映画「エディ&ザ・クルーザーズ」(1983)のDVD、購入して持ってます(^^)/。
この曲"On The Dark Side"はそのオープニング曲。
◆この映画の解説です(allchinemaより)
60年代初頭に、彗星のように現われ消えたロックバンドの伝説を、ミステリータッチで描く佳作。リーダーのエディ(M・パレ)の自動車事故による失踪で解散となった、ザ・クルーザーズ。彼らのセカンド・アルバムのデモテープの行方も知れず、かつてのメンバー、フランク(T・ベレンジャー)は、エディ失踪の謎を解く鍵をそこに見出し、調査を開始。昔の仲間を訪ね歩く。ただのノスタルジーに終わらぬ青春群像の描写が鮮やかで、本作がデビューのパレもナイーブな魅力を発揮。J・キャファティ&ビーバー・ブラウン・バンドの音楽もぴったりハマって全米では大ヒットした。少し甘さもあるが、ロック神話のフィクション化に、まずは成功している。

マイケル・パレはこの翌年1984年に「Street Of Fire」でブレイクしますね。トム・べレンジャーは「ミスター・グッドバーを探して」(1977)の主役で注目されていたので原盤の出演クレジットはマイケル・パレより先に来ています。そしてこのあと「プラトーン」で冷酷な軍曹を演じてアカデミー助演男優賞にノミネートされますね。
◆"On The Dark Side"を歌っているのはJohn Caffety & The Beaver Brown Band。

映画のなかでは「エディとそのバンド"クルーザーズ"」がそのまま歌っている(要するに"口パク")ように使われています。冒頭の動画がそれですね。でもこれもカッコいいんだなあ。
(John Cafferty)
Released in 1984
US Billboard Hot100#7
From The Album"Eddie and the Cruisers Soundtrack"
:原詞は太字
The dark side's callin' now,
nothin' is real
She'll never know
just how I feel
暗闇が呼んでるよ
現実なんてなにもない
アイツにはわかりゃしないんだ
俺の気持ちなんて
From out of the shadows
she walks like a dream
Make me feel crazy,
make me feel so mean
影のなかから現れて
アイツは夢のように歩いてる
俺は心が乱れて
惨めな思いになっちまう
Ain't nothin' gonna save you
from the love that's blind
Slip to the dark side
and cross that line
目がくらむほどのこの恋から
助けてくれるものなんてないのさ
暗闇に足を滑らせて
一線を越えちまうんだ
On the dark side, oh yeah
On the dark side, oh yeah
暗闇のなかへ Oh yeah
暗闇のなかへ Oh yeah
The dark side's callin' now,
nothin' is real
She'll never know
just how I feel
From out of the shadows
she walks like a dream
Make me feel crazy,
make me feel so mean
暗闇が呼んでる
何も現実じゃない
アイツにはわからないんだ
俺の気持ちなんて
影のなかから現れて
アイツは夢のように歩いてる
俺は心が乱れて
惨めな思いばかりさ
Ain't nothin' gonna save you
from the love that's blind
Slip to the dark side
and cross that line
目がくらむほどのこの恋
助けてくれるものなんてないんだ
暗闇に足を滑らせて
一線を越えちまう
On the dark side, oh yeah
On the dark side, oh yeah
暗い闇に落ちていく oh yeah
暗い闇に落ちていく oh yeah
Ain't nothin' gonna save you
from the love that's blind
Slip to the dark side
and cross that line
On the dark side, oh yeah
On the dark side, oh yeah
俺は恋の闇に落ちていくだけ
もう一線を越えちまうよ
暗闇に落ちていく
暗闇に落ちていく
On the dark side, oh yeah
On the dark side, oh yeah
恋の深い闇に落ちていく
上がってこれない深い闇に
日本語訳 by 音時

◆スターウォーズのアナキンもダーク・サイドに落ちてしまいますが、この曲の"Dark Side"は恋の深い闇…なんですね。
◆改めて映画(DVD)を観ると物語がわかるのですが、"On The Dark Side"というクルーザーズの代表曲になるロックチューンがどのように出来上がったのかという場面があります。これがなかなかいい。
ネタバレにならない程度で書きますと…。
トム・べレンジャー演じるフランクは真面目でランボーの詩集などを愛してる大学生。あるときエディとクルーザーズに知り合いますが、エディから曲作りのアドバイスを求められ、ポイントを押さえた意見を述べたところ、エディから気に入られて仲間に入ります。フランクは主に歌詞を担当、楽器はキーボードで、バンドのオリジナルナンバーを作ろうと日々励みます。ある日バンドが屋外でゆったり過ごしてるときも、フランクはキーボードと向かい合い曲作りをしていました。鼻歌のように歌詞とメロディを歌っているのですが、はい、この曲が確かに"On The Dark Side"です。でも…へんなバラード曲で魅力薄。

歌い終わったあとで"よくできました~"的にからかうメンバー達。でもエディは違いました。"not bad""フランクには曲作りの才能がある"、"ここをこういうリズムで、ここでキーボードはこんな風に弾け…"など、彼が実際に楽器を持って徐々に肉付けをしていくと、ノリが出てきます。
サックスが加わり、女性のバックボーカル、ドラムが加わってきて...先ほどこの曲をけなしてたメンバーにも"おまえもそろそろ入って来いよ!"。
クルーザーズ全員で演奏!"On The Dark Side"の完成です!これがスカッとします!
◆"On The Dark Side"が最高位7位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending October 27, 1984
スティービー"心の愛"が首位。3位は"忘れ得ぬ君へ"。6位ワム!が急上昇。10位の"サム・ガイズ"も好きでした。
-1 1 I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU –•– Stevie Wonder
-2 2 CARIBBEAN QUEEN (NO MORE LOVE ON THE RUN) –•– Billy Ocean
-3 3 HARD HABIT TO BREAK –•– Chicago
-4 9 PURPLE RAIN –•– Prince
-5 4 LUCKY STAR –•– Madonna
-6 13 WAKE ME UP BEFORE YOU GO GO –•– Wham!
-7 8 ON THE DARK SIDE –•– Eddie & The Cruisers / John Cafferty & The Beaver Brown Band
-8 5 LET’S GO CRAZY –•– Prince & The Revolution
-9 10 I’M SO EXCITED –•– The Pointer Sisters
10 14 SOME GUYS HAVE ALL THE LUCK –•– Rod Stewart
◆ニュージャージーのアズペリー・パークでのライヴ! - May 23, 2014
(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia On The Dark Side
・allchinema
コメント
コメント一覧 (6)
音時
が
しました
blackmore1207さんももうお仲間ですね。よろしくお願いします!
音時
が
しました
"On The Dark Side"でいうと、映画のなかでは、とにかく一人じゃなくバンドだからこそ作り上げられた曲ということで、バンドのフレッシュさやノリをなんとか表現できたら…と思いました。そんな風になっているでしょうかね?←思ってるだけで実際にできるかどうかは別です(^▽^;)。
音時
が
しました
迫りくる老いの波(!)のなか、星船さんとこんな感じで楽しんでやっていますので、blackmore1207さんもしばらく今後ともお付き合いください…!(^▽^)
音時
が
しました
やっぱり日本では公開されなかったですよね。DVD購入されたのですか!?
ちょっとあらすじを見るとなかなか楽しそうな映画で。普通サントラだと映画のヒットに引きずられてサントラがヒットするのですが、これは映画とサントラが一緒になってヒットしたのでしょうか。
力強い良いよくでした。当時から大好きでしたよ。
音時
が
しました
当時アルバム「Tough All Over」(日本タイトルは傷だらけのヒーロー~笑)持っていたのですが、当時のレビューにはポストスプリングスティーンの大本命みたいな書かれ方をしたため、日本でも二番煎じのような感じになってしまいましたね。ただ「CITY」歌詞など見ても男臭いのでそう見られても仕方ないかなと(笑)
因みにサバイバーと同じマネジメント?だったのでロッキーに器用されたという話も昔聞いたことがあります~ちょっと今回の曲から話しがそれてしまいましたが(笑)
音時
が
しました