アルバム"Tango In The Night"から、リンジーの"Big Love"に続くセカンド・シングルになりました"Seven Wonders"です。

◆幻想的なイラストのアルバムジャケット。オープニングの"Big Love"に続いて、この曲は2曲目に収められていました。"Seven Wonders(七不思議)"というタイトル。イントロからスティーヴィーのボーカルの入ってくるタイミングなど、ワクワク感を高めてくれます。そうですよね、何と言ってもマックのアルバムはリンジー、スティーヴィー、クリスティンがメインでボーカルを取る曲が交互に出てくるのがいいですよね。

 シングルでは、"Big Love"は全米5位。3rd シングルになったクリスティンの"Little Lies"は全米4位。"Seven Wonders"はトップ10にも入らず最高位19位でした。悪い曲じゃないんだけど、ほか2人の作品と比べると確かにちょっとヒット性には欠ける感じがします。でもアルバムでA面2曲目(レコードの場合ね)は、やっぱこの曲なんです!

◆この曲のクレジットにスティーヴィーと並んで名前の出ているサンディ・スチュワート。彼女はシンガー&キーボーディストです。(スティーヴィーの曲ではセカンド・ソロ・アルバム"Wild Heart"の"If Anyone Falls"も彼女との共作)

 "Seven Wonders"のデモは当初サンディが作ったのですが、それを聴いたスティーヴィーが聞き間違えをしたという話があります!

"All the way down you held the line"という歌詞を
"All the way down to Emmeline"に間違えたというのがその箇所。"あなたはずっと電話をかけていた"という歌詞を"Emmeline"というなんだか幻想的な場所!?
こちらご参照

81UrimZN8mL._AC_SL1435_

Writer(s)
Stevie Nicks, Sandy Stewart 
Lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC, Universal Music Publishing Group

Released in 1987
US Billboard Hot100#19
From The Album"Tango In The Night"

:原詞は太字

So long ago
Certain place
Certain time
You touched my hand
All the way
All the way down to Emmiline

もうだいぶ昔のことになるわ
ある場所で
あるときのこと
あなたは私の手を取った
ずっと
ずっとずっと電話をかけながら・・・

But if our paths never cross
Well you know I'm sorry but

でも私たちの進む道が交差しないなら
そうね とっても残念なことよ 
でも

If I live to see the seven wonders
I'll make a path to the rainbow's end
I'll never live to match the beauty again
The rainbow's end

もし世界の七不思議を見ることができるなら
虹の果てまで道を作って行くわ
でもその美しさを競うために
生きようとはもう思わない
虹の果ての美しさ…

So it's hard to find
Someone with that kind of intensity
You touched my hand I played it cool
And you reached out your hand for me

そう簡単にはお目にかかれないわ
あんな情熱的なタイプの人はね
あなたが私の手に触れたとき
私はクールにつとめたわ
そしたらあなたは
手を私に伸ばしてきたの…

But if our paths never cross
Well you know I'm sorry but

でももし 私たちがこれから
別々に生きていくことになるなら
こんなに残念なことはないの
でも…

If I live to see the seven wonders
I'll make a path to the rainbow's end
I'll never live to match the beauty again
The rainbow's end

もし世界の七不思議を見るために生きるなら
私はどんなところにだって行くつもり
美しさを競うために生きようとはもう思わない
虹の果てまで…

So long ago
It's a certain time
It's a certain place
You touched my hand and you smiled
All the way back you held out your hand
If I hope and I pray
Ooh it might work out someday

ずっと昔の話
ある場所で
あるときのこと
あなたは私の手に触れて微笑んだ
帰り道ではずっと
あなたは私に手を差し伸べていた
もし私が願いごとを祈るなら
いつの日か願いが叶うかもしれないわ

If I live to see the seven wonders
I'll make a path to the rainbow's end
I'll never live to match the beauty again

世界の七不思議を見るために生きるなら
私は虹の果てまで道を作って行くわ
美しさを競うために生きようとは思わない…

If I live to see the seven wonders
I'll make a path to the rainbow's end
I'll never live to match the beauty again

世界の七不思議を見るために生きるなら
私は虹の果てまで道を作って行くわ
あなたと過ごした美しい時間は
そのまま大切に取っておいて…

If I live to see the seven wonders
I'll make a path to the rainbow's end
I'll never live to match the beauty again

私は世界の七不思議を見るために
これから生きていくわ
だってあなたと過ごした日々の美しさと
比べたって仕方ないじゃないの…


(Words and Idioms)
intensity=強烈さ, 激しさ, 熱心さ

日本語訳 by 音時

SevenWondersMac


◆もし"Seven Wonder"を見るために生きていくなら…という歌詞ですが、

"I'll never live to match the beauty again"という部分が解釈が難儀でした。"美しさを競う"という"美しさ"とは何のことなのか?スティーヴィーの美貌?でももしかするとそんな意味も引っ掛けているのかもしれませんね(笑)。

 最終的に「Beauty」の解釈は「あなたと過ごした時間の美しさ」としました。あんな素敵な瞬間はもう経験できない。また恋をしてそれより美しい時を過ごすことなんてもう無理。だから私はそんなこと期待しない(美しさを競わずに)で、世界の七不思議(恋以外の素敵と思われるもの?)を探す生き方をしていくわ・・・。うーん、どうでしょう!?


◆Fleetwood Macのソックリさん? - Rumours of Fleetwood Macによる"Seven Wonders"。




◆こちらはサンディのアルバムに収録されたサンディとスティーヴィーのデュエット"I Pretend".