ストーンズのアルバム「女たち(Some Girls)」から“Miss You”が全米No1になりましたが、僕はそんなに好きじゃありませんでした。(←おい!)
ちょっとチャートでもディスコ・ブラックが強くて、ストーンズにはもっとスカッとロックして欲しかったからかな。でも2ndシングルのこの曲“Beast of Burden”はシビれたなあ!
◆“ホンキー・トンク・ウィメン”や“ダイスをころがせ(Tumbling Dice)”のようなゆったりとしたテンポでルーズな感じのなかで、キースのギターにミックの卑猥な感じ(!)のボーカルが絡んでくる…彼らの真骨頂~こんな曲はストーンズじゃなきゃできないよな~と思います!
◆タイトルにもなっている“Beast of Burden”は「“Burden(荷物、積み荷)”を背負う“Beast(けもの)”」。背中に重い荷物を乗せて運ぶ馬や牛、のことを言うんですね。

ですから「おまえの“Beast of Burden”には絶対にならない」。もう死語でしょうが、なんでもわがままを聞いてくれる、いわゆる便利な“アッシーくん”にはならない、ってことなんでしょうね。

ですから「おまえの“Beast of Burden”には絶対にならない」。もう死語でしょうが、なんでもわがままを聞いてくれる、いわゆる便利な“アッシーくん”にはならない、ってことなんでしょうね。
相手と対等でいたい、相手に愛してもらいたい対象になりたい、って歌ってるんでしょう。
◆この曲のWikipediaには、基本的な歌詞と曲は当初キースが作ったものをレコーディングの際に、キースとロンのギターに合わせて、ミックが即興で仕上げた、と書かれてありました。
“Beast of Burden”…この曲が最終的にどうなるのか、何かアイデアがあるわけじゃなかったんだ。俺にとっちゃ、この曲は自分のなかから出てきた、単なる魂の曲さ。俺の遺産(heritage)の一部とも言えるし、そこにはブルーズの欠片もあったかな。俺がやったのは“Beast of Burden”ってフレーズをミックに投げつけて、ヤツの前でギターを弾いただけさ。そしたらヤツがそれを取り上げてくれて、カッコいい曲に仕上げてくれたのさ… 。- Keith Richards, 2011

Songwriter(s)
Jagger/Richards
Released in 1978
US Billboard Hot100♯8
From the album“Some Girls”
*原詞の引用は太字です
I'll never be your beast of burden
My back is broad, but it's a-hurting
All I want, for you to make love to me
I'll never be your beast of burden
I've walked for miles, my feet are hurting
All I want is for you to make love to me
俺はおまえの家畜なんかになるもんか
背中は広くたって 傷ついてるんだ
俺が望むこと
それはおまえに愛されたいってことだけさ
おまえの荷物運びの家畜なんて勘弁しろよ
何マイルも歩きすぎで 足を痛めちまった
俺が願ってるのは
おまえに愛されたいってことだけなんだ
Am I hard enough?
Am I rough enough?
Am I rich enough?
I'm not too blind to see
俺はじゅうぶんたくましいよな?
荒っぽさもちょうどいいだろ?
俺はじゅうぶん金持ちだよな?
そうはいっても俺の目は節穴じゃないぜ
I'll never be your beast of burden
So let's go home and draw the curtains
Music on the radio
Come on, baby, make sweet love to me
荷物運びの家畜なんてなりたかないんだ
そうさ 家に行ってカーテンを降ろそう
ラジオで音楽を流すんだ
さあこいよベイビー 俺と愛し合おう
Am I hard enough?
Am I rough enough?
Am I rich enough?
I'm not too blind to see
俺はじゅうぶん硬いだろ?
荒々しさもちょうどいいよな?
ほどほどに裕福ってのがいいかい?
だけど俺はしっかり見てるんだ
Oh, little sister
Pretty, pretty, pretty, pretty girls
You're a pretty, pretty, pretty, pretty, pretty, pretty girl
Pretty, pretty, such a pretty, pretty, pretty girl
Come on, baby, please, please, please
さあ かわいコちゃん
おまえはとっても可愛いな
とっても とっても とっても とっても
かわいいんだ かわいいよ
さあ ベイビー お願いだから
I'll tell you, you can put me out on the street
Put me out with no shoes on my feet
But put me out, put me out
Put me out of misery, yeah
All your sickness, I can suck it up
Throw it all at me, I can shrug it off
There's one thing, baby, I don't understand
You keep on telling me I ain't your kind of man
いいか 俺を道に放り出していいんだぜ
靴も履かせずに放り出していいのさ
そうさ ためらわずに放り出せよ
そしてこの惨めな気分からも救ってくれ
おまえの憂うつも 俺が救ってやれる
俺に投げつけてくれ 笑い飛ばしてやるよ
でも一つだけ わからないことがある
“俺がおまえに似合わない”なんて
おまえがずっと言っていることさ!
Ain't I rough enough? Ooh, honey
Ain't I tough enough?
Ain't I rich enough? In love enough?
Ooh, please
俺の荒々しさはよくないか?ハニー
俺のタフさはちょうどいいんじゃないか?
金が足りないのか? 愛が足りないのか?
教えてくれよ たのむから
I'll never be your beast of burden
I'll never be your beast of burden
Never, never, never, never, never, never, never be
俺はおまえの荷物運びの家畜じゃない
そんなものになんてなるものか
絶対に 絶対に ぜったいに なるものか
I'll never be your beast of burden
I've walked for miles, my feet are hurting
All I want is you to make love to me, yeah
I don't need no beast of burden
I need no fussing, I need no nursing
Never, never, never, never, never, never, never be
俺はおまえと愛し合いたいだけなんだ
騒いだり 世話をかけたりしないから
絶対に 絶対に ぜったいに しないから
(Words and Idioms)
suck it up=困難を受け入れ、それに対処する
shrug off=〔衣服を〕身をくねらせて脱ぐ、軽くあしらう、一笑に付す
日本語訳 by 音時(On Time)

◆2013年のラスヴェガスでのライヴから“Beast of Burden”。ケイティ・ペリーが後から登場します!
コメント
コメント一覧 (2)
音時
が
しました
音時
が
しました