(このブログでこれまで取り上げてきたリックの楽曲の和訳記事はこちらです)

 「Working Class Dog」「Success Hasn't Spoiled Me Yet」に続く、1983年発表の「Living In OZ」でもリックは元気でポップロックなリック節を見せてくれました。
その後リック主演の映画「Hard To Hold」の作成に入り、翌年1984年にサウンドトラックとして発表しました。この曲"Love Somebody"が1stシングルですね。
10曲中7曲がリックの作品で、このなかで4曲のシングルを出しています。

"Love Somebody" #5 
"Don't Walk Away"#26 
"Bop 'Til You Drop"#20 
"Taxi Dancing (Duet with Randy Crawford)" #59


◆映画は観ていないのですが、Wikipediaによるとその主たるストーリーは…

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ジェイムス・ロバーツ、通称"ジェイミー"(リック・スプリングフィールド)はポップ・アイドル。女性にはこと欠かない人生を送ってる。ジェイミーはあるとき自動車事故で児童心理学者のダイアン・ローソン(ジャネット・イーバー)と知り合う。しかしながら、彼女は彼が気を引いても気絶もしないし、そもそも彼がアイドルであることをしらない女性だった。複雑なのはジェイミーの元彼女ニッキー(パティ・ハンセン)がいまだにバンドのメンバーであることだ…。




はい、なんとなくこのあとのストーリー、予想できますね(^▽^;)。
この曲、"Love Somebody"はきっとジェイミーの持ち歌、なんでしょう。


LoveSOme

Songwriters SPRINGFIELD, RICK
Lyrics c Universal Music Publishing Group

Released in 1984
US Billboard Hot100#5
From The Album"Hard To Hold"

:原詞は太字

I can see the path you're cutting
It cost me a little piece of my heart
I can see the doors you're shutting
'Cause they were open at the start

きみは自分の道を切り開いている
そいつが少しだけ
僕の心の重荷になってるんだよ
きみがドアを閉めようとしてるのが見える
最初はみんな開いてたっていうのにね

Baby, loving you has been hard on me
You're such a tough little sister
Just looking for Mr. Right
On the wrong side of town

ベイビー きみを愛するのは辛かったよ
きみはたいした女の子だからね
でもきみは ただ理想の相手を探そうと
町の間違った方向に行ってるんだ

You better love somebody
It's late
You better love somebody
Don't wait

しっかりしたヤツを愛しなよ
もう遅いかな
素敵な相手を見つけた方がいい
待ってちゃだめさ

You better love somebody
Don't tempt fate
You're gonna pull you just a little too far
One night

まともなヤツを愛しなよ
運命をねじ曲げちゃだめさ
でもきみは
違った方向に自分を持っていっちゃうのさ
また今夜もね

Your eyes are wild, your skin's so white
You're undernourished and overfed
She's got the teeth, she knows how to bite
'Cause when you bit, I bled

きみの瞳は野性的で 肌は真っ白
栄養不良だけど 栄養の取り過ぎでもある
歯も生えていて 噛み方だってわかってる
きみが噛みついたとき 僕は血を流したよ

You got the perfect image of the perfect man
You're a tough little sister
But you'll settle for a mister tonight
But you're running out of time

きみは完璧な男の
完璧なイメージを想い描いてたのさ
きみはタフな女の子だよ
でもきみは
今夜限りの男と落ち着いちゃうんだ
だってもう時間がないからね

You better love somebody
It's late
You better love somebody
Don't wait

しっかりしたヤツを愛しなよ
もう遅いかな
素敵な相手を見つけた方がいい
待ってちゃだめさ

You better love somebody
Don't tempt fate
You're gonna pull you just a little too far
One night

まともなヤツを愛しなよ
運命をねじ曲げちゃだめさ
でもきみは
違った方向に自分を持っていっちゃうのさ
そしてまた一夜...

I'm only saying what I feel
You think I'm wrong, I know
You thought I was sleeping at the wheel
I thought that you were driving

僕は感じたことを口にしているだけさ
僕が間違ってるってきみは思ってるよね
きみは僕が居眠り運転をしてたと思ってたのさ
たしかに運転してたのはきみだったけど

You better love somebody
You better love somebody

しっかりしたヤツを愛しなよ
まともなヤツを見つけるんだ

You better love somebody
It's late
You better love somebody
Don't wait

しっかりしたヤツを愛するんだ
もう遅いけど
まともなヤツを見つけてね
待ってちゃだめさ

You better love somebody
Don't tempt fate
They're gonna pull you just a little too far
One night

しっかりしたヤツを愛すんだ
運命をねじ曲げないで
でも悪いヤツらが
きみを間違った方向に引っ張り込んじゃうのさ
また今夜も…

One night
One night
One night
One night

そしてまた一夜
また一夜
また一夜
夜が積み重なっていく…


(Words and Idioms)
cost=~に負担をかける、犠牲を払わせる
Mr. Right= (結婚相手として)理想的な男性.
somebody=重要人物、大物、ひとかどの人
tempt=(悪事・快楽に)誘惑する,そそのかす
undernourished=栄養不良の
overfed=あまりに多く栄養を与えられた

日本語訳 by 音時

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◆"Love Somebody"ですが、"Mr.Right"や"Perfect Man"を求めてる女性が出てきます。でもこの女性はなかなか本命には巡り合えず、"Mr.Tonight"(=僕は"一夜限りの男"と訳しました)と"One night"してしまうんですね。

"You better love somobody"は、"You(had)better somebody"で、"Somebody"=誰か、ではなく「重要人物、大物、ひとかどの人」という意味だと思います。

でも彼女に"Mr.Right"や"Perfect Man"を引き続き探させようとするのではなくて、"きみにふさわしい男""まともでしっかりしたヤツ"を見つけて愛しなよ、ってあたりでしょうか。まあ、イコール、それは"俺やで~"(by 原西)って言いたいのだろうと思いますが…(^▽^;)。


◆Rock am Ring 1985 ドイツ・ニュルブルクリンクでの屋外ライブより。やっぱカッコいい!

 


◆"映画の話をするよ、みんな楽しみにしててくれよ!"。MCで、メリル・ストリープと共演した2016年封切りの映画「幸せをつかむ歌(Rikki and the Flash)」のことに触れて…"You Better Love Somebody!"と、歌い始めるこの曲のオープニングがカッコいいな!(Live at Gathering on the Green - 7/10/2015)



◆アルバム"Hand To Hold"に収録されたランディ・クロフォードとのデュエット曲"Taxi Dancing"



◆「Hard To Hold」収録のリックの曲「Stand Up」を早見優ちゃんがカバーしました。


早見優 Stand Up 投稿者 ZenZen5