Gee-whiz!
「あれまあ」とか、「なんてこった」
という感嘆詞、驚きを表すそうです。
星船さんブログの「1980年の洋楽を紹介するシリーズ第8弾」で紹介されていたこの曲。うん、あったなあ~。(ずっと忘れておりました)
好きなタイプの曲ではなかったのですが、女性ボーカルが歌い上げてる感じの曲で、このタイトルをノートに書く時に、最初は耳で聴いてたので「G with」と書いたような気が...(-_-;)。懐かしいので取り上げてみました。
星船さんの「ビルボードチャート日記」
◆調べてみたところ、"Gee-whiz"って"おやまあ びっくりした"!って意味なんですね。市原悦子さんだと「あれまあ、びっくりした」と淡々にお話しするところですが、"本当にびっくり"しちゃってるんです。
何にビックリしてるのかといえば…"素敵な男の子"と出会ってビックリ!ってことなのですね(-_-;)。
◆バーナデット・ピーターズはニューヨークのクイーンズ出身の女優。イタリア系の家族に生まれ、2度トニー賞を受賞しており、ミュージカル女優として有名だが、映画やテレビにも多く出演しています。1985年の『ソング・アンド・ダンス』と1999年の『アニーよ銃をとれ』でトニー賞ミュージカル主演女優賞を受賞しているそうです。
ですので本業はシンガーじゃないのですが、ミュージカルをしているので歌は上手いんですね。ヒット曲は...一発屋ってことですね!
Songwriters THOMAS, CARLA VENITA
Lyrics © Universal Music Publishing Group
Released in 1980
US Billboard Hot100#31
From The Album"Bernadette"
*原詞の引用は太字
Gee whiz,
...look at his eyes
Gee whiz,
...how they hypnotize
He's got everything a girl could want
Man, oh, man, what a prize! Ooohoo
ああ何てことなの
...彼の瞳を見てごらんなさい
ああどうして
...どうしてうっとりしちゃうの?
カレは女の子が欲しいものは何でも持ってるの
ねえ ああ ねえ なんて人なの Ooohoo
Gee whiz,
...he's all the joy
Gee whiz,
...I could find in a boy
He's awful nice, it's paradise
I hope I'm not he's decoy
ああ そうなのよ
...彼は男の子の素敵なところを
ああ なんて素敵なの
...なんだって持ってるのよ
とっても素敵 まるで楽園にいるみたい
私をおびき寄せる
おとり なんかじゃないよね?
Heaven up above knows how much
I love that gentle soul
Angels sing of a love like this
I hope our love will grow and grow
天の神様もご存じなの 私がどれだけ
あなたの優しい魂を愛してるかを
天使がこんな風に愛の歌を歌うわ
"私たちの愛が育っていきますように"
Oh, gee whiz,
...I love that guy
Gee whiz,
...my, my, oh my
There are things we could do
I could say I love you
But all I can say is...
....gee whiz!
ああ なんてことなの
...あの人が大好きよ
ああ どうしたらいい?
...ああ もう どうしたら?
私たちができることはいっぱいあるわ
"I Love You"って心から言える
でも私がつぶやいてしまうのは..
"Gee whiz!(もうなんてこと!)"
この言葉だけ...
(Words and Idioms)
hypnotize=催眠術をかける、魅する、うっとりとさせる.
prize1a=賞,ほうび,賞品,賞金
decoy=わな;おとり
日本語訳 by 音時
◆"Gee-Whiz"のオリジナルは"メンフィス・ソウルの女王"とも称されるカーラ・トーマス。彼女が作って自ら歌い、1960年に全米10位にしているんですね。(お父さんは、R&Bシンガーの Rufus Thomas, Jr.。やっぱり才能を受け継いでるんでしょうね)
カーラが"Gee-whiz"を書いたとき、彼女はまだ15歳だったとのこと。はい、まださほど男の人に出会ったこともない年頃だったから、"ああ もう なんてステキな人なの!"と思っちゃったんでしょうね。本当はただの人なのに...(←わかんねーだろ、本当に素敵な人なのかもしれないぞ)
◆"Gee-whiz"が最高位31位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For Week Ending May 31, 1980
この週は覚えてるぞ。ブロンディの長期政権が終わり、ヘンテコな曲「ファンキー・タウン」が1位に。ポールの"カミング・アップ"が各曲ぶっこ抜きで14→3位に大ジャンプアップ。ボブ・シーガーの名曲「アゲインスト・ザ・ウインド」もトップ10に入ってきました。
-1 2 FUNKY TOWN –•– Lipps, Inc.
-2 1 CALL ME –•– Blondie
-3 14 COMING UP –•– Paul McCartney and Wings
-4 4 DON’T FALL IN LOVE WITH A DREAMER –•– Kenny Rogers with Kim Carnes
-5 5 SEXY EYES –•– Dr. Hook
-6 6 BIGGEST PART OF ME –•– Ambrosia
-7 7 STOMP –•– The Brothers Johnson
-8 8 HURTS SO BAD –•– Linda Ronstadt
-9 11 AGAINST THE WIND –•– Bob Seger and the Silver Bullet Band
10 10 CARS –•– Gary Numan
31 32 GEE WHIZ –•– Bernadette Peters
◆こちらカーラ・トーマス(CARLA THOMAS)の GEE WHIZ (LOOK AT HIS EYES) です。やはりあどけないね。
(追記)大阪の「黒字看板」さん、この曲の原盤シングルジャケットのフォントをお調べいただきありがとうございました!(こちら)
「Glastonbury Regular」でこのブログのタイトルも書いていただきました。カッコいい〜!(^o^)
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