うーん、これだけ「私に話してみてよ」って言われると…話したくなくなっちゃいますよね!
でも、スティーヴィーってそんなに人の話を聞いてくれるようなタイプではないような…。
(ファンの方ゴメンナサイ)。
この曲は彼女のソロ、サード・アルバム"Rock A Little"からリードシングルだった"Talk To Me"です。
◆この曲がリリースされた頃はMTV全盛の頃ですね。皆さんもこの曲のPVをおそらくTVでご覧になったことあるんじゃないでしょうか。この曲"Talk To Me"とアルバムのオープニングを飾る曲"I Can't Wait"(全米16位)。スティーヴィーもとても精力的に活動していた時期でしたね。スティーヴィーのソロアルバムのジャケットのなかじゃ、この"Rock A Little"が可愛いですよね。

◆この曲"Talk To Me"の作者"Chas Sanford"さんですが、ジョン・ウェイトで全米No1になった"Missing You"をジョンと共作した人であるとのこと。
"Talk To Me"は ほとんどこのChasが演奏しています。当初はスティーヴィーのヒットが欲しかったプロデューサーの"Jimmy Lovine"がこの曲に目を付け、スティーヴィーに聴かせましたが、当初、スティーヴィーは喉の調子が悪かったこともあり気に入らなかったようです。でJimmyは根気よくスティーヴィーを説得し、レコーディングが行われました。その結果…スティーヴィーのソロとしても最高位の4位を獲得したのです。
(海外のスティーヴィーファンの方が充実したサイトを作っています。この曲についての彼女のコメントが出ていました)元ページはこちら
"Talk to Me "は歌うのが難しい曲でしたが、私は "Missing You"(チャスがジョン・ウェイトと共作した曲)を気に入っていましたし、"Talk to Me "の歌詞も気に入っていました。しかし、この曲を完成させるのには時間がかかってしまった。ジム・ケルトナーがドラムのオーバーダブをしに来てくれて、その後も観客として残ってくれて、私の背中を少し押してくれて、素晴らしいヴォーカルを聴かせてくれたんです。それで、誰かに歌ってもらうことになり、ヴォーカルができた。そこにタンバリンを加えて完成したのが、この曲です。あれは私の忘れられない瞬間のひとつです。(Stevie Nicks, 1991)

Writer(s): Chas Sandford
Released in 1985
US Billboard Hot100#4
From The Album“Rock A Little”
*原詞の引用は太字
I can see we're thinkin
' bout the same things
And I can see your expression
when the phone rings
We both know
there's something happening here
わかるわ 私たち
同じこと考えてるから
顔色も変わっちゃうのよ
電話が鳴るとね
二人ともわかってるの
何かがここで起きてるってことを
Well, there's no sense
in dancing round the subject
A wound gets worse
when it's treated with neglect
Don't turn around
there's nothing here to fear
ねえ 何の意味もないわ
話題をそらしても
傷はもっとひどくなっていくの
そのまま放っておいたらね
振り向かないで
怖いことも何もないんだから
You can talk to me
Talk to me
You can talk to me
You can set your secrets free, baby
私に話してみてよ
私に打ち明けていいのよ
私に話して構わないの
秘密はしまっておかないでいいのよ
ベイビー
Dusty words lying under carpets
Seldom heard
well must you keep your secrets
Locked inside hidden safe from view
埃まみれの言葉はカーペットの下
ほとんど耳にしたこともないわ
そう 秘密を守らなきゃいけないの?
誰にも見られないよう
心の奥に隠してカギをかけるなんて
Well, is it all that hard
Is it all that tough
Well, I've shown you all my cards
now isn't that enough
You can hide your hurt
But, there's something you can do
ねえ それはとても大変じゃないの?
とってもキツいことじゃない?
そう 私は手持ちの札は全部見せたの
それじゃまだ足りないのかしら?
自分の傷を隠し続けることもできるけど
そうじゃない
あなたのできることがあるはずよ
You can talk to me
Talk to me... talk to me
I can set your secrets free, baby
La, la, la, la...
私に話してごらん
しゃべってみてよ 私に打ち明けて
あなたの気持ちを楽にしてあげるわ ベイビー
Though we lay
face to face and cheek to cheek
Our voices stray
from the common ground where they could meet
The walls run high,
to veil a swelling tear
顔と顔 頬と頬をつきあわせ
一緒に寝そべっていても
私たちの声はさまよってしまう
本当は響き合う共通の場所から離れて
壁は高くそびえたち
あふれ出る涙を覆い隠してしまう…
Oh, let the walls burn down,
set your secrets free
You can break their bounds,
cause you're safe with me
You can lose your doubt,
cause you'll find no danger not here
そう 壁なんて焼き払えばいい
秘密なんて解き放てばいいのよ
境界線は取っ払うのよ
私なら安心していいんだから
疑いの心なんて捨てちゃって
ここには何の危険もないんだから
You can talk to me
Talk to me when you're down and out
You can talk to me
You can set your secrets free, baby
私には話していいのよ
話して構わないの
私に打ち明けてみてよ
秘密はしまっておかないでいいのよ
ベイビー
Well, I can see
That expression when the phone rings
And I can see
That we're thinkin' 'bout the same things
Is it all that hard?
Is it all that tough?
Well, now you've taken all my dreams
Isn't that enough?
そう 私にはわかる
電話が鳴るとあなたは表情が変わる
私にはわかる
私たち同じこと考えてるのよ
そんなに大変なの?
そんなにキツいことなの?
ねえ 私の夢をみんなあなたにあげたわ
まだ足りないってことなの?
Well I can see you, baby
Well I can see you, baby
Talk to me, yeah
Well, I can see
That expression when the phone rings…
そう あなたのこと わかってるわ
だから
私に話してみてよ
(Words and Idioms)
dance around the subject=話題をはぐらかす
swell=膨張する 〔数や量などが〕増える
break bounds=境界を越える
日本語訳 by 音時

◆アルバム"ロック・ア・リトル"の国内盤の帯に書いてあったフレーズは以下の通り。
"物憂げで、力強く、小悪魔のようで、コケティッシュ…"
米国ロック界に美しくも華麗に輝くミステリアスな"妖精"
スティーヴィー・ニックス。ああ!!魔力のような女の魅力。
2年半ぶり、EMIモダーン・レコード移籍第1弾。
ちなみに、コケティッシュとは…(三省堂 大辞林より)
【coquettish】( 形動 )
なまめかしく色っぽいさま。男の気をそそるさま。 「 -なしぐさ」
◆ところでスティーヴィーの本名(フルネーム)ですが、"Stephanie Lynn Nicks"というようですね。彼女はとっても小さくてなかなか発音ができないときに自分のことを"TeeDee"って言っていたようですよ。スティーヴィー…と言えなくて"ティーディー"ちゃんになってたんですね。
スティーヴィーについて沢山の質問があって、答えてます。英語のサイトです。(スティーヴィーは"Rock A Little"のアルバム作成中に煙草を吸うようになって、マックの"The Dance"の頃に止めたってことも書いてあったりします)。
(これらの情報も上記、ファンの方のサイトからです)
(これらの情報も上記、ファンの方のサイトからです)
◆“Talk To Me”が最高位4位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending January 25, 1986
ディオンヌ&フレンズの「愛のハーモニー」が1位。次のNo1はこの週11位のホイットニー"How Will I Know"が翌週5位となってぶっこ抜きの1位に。この週3位のサバイバー「ロッキー4」主題歌の"Burning Heart"も首位目前で2位止まりで残念でした。スティーヴィーは翌週も4位で足踏みし、その翌週にはダウン…となりました(^▽^;)。
-1 1 THAT’S WHAT FRIENDS ARE FOR -Dionne & Friends
-2 2 SAY YOU, SAY ME - Lionel Richie
-3 8 BURNING HEART - Survivor
-4 7 TALK TO ME - Stevie Nicks
-5 12 I’M YOUR MAN - Wham!
-6 11 MY HOMETOWN - Bruce Springsteen
-7 9 WALK OF LIFE - Dire Straits
-8 5 I MISS YOU - Klymaxx
-9 3 PARTY ALL THE TIME -Eddie Murphy
10 13 SPIES LIKE US - Paul McCartney
◆1987年のスティーヴィーのライヴから"Talk To Me".
◆アルバム"Rock A Little"のオープニングはこの曲"I Can't Wait"。アレンジは80年代だね。アルバムタイトルにちなんでか、“ちょっぴりロック“してます。
コメント
コメント一覧 (4)
そうか…フラれたときに小悪魔風お姉さまに慰めてもらっていたんですね!。僕は本文にも書きましたが、どうもスティーヴィー姐さんは口が軽そうな気がします(^_^;)。
バーカウンターで一人酒をあおってたら、タバコを吸うお姉さんが近づいてきて「何、一人で抱えてるんだい。おねえさんにTalk to me…」と言われて、心許して打ち明けて話した翌朝、二日酔いで出勤したら、もう職場の人みんなが「ふられたんだって」と知っているような…あくまでも想像です(スティーヴィーとファンのみなさま、ごめんなさい)」
音時
が
しました
音時
が
しました
音時
が
しました
可愛らしく才能ある彼女に、数々の大物ミュージシャンが吸い寄せられるのも良くわかります。
このアルバムからは、やっぱりこの曲"Talk to Me"と"I Can't Wait"でしょう。両曲ともカッコ良い曲でした。
音時
が
しました