別れる前に…相手に本音をぶつけて去っていく男…の歌!?
「嘘つき女」(Think For Yourself)は「ラバー・ソウル」のA面5曲めに収録。ジョージの曲です。

でんもジョージはこの曲は恋愛じゃなくて、政府を批判した歌のように歌っているようですよ。
ほんとかな(^o^)。

(Wikipediaより)
・ハリスンは、本作のインスピレーションが何であったかを忘れており、1980年に出版した自伝『I・ME・MINE』で、「『嘘つき女』は特定の誰かに歌ったはずだったけど、思い出せない。政府かなんかだったんだろう」と書いている。
 このように楽曲のインスピレーションが曖昧であり、ボブ・ディランの「寂しき4番街」を彷彿させる恋人に別れを告げるような歌詞とも捉えられることから、本作は政治的声明と個人的な関係についての言及の2つの解釈がなされている。

 ディランへの影響は「不透明な」心への言及や、「目を閉じれば手に入る良いもの」というセリフにも、ディラン風のシュールレアリズムを取り入れているとの話です。僕にはよくわからいけど…(^_^;)。

◆また、Wikipediaには、“Think For Yourself "は、当初のワーキングタイトルは"Won't Be There With You "だったと書かれておりました。

 タイトルが変わっていくのは面白いですね。最初は「きみとはもうそこにはいない」だったのが「自分を振り返ってみるがいい」。でも日本では、その彼女が嘘ばかりついてる…という歌詞から「嘘つき女」!になってしまう…!


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Songwriter(s) George Harrison

Released in 1965
From the Album “Rubber Soul”

*原詞の引用は太字

I've got a word or two
To say about the things that you do
You're telling all those lies
About the good things that we can have
If we close our eyes

ひとつふたつ言いたいことがあるんだ
きみのすることについてだよ
きみは嘘ばかり付いてるね
目を閉じたら浮かんでくる
素敵な思い出たちもみんな嘘かい

Do what you want to do
And go where you're going to
Think for yourself
'Cause I won't be there with you

好きなようにすればいい
行きたいところに行けばいいさ
自分の振る舞いを思い返してみるといい
僕はきみと一緒にはいないから

I left you far behind
The ruins of the life that you have in mind
And though you still can't see
I know your mind's made up
You're gonna cause more misery

僕はもうきみを遠くに置き去りにしたんだ
きみが頭に描いていた暮らしの崩壊もね
きみはまだ理解できてないようだけど
自分では決めてるんだよね
僕ももっと惨めにさせてやろうってさ

Do what you want to do
And go where you're going to
Think for yourself
'Cause I won't be there with you

やりたいようにやれよ
行きたいところに行けばいい
自分で考えてやることさ
だって僕はきみとは関わりたくない

Although your mind's opaque
Try thinking more if just for your own sake
The future still looks good
And you've got time to rectify
All the things that you should

頭のなか整理ついてないと思うけど
もっと自分のことを考えてみるといい
未来はまだ捨てたものじゃないし
きみも修正する時間もあるはずさ
自分のやるべきこと全部をね

Do what you want to do
And go where you're going to
Think for yourself
'Cause I won't be there with you
Do what you want to do
And go where you're going to
Think for yourself
'Cause I won't be there with you

やりたいことをやればいい
行きたいところに行けばいい
自分で考えて行動しろよ
だって僕はきみとはいないから
好きなようにすればいい
自分に責任を持つことさ
だって僕はきみとはもう関わらない

Think for yourself
'Cause I won't be there with you

自分の頭で考えてみろよ
僕はもうそこにきみとはいないから


(Words and Idioms)
opaque=不透明な、くすんだ、はっきりしない,不明瞭な
for my own sake =自分自身のために
rectify= 1.正しいこと、修正、· 2.まっすぐに導くこと

日本語訳 by 音時

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◆サウンド面では、ファズ・ボックスを使っているのが特徴になっています。

(日本語ウィキペディアから)
ビートルズは、1965年11月に『ラバー・ソウル』のセッションの終盤に「嘘つき女」のレコーディングを行った。従来の作品とは異なり、本作では通常のベースの音とファズを効かせたベースの音の2種類のベースのパートがある。ポール・マッカートニーが演奏するファズを効かせたベースのパートは、曲全体にわたってリードギターの役割を果たしている。なお、ファズを効かせたベースのパートを録音したのは、本作が初となった。

 ファズ・ボックスが開発されたのは偶然がなせる技?
当初はフィル・スペクターが『Zip-A-Dee-Doo-Dah』を作っていたとき、トラックをセットアップしたエンジニアがギタープレイヤーのマイクにオーバーロードをかけてしまいます。でもフィル・スペクターは「このままでいいよ、最高だよ!」としそのまま音を使ったそうです。これがギブソンがファズ・ボックスを開発するきっかけになったようですね。

◆アルバム「Rubber Soul」でのジョージ曲。A面がこの曲“Think For Yourself”、B面が先に和訳した“If I Needed Someone”。僕が本格的にこのアルバムを聴いたのはCDになってからだから、あまり意識はしていなかったけど、A面とB面に1曲ずつジョージの曲も入れていて、ファンはLPレコードのどっちを聴こうかな…?という選ぶ楽しさ、ってあったんだろうな。
 ジョージのファンで、各アルバムからジョージ曲だけを抜き出してカセットに録るなんてことをしていた人ってどれくらいいたのかな…なんて頭をよぎりました。

◆甲虫楽団 さん(TOKYO ビートルズ中後期サウンド追求バンド)の“Think For Yourself”。