これまで取り上げてきたジェファーソン・スターシップの楽曲の和訳記事はこちらです。

 ジェファーソン・スターシップのアルバム「Earth(地球への愛にあふれて)」の「カウント・オン・ミー」は大好きな曲でした。でもそれに引き続いてリリースされたシングル「ランナウェイ」もなかなか良曲。
 シングルのジャケットも「地球」。これ、収録されているアルバムが「Earth」っていうのがわからないと、"なんで地球?"ってなっちゃいますね。


 惜しくもトップ10入りはなりませんでしたが、マーティ・バリンのボーカルに"ラン、ラン、ラン、ランナウェ~♪"のコーラスもやわらかな優しい曲でした。「全米トップ40」のAMラジオの電波(僕の家のあたりでは「ラジオ関東」がうまく入らなくて、とぎれとぎれ…)に乗って流れてきたのは覚えています。


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◆実はコーラスとかはずっと記憶があったのですが、今回改めて聴くと、だいぶグレイグ・チャキーソのギターが活躍してる歌だったんだな。あと転調してはいるCメロの部分はちょっとワイルドな感じで。

歌詞では"they tell me spring is just around the corner"…"春近い頃"の曲なんです。

でも"彼女がだいすき、一緒に逃避行"ということで"Runaway…"と歌ってますが、もし誰かが彼女を連れ去ってしまった(if someone should take you from me)ら、僕は(あっさりあきらめてその場を)去っていこう…ということで"runaway"…って?おいおい、潔くないですか(^▽^;) でも"runaway"って意味をいろいろ想像させる面白い歌詞なのかなと思いました。


Runaway Jefferson


Writer(s): Nicholas Dewey 

Released in 1978
US Billboard Hot100#12
From The Album“Earth”

:原詞は太字

You don't know how much I love you 
but I love you like the sun 
I'd like to put my arms around you 
and we could runaway 
(run run run runaway…)

きみは知らないのさ
僕はどれだけきみを愛してるかなんて
きみを愛してるんだ 太陽のように
きみをこの腕で抱きしめたいのさ
そして二人で逃避行へ…

if you knew how much I miss you 
oh and I miss you more and more each day 
I'd really like to come and see you 
and we could runaway 
(run run run runaway…)

どれだけきみを恋しく思ってるか
きみが知ってくれたらいいのにな
ああ 日に日にきみが恋しくなるんだ
僕はきみに会いに行きたいのさ
そして僕らは逃避行…

sun is comin' and it's getting warmer 
they tell me spring is just around the corner 
I been sitting watchin' all the flowers 
birds are singin' getting louder and louder 

太陽がのぼり だんだん暖かくなってきた
春がもうすぐ そこまで来てるらしい
僕は座って 花々をじっと見ていた
鳥たちは歌い 歌声が高まってくる

and here I am missin' you 
and here I go I'm lovin' you 
(run run run run runnin') 
and here I go I'm wantin' you
(run run run run runnin') 
and here I go I'm needin' you
(run run run run runnin') 
and here I go I'm lovin' you 
(run run run run runnin') 
(run run run run runaway) 

そして僕はここできみを恋しがってる
そして僕はここできみを愛してる
(きみのもとへ走って 走って)
そして僕はここできみを求めてる
(きみのもとへ走って 走って)
そして僕はここできみを必要としてる
(きみのもとへ走って 走って)
そして僕はここできみを愛してる
(きみのもとへ走って 走って)
(走って 二人で逃避行)

if you knew how much I need you 
oh and I need you like the air 
and if someone should take you from me 
well then I'd runaway... 
(run run run run runaway) 

どんなにきみを必要か 気づいてほしいのに
ああ きみを空気のように
必要としてるのさ
そしてもし誰かがきみを
僕の元から連れ去ってしまったら
ああ そのときは
僕は去っていこう…

sun is comin' and it's getting warmer 
they tell me spring is just around the corner 
I been sitting watchin' all the flowers 
birds are singin' getting louder and louder 

太陽がのぼり段々暖かくなってきた
春がもうそこまで来てるらしい
僕は座って 花々を見ていた
鳥たちは歌い 歌声が高まってくるよ

You don't know how much I love you 
but I love you like the sun 
I'd like to put my arms around you 
and we could runaway 
(run run run runaway…)

どれだけきみを愛してるかきみは知らない
きみを愛してるんだ 太陽のように
きみをこの腕で抱きしめたいのさ
そして二人で逃避行…

日本語訳 by 音時

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◆アルバム"Earth"。アルバムの帯には
"今こそ、愛を歌うロックが必要だ!!"というフレーズが書かれています。

◆“Runaway”が最高位12位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 29th July, 1978

アンディの"Shadow Dancing"の連続1位のせいで、ジェリー・ラファティ「霧のベーカー街」は2位止まりだったんですね…。6位コモドアーズ「Three Times A Lady」も急上昇。邦題は「永遠の人に捧げる歌」。ジェファーソン星船"ランナウェイ"は12位1週のみで翌週にはダウンです…。
 
-1 1 SHADOW DANCING - Andy Gibb 
-2 2 BAKER STREET - Gerry Rafferty 
-3 3 MISS YOU - Rolling Stones 
-4 5 LAST DANCE - Donna Summer 
-5 6 GREASE - Frankie Valli 

-6 10 THREE TIMES A LADY - The Commodores
-7 4 STILL THE SAME - Bob Seger and the Silver Bullet Band 
-8 8 USE TA BE MY GIRL - The O’Jays 
-9 7 THE GROOVE LINE - Heatwave
10 11 LOVE WILL FIND A WAY - Pablo Cruise 

11 14 HOT BLOODED - Foreigner 
12 13 RUNAWAY - Jefferson Starship

それでは以下、3曲続けて、マーティーボーカルの曲特集~!
なかなかいいですよ。

◆"Count On Me"(全米8位)。アルバム"Earth"から第一弾シングル。




◆1976年の"With Your Love"(全米12位)。アルバム"Spitfire(星船)"より。ブログ"ビルボードチャート日記"の"星船"さんの由来はここから(^▽^)。



◆1975年の"Miracles"(全米3位)。アルバム"Red Octopus"より。




(この曲を購入)
Jefferson Starship (Original Album Classics) Box set, CD, Import 
ジェファーソン・スターシップ 



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1974「ドラゴン・フライ」ジェファーソン・スターシップ名義でののデビュー作。
1975「レッド・オクトパス」マーティ・バリンが正式に加入。「ミラクルズ」が大ヒット。
1976「スピットファイア」マーティとグレイス・スリックのツイン・ヴォーカルが絶妙。長岡秀星さん作ジャケットが強烈なイラストで記憶に残ってるなあ。
1978「EARTH (地球への愛にあふれて)」「カウント・オン・ミー」「ランナウェイ」がいい。
1979「フリーダム・ポイント・ゼロ」なんとグレイスとマーティが抜けてしまった。後任はエルヴィン・ビショップの「愛に狂って(Fooled Around And Fell In Love)」を歌ったミッキー・トーマス。