アルバム"Fore!"からのこの曲。シングルカットされて、全米6位のヒットとなりました。"何だってするのは、僕のベイビーのためさ"は、邦題「すべてを君に」。シンプルな名邦題って感じです。
◆この曲のソングライティングはヒューイ&バンドメンバーではありません。マイク・デュークとフィル・コーディ。名前をそんなに聞いたことがないかもしれませんが、これがまたスゴい人達。特にフィル・コーディはニール・セダカと共作して全米ヒット曲をいっぱいかっ飛ばしてるソングライターです。"Laughter In The Rain"、"Bad Blood"、そして"Solitare"(カーペンターズも歌いましたね)の作者って言ったら(゚Д゚)ノ。
"Songfacts"が行ったインタビューがWebサイトにでていました。和訳は僕なのであしからず。
Songfacts:80年代の話にしましょう。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースに曲を提供されましたね。
Philip:ああそうさ、"Doing It All For My Baby"は嬉しいサプライズだったよ。僕はKirshnerの元を離れて、サンタモニカあたりの the Lawrence Welk Group で働き始めたんだ。ちょうど同じ頃、そこで働く若い男で"マイケル・デューク"に出会ったんだ。僕らは音楽では"ソウル・ブラザーズ"って感じで、音楽的な"ひらめき"を求めてたんだな。僕らは話して一緒に色んなことをして、"Doing It All For My Baby"を書いたんだ。ほんの昼下がりのお仕事って感じだったよ。僕がちょうど新しい彼女~バーバラと僕は結婚する~との生活に入ったところで、人生を素敵だと感じてたんだ。彼女と一緒にすることは何だって人生の再発見みたいだったんだ。
マイクはすごい奴さ。イヤと言うほど歌い、演奏も上手だった。会社(the Lawrence Welk Group) は彼の才能を全然わかってなかった。マイクがデルバート・マクリントンのツアーに参加し、そのときにミシシッピーのクラブでギグをしたんだ。そこにヒューイのバンドの何人かが観に来てたんだね。マイクが "Doing It All For My Baby"を演ったんだけど、バンドのメンバーが"いいね!この曲気に入ったよ。この曲、ヒューイに持っていって聴かせていいかい?"って言ってきたんだ。そして曲がヒューイに届けられたんだ。僕らが曲を書いて3年後のことだよ。ヒューイがレコーディングしてベストセラーのアルバムに入れてくれたんだ。
ヒューイの作品では、"Hope You Love Me Like You Say You Do"(サンフランシスコ・ラヴソング)マイクの作品ですね。
ヒューイの作品では、"Hope You Love Me Like You Say You Do"(サンフランシスコ・ラヴソング)マイクの作品ですね。

Writer(s): Mike Duke, Phil Cody
Released in 1987
US Billboard Hot100#6
From The Album“Fore!”
*原詞の引用は太字
Early in the morning, I'm still in bed
She comes to me with sweet affection
Wakes me with kisses, "Hello sleepyhead."
Gets me moving in the right direction
朝の早い時間 俺はまだベッドの中さ
すると彼女が優しい愛情でやってくる
キスで俺を起こして"おはよう、お寝ぼうさん"
それで俺はサボらずに仕事に行けるのさ
I do my best to give her love that lasts forever
It seems like everything I do I'm doing better
彼女に永遠の愛を捧げるために頑張ってる
何をするにも 前より良くできる気がするのさ
Doing it all for my baby
Because she's as fine as she can be
Doing it all for my baby
For everything she does for me
彼女のために何だってするんだよ
彼女もできるだけよくしてくれるから
彼女のために何だってするんだよ
彼女がしてくれるすべてのためにね
Later in the evening, it's been a busy day
She lays her head upon my weary shoulder
Listen to her laughing, snuggle up and say
Now I'm with you baby, the loneliness is over
夜の遅い時間 今日も忙しい一日だった
彼女が俺の疲れた肩に頭を乗せるんだ
笑って 寄り添ってくる彼女の言葉を聞くのさ
"もういま私がそばにいるわ 淋しいのは終わりよ"
I do my best to give her love that lasts forever
It seems like everything I do I'm doing better
彼女への永遠の愛を捧げるために頑張るのさ
以前より何だってうまくいく気がしてるんだ
Doing it all for my baby
Because she's as fine as she can be
Doing it all for my baby
For everything she does for me
俺のベイビーのために何だってする
あいつも俺にできるだけよくしてくれるんだ
俺のベイビーのために何だってするんだ
あいつも俺のために何だってしてくれるから
Doing it all for my baby
Because she's as fine as she can be
Doing it all for my baby
For everything she does for me
俺のベイビーのために何だってする
あいつも俺にできるだけよくしてくれるんだ
俺のベイビーのために何だってするんだ
あいつも俺のために何だってしてくれるから
Doing it…
Doing it…
Doing it…
Doing it all for my baby…
あのコのためだったら俺は何だってするんだよ…
(Words and Idioms)
in the right direction=正しい方向に
snuggle up=寄り添う、体をすり寄せる
日本語訳 by 音時

◆歌詞で"Gets me moving in the right direction"は、直訳は"正しい方向に僕を動かしてくれる"なのですが、朝起きた場面で「正しい方向」「間違った方向」ってそれぞれどういうことかな?と考えたとき、平日(Working Day)であれば、正しい=仕事に行く、間違い=さぼる、再度寝る、ということかな?と思ったので、「サボらずに仕事に行けるのさ」(なんて他力本願。社会人能力の欠如!?)としました(^▽^;)。
◆2013年の日本公演(渋谷公会堂)を見に行ったときの僕のメモです。
ヒット曲からオールディーズまで、ヒューイのライヴは楽しいですよね!
このブログでこれまで取り上げてきたヒューイたちの楽曲の和訳記事はこちらです。
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会場にかかっていたオールディーズが止まりライトが落ち、期待して大きな拍手が起きるなか、人影がステージ脇からスタンバイする。心臓の鼓動のような音と点滅するライト。これはもちろん…!そう、観客総立ち。
1.The Heart Of Rock And Roll !
元気なヒューイの歌声。白いワークシャツにジーンズ、青っぽいグラサン。これ「Sports」30周年のアルバムアートワークでヒューイがかけてるのと同じだ。
最後にまたアメリカの都市の名前が繰り返される中…“トキヨー!(TOKYO)”やっぱり言ってくれた!
アルバム「Sports」を聴いていた人なら、この2曲目はそう!畳みかけるように...
2.Heart And Soul
ここまでこう盛り上がるとは最後まで大丈夫か、と思いながら…次の曲は言っちゃわるいが「休憩タイム」!? 沢山の人がわかってていったん座る人多い(笑)
3.Bad Is Bad
「Sometimes!」とヒューイの歌声が響く中、みなさんわかってらっしゃる。次はあのノリのいい曲だから休んでおくのでした…。Bad Is Badも終わり、いったん暗転。そして今か今かと待って…あの瞬間を聞き洩らさないように。ギューンというギターの音が聞こえたとたん、またみなさん総立ち!そう、あの曲だよ!
4. I Want A New Drug
もしかして今日一番の盛り上がった曲かもしれない!?
この曲で「Sports」のA面が終了、ようやくここでヒューイのMCが入る。「ハロー、トキヨ~!」。「懐かしい曲のコーナーだ」 えっ? B面も続けてやる予定じゃなかったのかな?
5.Trouble In Paradise
ライヴでは定番だけど、一緒に歌えるくらい知ってる人は少なかったかな。僕も歌えるのはサビだけですけど。
そして次の曲は…おや?聞いたことのあるイントロ?ん?でもイントロ長いな。いや、でもあの曲に違いない。そう、あの曲だ。
6. Jacob's Ladder
一瞬、ブルース・ホーンズビーが現れないか期待したが、まあ、あるわけないですね。Step by Step、One by One!~3列前のお兄さん(同じ年くらい)、ノッてるな~。
「Sports B面の前に、何曲かはさむのかな?」と思っていた。
7.Doing it All For My Baby
サビを観客に歌わせる。この曲、メロディがいいなあ。最近のセットリストだと、この曲と「Stuck With You」が交代で演られているようだ。コーラスで観客が参加するのも、Doing it all for my baby~♪と、Yes、it's true~♪のどっちか。僕は実はyes、it's true~♪の方がやりたかったけど…!(たぶん、今日や大阪ではStuck With Youになりそう!?)
8.Back In Time
9.Hip To Be Square
もうこのへんはノリノリ(死語)。「Hip To Be Square」はやらないと思っていたので嬉しいプレゼントでした。
おや、暗い中、前にマイクを数本並べてる。これはきっと、そう「アカペラ」ですね。ヒューイのMCとメンバー紹介。そのあとみんなで相談して(この、わざとらしい相談は、いつもやるんですね)
ヒューイのMC 「知ってたら歌ってくれ」 (僕「知ってるけどサビくらいしか歌えない」)
10.It's Alright (Accapella)
11.Little Bitty Pretty One
「次は新曲だ」
12.While We're Young(新曲)
いい曲です。でもバスドラとベース音がちょっとうるさくヒューイの歌がよく聴こえない。下の方に貼りつけてるYoutubeの方がよく聴こえる。
ヒューイが「日本のみんな!俺とこれまで何回会ったことあるかな?(過去の日本公演の回数を聞いている)」。「1回って言う人?」…実はヒューイは初めてなのだが、隣の人にコイツ素人!?と思われるのがいやなので、「そういうことにはいちいち手を挙げない人」を演じた!隣の人も特に手を挙げてなかったようだ。お互い素性!?は明かさない?
もうこのへんから今晩のライヴはアルバム「Sports」全曲をそのまま演奏するんじゃなく、ヒットパレードなサービスデーなのかな?の思いが沸いてきた。
今日はA面、明日はB面の曲をやるのかな?なんて想像して。
13.But It's Alright
14.We're Not Here for a Long Time (We're Here for a Good Time)
この2曲でもノリノリ!そしてライヴ終了。
アンコールの拍手が鳴るなか、頭のなかで「あの曲とあの曲やってないじゃん!」と思い始める。あの曲をやらないハズがない...。でも一抹の不安が…。
(アンコール)
15.The Power of Love
16.Do You Believe In Love
17.The Boys Are Back In Town
18.Workin for A livin'
やっぱ「The Power Of Love」アンコールに来ました! そして次はきっとあの曲「Do You Believe In Love」であろうと半ば予想して...オルガンの音そしてドラムがガーンと来るはず、来るはず…と思ってたら、残念違う曲。 んんっ?これ「Do You Believe In Love」じゃないか!ちょっとアレンジ変えて「ベイエリアの風」っぽくなくなってしまってちょっと残念です。
そして、次の曲は…「Walking On A Thin line」「If This It」「StucK With You」だと嬉しいなと思いながら、ヒューイのMCを聞く。「The Boys Are Back In Town!」
観客は半分くらい「ウォー!」。半分くらい「な、何?」
ツインリードがかっこいい。ヒューイのボーカルもマッチしてるよ。シン・リジィの「ヤツらは町へ」(The Boys Are Back in Town)はヒューイはたまにアンコールなどで演ってくれてる曲。
ああ、Workin For A livin' この曲になったらライヴはおわり。もうアンコールはないんだ。残念。
でも・・・ほんとシンプルなステージのなかで、ハート熱く汗をかくロックン・ロールを堪能させてもらいました!ライヴ終わってみると、失礼ながら、「えっこのおばあちゃん。今日のライヴ大丈夫だったのかな?倒れなかったかな?」と思わず思ってしまうような方も沢山。
活力と元気をもらった。ありがとう!.
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