このブログでこれまで取り上げてきたボブ・シーガーの和訳記事はこちらです。
ドラマでも小説でも読んだことがあります。
“おまえは俺のことが好きになる”
“おまえは俺と一緒になる運命なんだ”
キザな男が言うセリフ…でも、そう言い続けられると、そんな気になって、そんな風になってしまうってこと。
そんなことあります?
まあ、僕の周りにはあまりそんなことないわけで、でもそんなカップルもいるのかもしれませんね!
この曲の主人公、どこからくるんだ、その自信(-_-;)!
◆アルバム「アゲインスト・ザ・ウィンド」はそのジャケットからか「奔馬の如く」と付けられました。この曲"You'll Accomp'ny Me"は邦題"わかりあえる時"と付けられました。

◆アコースティックギターでジャーン、ジャガジャカ…イントロから男っぽさがムンムン漂ってきます。今夜吹く風は…"Gypsy Wind"。"Gypsy"は"ジプシー"ですが"放浪癖がある人"という意味。風ということでは…吹いたり吹かなかったり…かな。そういうことで"気まぐれな風"という和訳にしました。

written by Bob Seger
Released in 1980
US Billboard Hot100#14
From The Album"Against The Wind"
:原詞は太字
A gypsy wind is blowing warm tonight
The sky is starlit and the time is right
And still you're tellin' me you have to go
Before you leave
there's something you should know
Yeah something you should know babe
今夜は気まぐれな風があたたかく吹いている
空は星明りでいっぱいでちょうどいい時間だ
それでもおまえは行くって言うのかい
ここを去る前に知っておいてほしいことがある
そうさ おまえは知らなきゃダメなんだ
I've seen you smiling in the summer sun
I've seen your long hair flying when you run
I've rnade my mind up that it's meant to be
Someday lady you'll accomp'ny me
夏の太陽のもと 微笑むおまえを見たよ
おまえが走ると長い髪が風になびくのも見た
俺は決めたんだ そうなる運命なんだって
いつか おまえは俺についてくるようになるって
Someday lady you'll accomp'ny me
Out where the rivers meet the sounding sea
You're high above me now,
You're wild and free ah but
Someday lady you'll accomp'ny me
Someday lady you'll accomp'ny me
いつか おまえは俺と一緒になる
川がいつかは波音のする海となるように
おまえは今は俺を置いて
自由奔放にしているけど
いつか 俺についてくるようになる
いつか 俺と一緒に歩くようになるんだ
Some people say that love's a losin' game
You start with fire but you lose the flame
The ashes smolder but the warmth's soon gone
You end up cold and lonely on your own
愛は失うだけのゲームだと言う奴らもいる
始めは燃えあがっても 炎はやがてしぼむものだと
灰はくすぶっててもやがて熱も冷めるものだと
冷たくなって終わり ひとり残されるだけなのか
I'll take my chances babe I'II risk it all
I'll win your love or I'II take the fall
I've made my mind up girl it's meant to be
Someday lady you'll accomp'ny me
Someday lady you'll accomp'ny me
俺はチャンスを得たんだ すべてをそれに賭けるぜ
おまえの愛をものにするか
敗れて落ちていくのか
俺はもう決めたのさ そうなるはずなんだ
いつか おまえは俺とともに歩んでいく
いつか おまえは俺と一緒になるんだ
It's written down some where, it's got to be
You're high above me flyin' wild and free
Oh but someday lady you'll accomp'ny me
Someday lady you'll accomp'ny me
そのへんに書いてあるのさ そうなるって
おまえは俺を置いて自由気ままに生きてるけど
でもな いつか 俺と一緒に歩くようになる
いつか おまえは俺と連れ添うようになる
Someday lady you'll accomp'ny me
Out where the rivers meet the sounding sea
I feel it in my soul, it's meant to be
Oh someday lady you'll accomp'ny me
Somedaylady you'll accomp'ny me
いつの日か おまえは俺についてくるようになる
川はいつかは波音のする海と出会うように
俺の魂で感じてるのさ そうなるはずだって
ああいつか
おまえは俺と一緒に歩き出す
おまえは俺と連れ添うようになるんだ
(Words and Idioms)
smolder=いぶる くすぶる
take the fall=責めを負う 逮捕される
日本語訳 by 音時

◆この曲“You'll Accomp'ny Me”は邦題"わかりあえる時"と付けられています。
でも…
わかりあえてるか?(^▽^;)
主人公であるおまえが強引で一方的なんじゃないか?
タイトルにある、この"Accomp'ny"のアポストロフィなのですが、"a"を発音しないので、省略するアポストロフィってことですよね。
'cause ← because、とかev'ry ← every みたいな。"アカンパニィ"ではなく"アカンプニ"と歌わないといけないってことですよね。なんかそんなにたいそうにしないでもいいと思うんだけど、ボブ・シーガーはその方がかっこいいと思ったのかな?(^_^;)。アポストロフィの法則性ってどうなっているのかな。

◆"わかりあえる時"が最高位14位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For Week Ending September 20, 1980
1位はダイアナ・ロス"アップサイド・ダウン"。来日してくれますナイル・ロジャースのギターがカッコイイです。2位はエア・サプライ。この曲泣かせ曲です。3位クイーン。ベースのジョン・ディーコンの作品。ジョンもシック(ベースのバーナードのサウンド)を参考にしてこの曲を作ったと言ってますね。
-1 1 UPSIDE DOWN –•– Diana Ross
-2 2 ALL OUT OF LOVE –•– Air Supply
-3 9 ANOTHER ONE BITES THE DUST –•– Queen
-4 4 FAME –•– Irene Cara
-5 8 LOOKIN’ FOR LOVE –•– Johnny Lee
-6 6 GIVE ME THE NIGHT –•– George Benson
-7 7 LATE IN THE EVENING –•– Paul Simon
-8 10 DRIVIN’ MY LIFE AWAY –•– Eddie Rabbitt
-9 15 ONE IN A MILLION YOU –•– Larry Graham
10 3 EMOTIONAL RESCUE –•– The Rolling Stones
14 16 YOU’LL ACCOMP’NY ME –•– Bob Seger and the Silver Bullet Band
◆Nationwide Arena, Columbus Ohio, January 19, 2019
ボブには長生きしてほしい…。
【空想 国内盤シングルジャケット】 *実在しません(^_^;)。
当時日本ではシングル盤が発売されなかったヒット曲の架空のジャケットを作られてます!
AT40愛好会の音友の''highest_debut''さんの作品です。

個人的にはなぜか秋になると聴きたくなる曲。「奔馬のごとく~アゲンスト・ザ・ウィンド」からの3rdシングルで、全米では1980年のちょうど今ごろに最高位14位を記録。カナダではTop10入りしました。「今夜は暖かなジプシーの風が吹いている」という出だしからたまりませんが、日本ウケはしないだろうという判断ですかね。前シングルの「アゲンスト・ザ・ウィンド」は日本語版のカバーもあってちょっと話題になっていたような記憶があるんですが... そのかわり日本では4thシングルの「地平線のバップ」を3rdシングルとして発売、こっちの方がヒットは難しくないか?と思っていたら案の定、といった結果でしたね。ちなみにジャケは米盤のYou’ll Accomp’ny Meのジャケを流用したものだったので、今回は逆に米盤のThe Horizontal Bopのジャケを使おうとしたのですが、曲とはあまり合っていないと思い(どこかで見てください)、オリジナルのデザインにしました。
''highest_debut''さん、ありがとうございました!
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