フォリナーのロックで暑さを吹き飛ばせ!!
このブログでこれまで取り上げてきたフォリナーの楽曲の和訳記事はこちらです。



(追記)ケリー・ハンセンの脱退が伝えられました。
2025/05/21 12:34 amass.jp掲載
このブログでこれまで取り上げてきたフォリナーの楽曲の和訳記事はこちらです。
イントロのドラムのズンズンチャチャ、ズンズンチャチャから、ギターが入って、「うぇぃら~ん はっぶらっでぃ」!からして気合い十分。
フォリナーの"ホット・ブラッデッド"で、身体のなか、血液からもう熱くなっちゃってください!?
この曲の歌詞。もう「どストレート」なですね(笑)。

◆この曲のWikipediaに、ルー・グラムのこの曲を作った時の様子のコメントが載っていました。
俺たちはミックのアパートで曲を作ってたんだけど、彼はギターのリフを次々と演奏し続けていたんだ。ミック は頭に浮かんだものは何でも弾いてみるんだ。それでミックがリフを演奏し始めたとき、俺はこう言ったのを覚えてると"おいイカシてるじゃないか。そいつはなんだよ!"。
ミックはただのギターリフだと言ってたけど、俺はそれに合わせて歌い始めたんだ。そしてやがてコーラスのイメージが湧いてきて、作詞に取り掛かった。自然に"Hot Blooded"って口に出てきたんだな。このタイトルが浮かんだとき、俺達は一歩進んだ感じがしたんだよ。
◆この曲、フォリナーのライヴのセットリストではだいだい後半に位置してたよウに思います。僕が行った1993年の渋谷公会堂でもラストだったような気がする…。

Songwriters: GRAMM, LOU / JONES, MICK
yrics © Warner/Chappell Music, Inc., Universal Music Publishing Group
Released in 1978
US Billboard Hot100#3
From The Album"Double Vision"
:原詞は太字
Well, I'm hot blooded,
check it and see
I got a fever of a hundred and three
Come on baby, do you do more than dance?
I'm hot blooded, I'm hot blooded
なあ 俺の血は燃えたぎってる
確かめてみるかい?
体温も103℃まで上がってんだ
こいよ ダンス以上のことをしないか?
血が燃えたぎってるんだ
俺は情熱のかたまりなのさ
You don't have to read my mind,
to know what I have in mind
Honey you oughta know
Now you move so fine,
let me lay it on the line
I wanna know
what you're doin' after the show
俺が何思ってんのか知ろうとして
心を読んだりしないでいいんだ
だって すぐ知ることになるからさ
おまえが動くのすごくイイよ
思ってることそのまま言わせてくれよ
で、そのあと何をしてくれるんだい?
Now it's up to you,
we can make a secret rendezvous
Just me and you,
I'll show you lovin' like you never knew
この局面じゃおまえ次第さ
秘密のランデブーに行くことだってできる
二人だけでね
これまでに経験したことない愛を
おまえに見せてやるよ
That's why,
I'm hot blooded, check it and see
I got a fever of a hundred and three
Come on baby, do you do more than dance?
I'm hot blooded, hot blooded
そう だから
俺の血は燃えたぎってる
確かめてみればいい
体温も今や103℃だよ
こいよ ダンス以上のことをしないか?
血が燃えたぎってるんだ
俺は情熱のかたまりなのさ
If it feels alright,
maybe you can stay all night
Shall I leave you my key?
But you've got to give me a sign,
come on girl, some kind of sign
Tell me, are you hot mama?
you sure look that way to me
おまえも気分がいいなら
今夜ずっといたっていいよな
俺の家のカギ渡しておこうか?
でもそのサインを出してもらわないとダメだ
そうだ 何かしらのサインをね
教えてくれよ おまえも燃えてるのか?
俺にしっかり見せてくれよ
Are you old enough?
will you be ready when I call you bluff?
Is my timing right?
did you save your love for me tonight?
おまえもう付き合える年頃だよな?
背伸びしたってわかっちゃうよ
用意はいいのかい?
タイミングはどうだい?
今夜俺のこと愛してくれるかい?
Yeah I'm hot blooded,
check it and see
Feel the fever burning inside of me
Come on baby, do you do more than dance?
I'm hot blooded, I'm hot blooded, I'm hot
そうさ 俺の血は燃えたぎってる
確かめてみるかい
身体の中の炎 熱が伝わってくるんだ
だからベイビー ダンス以上のことはどうだい
俺は燃えてるんだ
熱く燃えあがってるのさ
Now it's up to you,
can we make a secret rendezvous?
Oh, before we do,
you'll have to get away
from you know who
あとは おまえ次第
秘密のランデブーに行こうぜ
おっとその前に
これまでのおまえとサヨナラしてからだな
Well, I'm hot blooded,
check it and see
I got a fever of a hundred and three
Come on baby, do you do more than dance?
I'm hot blooded, I'm hot blooded
Hot blooded, every night
Hot blooded, you're looking so tight
Hot blooded, now you're driving me wild
Hot blooded, I'm so hot for you, child
Hot blooded, I'm a little bit high
Hot blooded, you're a little bit shy
Hot blooded, you're making me sing
Hot blooded, for your sweet sweet thing
燃えたぎる俺の血 毎晩
燃えたぎる俺の血 おまえなかなか可愛いよ
燃えさかる俺の気持ち おまえが俺をワイルドにさせる
燃えさかる俺の気持ち おまえが俺を熱くさせるんだ
燃える俺のこの愛 ちょっとばかし調子のっちゃうよ
燃える俺のこの愛 おまえはちょっと恥ずかしがり
燃えるお前の愛 おまえが俺に歌わせるんだ
燃えるお前の愛 おまえの可愛い身体でな
(Words and Idioms)
lay it on the line
=率直に話す 要求された情報を与える
call you bluff
=はったりに挑戦する
日本語訳 by 音時

★「Hot Blooded」がビルボード誌 最高位3位を記録した週のチャートです。
「恋のブギ・ウギ・ウギ」が1位。コモドアーズが2位。映画Grease絡み曲が第4位、6位、8位と3曲チャートイン。ボストン、LRBも上がってきてます。フォリナーも勢いがあったのですが、5位エグザイル"Kiss You All Over"が伏兵でしたね(^▽^;)。
US Top 40 Singles 9th September, 1978
1 3 BOOGIE OOGIE OOGIE –•– A Taste Of Honey
2 2 THREE TIMES A LADY –•– The Commodores
3 4 HOT BLOODED –•– Foreigner
4 5 HOPELESSLY DEVOTED TO YOU –•– Olivia Newton-John
5 7 KISS YOU ALL OVER –•– Exile
6 1 GREASE –•– Frankie Valli
7 8 AN EVERLASTING LOVE –•– Andy Gibb
8 15 SUMMER NIGHTS –•– John Travolta, Olivia Newton-John and Cast
9 10 SHAME –•– Evelyn “Champagne” King
10 11 GOT TO GET YOU INTO MY LIFE –•– Earth, Wind and Fire
◆ニューアルバムから歌うよ!"I'm Hot Blooded !"。
こういうシンプルなロックをライブで聴きたいよな!
こういうシンプルなロックをライブで聴きたいよな!
◆2005年からヴォーカルはケリー・ハンセンに(元ハリケーン)。
悪くはないが、やっぱりルーのボーカルがいいな…。
悪くはないが、やっぱりルーのボーカルがいいな…。
(追記)ケリー・ハンセンの脱退が伝えられました。
2025/05/21 12:34 amass.jp掲載
ケリーがリード・ヴォーカルになってもう20年も経ってたんだなあ…。2025年夏ツアーの終了をもってバンドから脱退…とのこと。
後任には、2021年にバンドに加わったマルチインストゥルメンタリスト、ルイス・マルドナードが務めるとのこと…です。
コメント
コメント一覧 (16)
音時
が
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あと、103℃ではなく103°Fのような気がしますが… だいたい40℃なので。どうなんでしょうか。
音時
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前年に出た新曲3曲入りベスト盤のプロモツアーだったようです。メンバーは
Lou Gramm – lead vocals, percussion
Mick Jones – lead guitar, keyboards, backing vocals
Thom Gimbel – rhythm guitar, woodwinds, backing vocals
Bruce Turgon – bass, backing vocals
Mark Schulman – drums, backing vocals
Jeff Jacobs – keyboards, backing vocals の6名。
ルーとミック以外は総入れ替え。
Thom Gimbel はエアロスミス「Get A Grip」ツアー武道館にも同行してました。
キーボードとサックス、フルート等ができるので重宝されてました。
ライヴはアンコール込みで全15曲。この曲がラストでした。
自分としてはイアン・マクドナルド時代のプログレ色強い「Starrider」が
聴きたかったですね。ライヴでは10分越えることもあった重要曲です。
過去記事に「ラストツアー」のレポートが載ってましたが、新ヴォーカルを入れて
バンド続けるようですね。ミックも引退しルー・グラムも意欲はあるようですが
衰えは隠せず。ロックの殿堂入りもしましたし、まだまだ頑張ってほしいです。
音時
が
しました
こちらのページにこんな説明がありました。時間あるときに聞いてみたいと思います!
元フォリナーのキーボーディスト、アル・グリーンウッド、そしてベーシストのエド・ガリアルディが中心に結成した5人組で、当時はまさにフォリナーの弟分的バンドとして紹介されていました。
たった2枚のアルバムを残し消滅してしまった様ですが、メロディアス・ハード・ファンなら是非聴いておいて損はないバンドです。
キーボードを主体としたキラキラしたサウンドは、フォリナーよりもポップで、派手なコーラス・ハーモニーとキャッチーなメロディは80年代ハード・ロックの美味しいツボを知り尽くしていた感もあります。
http://www.ken-s-attic.com/shopdetail/009003000072/
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フォリナーの曲で一番好きな曲であります。彼らのコンサートは観たことないけど、この曲ライブでは盛り上がるのでしょうね~。「ほっぶらっでっ‼️」一緒に叫びたくなりますぅ。バドカンのポール・ロジャースばりに、カッコイイ、ボーカル!この頃は好きだったイアン・マクドナルドがまだ在籍していたし…。
音時
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78年、よんどころない事情で静岡にいました。
単刀直入に言います。田舎です。(笑)
(お住まいの方、失礼)
フォリナーの初来日公演は3月30日静岡駿府会館からスタートと決まりました。
当日、静岡の輸入盤レコード屋で、ボストンの「幻想飛行」を購入。
レジの青年曰く
「これ、いいよね、聴き易くて…」
「本当だったらフォリナーの公演だったのに」
「えっ、知らなかったの?」
「あぁ…」
「何でも切符が売れなかったみたい」
「ひどいな、それでキャンセルか」
「こんな田舎じゃそれも普通、洋楽なんか誰も聴かないもん」
「東京にいたの」
「ああスケートやってた。フィギュアを…」
「へぇ~」
「佐野稔の次くらいまでは行けたんだけどね」
「そりゃ凄い」
「結局、足を壊してダメさ」(苦笑)
・・・・
Foreigner…好きですよ。
「Cold as Ice」の時から…
でも何故か、いつも寒い時期に聴いていたイメージが強いな。(笑)
今でもルー・グラムの真骨頂は「The Damage Is Done」と思います。
音時
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そして、このHot Bloodedのシングルを全米TOP40 で知ると、すぐに輸入盤LPを購入して、毎朝聞いていたのを思い出しました。(毎朝Hot Blooded!!)(毎朝Double Vision!!)10代後半の典型的なロック好き少年でした。
今日、全米TOP40 の記録ノートを見てみました。チャートアクションは1978年7月8日30位→20位→14位→11位→8位→5位→5位→5位→4位→3位→3位→8位→15位→32位→圏外でした。シンプルながらTOP10をかなり長くステイしたヒットでしたね。後の彼ら、これ以上のヒット曲が出るんだけれど、自分はこの頃のザ・ロックバンドのようなForeignerが大好きです。
今日、久しぶりに彼らを思い出すことができてよかった。音時さん、ありがとうございます。1993年のLIVE行けてよかったですね!
音時
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