リッチー・ブラックモアズ・レインボーのこの曲もいつかは訳したいと思っていました。
◆歌詞自体はさほど難しくない単語を使っているので直訳はできるのですが、歌自体が(悲しい結末のある)中世の物語を想い出しながら歌っている…この世界観を表現するのがとても難しい感じがしています。
"わら"でできた"ベッド"で寝ている貧乏な少年と、育ちのいいお譲さん?のしのびあう恋物語…ふたりは虹をつかめると思っていたのに…。
繰り返される"Come the dawn"という歌詞…「夜明けが来る」。祈願文の倒置法だと「夜明けが早く決ますように…」。でも"come the dawn"には「結論に達する」という意味もあることを発見しました。…もう今となっては昔の話=結論が出た話でいま話しても何の意味もないんだ…なんてニュアンスも入っているように思いました。
◆そんな物語をロニーが思いを込めて歌い、リッチーのギターも優しい音色がします...。

Songwriter(s)
Ritchie Blackmore, Ronnie James Dio
Released in 1975
From The Album“ Ritchie Blackmore's Rainbow”
:原詞は太字
When evening falls
She'll run to me
Like whispered dreams
Your eyes can't see
夜のとばりが降りると
あのひとが走ってやってくる
まるでささやいてくる夢のよう
目に見ることはできないけれど
Soft and warm
She'll touch my face
A bed of straw
Against the lace
優しくてあたたかい
あのひとが僕の顔にふれる
わらでできたベッド
レースのドレスと釣り合わない
We believed we'd catch the rainbow
Ride the wind to the sun
Sail away on ships of wonder
信じてたんだ 僕らは虹をつかめるって
太陽へと向かう風に乗って
奇跡の船で海へ漕ぎ出そうとしてたんだ
But life's not a wheel
With chains made of steel
So bless me
でも人生は
鋼鉄の鎖につながれた車輪じゃない
だから 僕に神のご加護を
Come the dawn
Come the dawn
Come the dawn
Come the dawn
夜が明ける
まもなく夜明けが
夜が明ける
まもなく夜明けが
We believed we'd catch the rainbow
Ride the wind to the sun
And sail away on ships of wonder
信じてたんだ 僕らは虹をつかめると
太陽へ向かう風に乗って
奇跡の船で漕ぎ出すんだって
But life's not a wheel
With chains made of steel
So bless me, oh bless me, bless me
でも人生は
鋼鉄の鎖でできた車輪じゃない
神よ 守りたまえ
神よ 僕にご加護を
Come the dawn
Come the dawn
Come the dawn
Come the dawn
夜が明ける
まもなく夜明けが
・・・・
これが僕のお話さ…
(Words and Idioms)
come the dawn=結論に到達する
日本語訳 by 音時

◆この曲のウィキペディアには、ジミ・ヘンドリックス(・エクスペリエンス)の"Little Wing"に似ていて、アレンジは"Pink Floyd"の影響がみられる、と書かれていました。
確かにジミ・ヘンの"Little Wing"も"ふわふわっと雲のなかを歩く女のひと"を思い浮かべる歌(ジミヘンがお母さんを思い浮かべて書いたのでは?という話です)で、"Catch The Rainbow"の"Soft and warm she'll touch my face, a bed of straw against the lace"...というあたりはそんな感じです。

◆レインボーは今でもステージで"Catch The Rainbow"を演ってくれるようですが、やっぱロニーのヴォーカルで聴きたいなあ…(ロニーは胃癌で2010年5月16日にこの世を去っています。R.I.P)
◆Rainbow - Catch the Rainbow live in Munich, Germany on October 20, 1977
◆ジミ・ヘンドリックス"Little Wing"。
コメント
コメント一覧 (6)
音時
が
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私もブログでアップしたことが
Ronnie James Dioのハイトーンの叙情溢れる歌声、やっぱり痺れます。
「Rainbow Eyes」も好きです。
実は日本語の歌詞と英訳した歌詞が対比のブックレットに出会い
びっくりしたとこです。
音時
が
しました
音時
が
しました
深みが増す 子供のころはロニーの苦労人の
側面を知らなかったから歌に溢れた抒情性が
わからなかったよ ありがとう!
音時
が
しました
音時
が
しました
レインボーの数ある名曲の中でも分かりやすい歌詞ですね。この頃はリッチーとの関係も良好だったのでしょうか、この後はキルザキングやバビロンの城門のようにロニーも「殺ろせ!」みたいな歌詞の連発でした(笑)
この曲はずっとライブで演奏されてきましたが、毎年アレンジが変わりソロが段々長くなってましたね。
リッチーのジミヘンからのパクりは有名ですね(笑)
初期パープル時代はウェスモンゴメリーからリフをパクっていたようですが。
音時
が
しました