの音色がするの
天使が歌ってるみたい
You know how I feel
This thing can't go wrong
I can't live my life without you
私の気持ち わかるかしら
これで正しいはずよ
あなたがいなくちゃ生きていけない
I just can't hold on
I feel we belong
My life ain't worth living
If I can't be with you
もう待てないんだ
私たちは一緒なの
僕の人生は何の価値もない
きみと一緒にいられないなら
I just can't stop loving you
I just can't stop loving you
And if I stop
Then tell me just what will I do
Cause I just can't stop loving you
きみを愛さずにはいられない
あなたを愛する気持ちが止まらない
もし止められてしまうなら
僕がどうしたらいいか教えてよ
だってあなたを愛さずにはいられないから
At night when the stars shine
I pray in you I'll find
A love so true
When morning awakes me
Will you come and take me
I'll wait for you
夜になって星が輝いてるなら
きみに願うよ
真実の愛が見つかりますように
朝が私を起こしてくれたとき
あなたは来て私を連れて行ってくれるの?
私は待っているのに
You know how I feel
I won't stop until
I hear your voice saying
"I do"
"I do"
僕の気持ち わかるよね
きみの"誓います"って声を
聞くまで止まらないのさ
"誓います"
This thing can't go wrong
This feeling's so strong
Well, my life ain't worth living
If I can't be with you
この恋が間違ってるはずないわ
この気持ち とても強いんだ
そう もしあなたといられないなら
僕の人生には何の価値もない
I just can't stop loving you
I just can't stop loving you
And if I stop
Then tell me, just what will I do
I just can't stop loving you
きみを愛する気持ちが止まらない
あなたを愛する心が止まらない
もしその気持ちが止められるなら
教えてよ 僕が何をしたらいいのかを
きみを愛する想いが止まらない
We can change all the world tomorrow
We can sing songs of yesterday
I can say, hey farewell to sorrow
This is my life and I,
Want to see you for always
明日には私たち世界を変えられる
昨日のことは歌にして歌えるさ
私言えるわ 悲しみにサヨナラって
これが僕の人生 そして
あなたを永遠に見ていたい
I just can't stop loving you
I just can't stop loving you
If I can't stop!
And if I stop
Then tell me, just what will I do
きみへの想いが止まらない
あなたを愛さずにはいられない
もしやめてしまったら
もし止まってしまったら
教えてよ どうしたらいいのかを
I just can't stop loving you
I just can't stop loving you
If I can't stop!
And if I stop
Then tell me, just what will I do...
きみを愛する気持ちがとまらない
あなたを愛する想いがやめられない
もし止めてしまうなら
もし止まってしまうなら
教えてよ
僕はどうしたらいいんだ…
日本語訳 by 音時
(続き)サイーダはクインシーから1本のテープを受け取っていました。
「彼のオフィスからテープが届くのは珍しいことじゃなかった。私に歌ってもらいたい歌は、みんなクインシーから送られてくるの。でもこのテープが変だったのは、聞いてみたらマイケルが歌っていたってことなの」。
「彼のオフィスからテープが届くのは珍しいことじゃなかった。私に歌ってもらいたい歌は、みんなクインシーから送られてくるの。でもこのテープが変だったのは、聞いてみたらマイケルが歌っていたってことなの」。
クインシーがサイーダに声をかけました。「テープは受け取ったかな?」「受け取りました。」「曲を聴いたかな?」「聴きました。」「歌えるかな?」「歌えます。」。
クインシーは「それじゃああそこで歌ってごらん」と言った。「スタジオに歩いていくとマイクが2つあったの。一つがマイケル、もう一つが私なの。そのときようやくデュエットするんだと気づかされたわ」。 サイーダ、ビックリ!緊張して歌えなかったんじゃないですかね(^▽^;)。
クインシーは「それじゃああそこで歌ってごらん」と言った。「スタジオに歩いていくとマイクが2つあったの。一つがマイケル、もう一つが私なの。そのときようやくデュエットするんだと気づかされたわ」。 サイーダ、ビックリ!緊張して歌えなかったんじゃないですかね(^▽^;)。
クインシーがマイケルのパートナーにサイーダを選んだのは、二人の声が似ている、ということもあったのかな、なんて思います。クインシーはレコーディングが終わったあとこの曲を目を閉じて聴いたあと.."どっちが誰の声かなんて、わかるもんか!"と言ったそうですよ(笑)
◆“I Just Can't Stop Loving You”が1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending September 19, 1987
バラバララ・バンバ!...に代わってマイケル&サイーダが1位に。でも翌週にはホイットニーに王座を奪われ、1週のみの1位となりました。5位ABCの"When Smokey Sings"も楽しい曲でした。6位ヒューイは邦題「すべてを君に」。7位ダン・ヒルの邦題は「とまどい」。
-1 2I JUST CAN’T STOP LOVING YOU –•– Michael Jackson & Siedah Garrett
-2 3 DIDN’T WE ALMOST HAVE IT ALL –•– Whitney Houston
-3 1 LA BAMBA –•– Los Lobos
-4 4 HERE I GO AGAIN –•– Whitesnake
-5 8 WHEN SMOKEY SINGS –•– ABC
-6 7 DOING IT ALL FOR MY BABY –•– Huey Lewis &The News
-7 6 CAN’T WE TRY –•– Dan Hill & Vonda Shepard
-8 10 I HEARD A RUMOUR –•– Bananarama
-9 16 LOST IN EMOTION –•– Lisa Lisa & Cult Jam
10 11 TOUCH OF GREY –•– Grateful Dead
◆2人のレコーディング風景です。
◆Michael Jackson & Judith Hill - I Just Can't Stop Loving You (THIS IS IT VERSION) "rehearsal"
(この記事で参考にしました)
・ビルボード・ナンバー1・ヒット1985-1988Ⅲ(音楽之友社)
コメント
コメント一覧 (2)
音時
がしました
そういえばサイーダ・ギャレットさんのボーカル、声質がマイケルに似ていましたね。もちろん歌い方が違うので、すぐにどっちが歌っているのかかわかりましたが、そんな声質の似ているところもこの曲の特徴でした。
音時
がしました