映画「ロッキー4」では、ゲロッパ!のジェイムス・ブラウンさんが、本人生出演。
ロシアのボクサーであるイワン・ドラゴとの試合(エキビション・マッチ)を控えて、アメリカ出身のアポロ・クリードのテーマソングのように生出演で歌い、試合前に会場を盛り上げます。
映画のストーリーに合わせて書かれ、またアメリカのアイコンとも言えるジェイムス・ブラウンの起用。場面とピタッ!と合った曲ですね。
この曲は歌ったジェイムス・ブラウンにグラミー( Best Male R&B Vocal Performance)をもたらしました。

◆作者は「インスタント・リプレイ」のダン・ハートマン!(Charlie Midnightと共作)やるなあ、ダン。ソングライティングの才能もあったんですね(当時は知りませんでした)。
ダンは自分のアルバム「Keep the Fire Burnin'」(1994)でセルフ・カバーもしています。
(今日は映画「ロッキー4」で使われた4曲について和訳記事を、映画のなかでかかる順にお届けしたいと思います)

Songwriter(s)
Dan Hartman、Charlie Midnight
Released in 1986
US Billboard Hot100#4
From the Album “RockyⅣ”
*原詞の引用は太字
[Intro]
Yeah, uh!
Get up, now!
Ow!
Knock out this!
立ち上がれ!
こいつをノックアウトしろ!
Super highways, coast to coast
Easy to get anywhere
On the transcontinental overload
Just slide behind the wheel
How does it feel
ハイウェイがすげえぜ 東から西まで
何処にだって楽勝で行けるんだ
運転席にさっと座るだけで
荷物を目一杯詰め込んだ大陸横断
どんな気分だい?
When there's no destination - that's too far
And somewhere on the way
You might find out who you are
目的地なんてない あっても遠すぎる
だけど どこかこの先で
自分が誰だか発見できるかもしれないぜ
Living in America
- eye to eye, station to station
Living in America
- hand to hand, across the nation
Living in America
- got to have a celebration
アメリカでの生活
−目と目を合わせ 駅から駅で
アメリカで生きる
−手と手をつなぎ 国を横断
アメリカでの暮らし
−お祝いしなくちゃな
Rock my soul
魂をロックしろ
Smokestack, fatback
Many miles of railroad track
All night radio, keep on runnin'
Through your rock 'n' roll soul
All night diners keep you awake
Hey, on black coffee and a hard roll
でっけえ煙突 塩漬けの豚肉
どこまでも続く線路
ラジオは一晩中流れて
ロックンロール魂に響いてる
飲食店は夜通し営業
ブラックコーヒーと固いパンが
眠らせてくれないのさ
You might have to walk the fine line
You might take the hard line
But everybody's working overtime
ギリギリの線で生きていたって
ヤバいことが降りかかることもあるよな
誰もが残業して踏ん張ってるのさ
Living in America
−Eye to eye, station to station
Living in America
−Hand to hand, across the nation
Living in America
−Got to have a celebration
アメリカでの生活
−目と目を ガソリンスタンドで補給
アメリカで生きる
−手を繋いで 国中駆け巡って
アメリカでの暮らし
−みんなで祝おうじゃないか
I live in America, help me out
But I live in America
Wait a minute
俺はアメリカで生きてる
手を貸してくれ
アメリカで生きてるのさ
ちょっと待ってくれ
You might not be looking for the promised land
But you might find it anyway
Under one of those old familiar names
Like New Orleans (New Orleans)
Detroit City (Detroit City), Dallas (Dallas)
Pittsburg P.A. (Pittsburg P.A.)
New York City (New York City)
Kansas City (Kansas City)
Atlanta (Atlanta), Chicago and L.A
約束の地なんか探してないかもしてないが
いずれにしたって見つかるかもな
昔からなじみのこんな名前の町々で
そいつはニュー・オリーンズ
デトロイト・シティかも ダラス
ピッツバーグP.A
ニューヨーク・シティ
カンサス・シティ
アトランタ シカゴ L.A
Living in America
Hit me
Living in America
Yeah
I walk in and out
Living in America
アメリカで生きてるのさ
刺激をくれよ
アメリカで生きてる
Yeah
出たり入ったりしていいんだ
そいつがアメリカなんだ
I live in America
State lines
Gonna make the prime that
I live in America
Hey
I know what it means, I
アメリカで生きてる
州がいっぱいあるんだ
楽しもうじゃないか
そいつがアメリカなんだ
Hey
俺にはわかってる
Living in America
Eddie Murphy, eat your heart out
Living in America
Hit me, I said now, eye to eye
Station to station
Living in America
So nice, with your bare self
Living in America
俺はアメリカで生きてるのさ
エディ・マーフィー どうだうらやましいか?
アメリカで生きる
刺激的さ いろんな目があり
たくさんのステーションがある
アメリカでの暮らし
それがいいのさ
あらゆる人種が生きてるのさ
ここアメリカなんだよ!
Whoa!
I feel good!
ワアォ!
気持ちいいぜ!
(Words and Idioms)
transcontinental とは【意味】大陸横断の.
overload=(荷物などの)積みすぎ
cf.sit behind [at] the wheel:=ハンドルの前に[運転席に]座る
smokestack=(船・工場などの)煙突
fatback=ブタのわき腹上部のあぶら身、豚の背中の塩づけの豚肉
hard roll=イーストでふくらませた皮の堅いロールパン
walk a fine line =細い線の上を歩く→微妙な境界線をいく→微妙なバランスを維持する
help me out=(問題から解決できるのを)助けて
state line =〈米〉州の境界(線)、州境
prime=最盛期、全盛(期)、盛り、青春
eat one's heart out=うらやましがってね
https://blog.goo.ne.jp/nnishimu/e/f2fadfa1e1eedbb0fe32d2acf97e5a00
bare oneself【意味】素肌を見せる
日本語訳 by 音時

アメリカ礼賛!ということで、日本に生まれ育った僕自身はもちろん気持ちまでなびくことはなく、アメリカ政府の取る政策自体は許せないものもあるのですが、アメリカという国の「自由」や、色んな人種がいて、夢(アメリカン・ドリーム)を掴むことができる国という意味では、魅力いっぱいの曲だと思います。
アポロ・クリードやロッキーが人種ということでは色んな悩みがありながらも、ボクシングで世界をつかんだという「ロッキー」の物語を歌っているとも言えますし、この映画が最後に「人種なんて関係ないんだ」というメッセージを伝えてくる伏線であるとも言えましょう。
◆もう登場から派手派手で、ドラゴサイドからは唖然…ロッキーとエイドリアンも“おい、ここまでやるんかい?浮かれてて大丈夫か…?”という表情。 もちろん“やめておけ、命を落とすかもしれないぞ”というロッキーの忠告があっても「男の意地」?としてアポロは出場を決めたので、自らを奮い立たせるために敢えての「かぶき」もわかります。
でも、ジェイムス・ブラウンやアポロがきらびやかな衣装を着て派手にこの歌を歌うのを観て聴いたドラゴは、英語で歌われる意味はわからなかったと思いますが、「観てろよ…」と心のなかに怒りをわかせながら聴いていたんでしょうね…。
このあと「悲劇」が訪れ、会場が静まり返ります…。

◆アル・ヤンコヴィックさんにかかると…“Living in With A Herniah(ヘルニア)”! パロディもここまで来ると拍手を送るしかない。

ヘルニアの人にはつらいけど…(^_^;) 最後は“I Feel Bad”!? この曲もヒマなときに和訳できたらいいな…笑。
◆ゲロッパ! James Brown “セックス・マシーン”!
コメント
コメント一覧 (8)
音時
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特にここ10年は、過激な温暖化防止、過激な自然エネルギー活用、過激なLGBTと…
人々を分断する動きが急だ
ブラック・ライブズ・マター(BLM)を主導する連中は、自分たちが共産主義者であることを隠そうとしない
都市部と有色人種に支持者が多い米民主党は、こうした過激政策を推し進める
カリフォルニア州選出の上院議員は、子どもを持った親たちに州外への避難を訴える
提出議案が通れば、子ども達への過激な性教育は義務となり、従わない保護者は逮捕される
万事、力で解決するあの国ゆえ、分断された者たちが銃撃戦を始めるのも時間の問題だろう
これも共産主義者が考える理想の展開なんだろうか?
男と女の関係って…もっとシンプルじゃないか?
それが何万曲ものラブソングを生んできたはず
ジェームズ・ブラウンというと今ではスタローンの映画で存在を知った人がほとんどらしい
だから、あのイメージしかないんだよなぁ 笑
私にとって彼のイメージは、今も It's A Man's Man's Man's World(1966)
彼が生きていたら、今の状況を見て何と思うだろうか?
音時
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音時
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ダン・ハートマン、"I Can Dream About You"の6位のヒットがありましたげ、私としてはたいしてヒットしなかった"Instant Replay"の方が印象に強く残っています。意外なところでソングライターとしての才能を発揮しましたね。
音時
が
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https://web.sugiyama-u.ac.jp/~yamane/tabi/yama/kirigamine.html
音時
が
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よく、黒人アーティストがMCをラップ調にしたりするようなやつでしょうね、多分。
例のGet Upだってゲロッパに聞こえるぐらいですから、当時の志村さんには「イッチョメ! イッチョメ!」に聞こえてもおかしくありませんね。
ちなみにではありますが、長野県の霧ヶ峰高原には、蛙原と書いて「げいろっぱら」と読む地域があるのだそうです。
音時
が
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・「加藤ブラウン」
・「ジェームス茶」に笑いました!
「ゲロッパ!」とカトちゃんギャグをリンクして何かコントができそうな気がします笑。
音時
が
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その中には、グリーン・デイとかレッド・ホット・チリ・ペッパーズの楽曲も紹介されたのですが、そんなアーティストに混じって、なぜかジェームス・ブラウンの楽曲も紹介されていました。
よくよく考えればそれもそのはずで、ジェームス・ブラウンのBrownは、「茶色」のbrownと同じスペルだったんですね。
って言うことはですよ、加藤茶を英語名にすると「加藤ブラウン」になり、ジェームス・ブラウンを日本語名にすると「ジェームス茶」になるんでしょうか。
音時
が
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