1970年代後半のディスコ・ブームはいわゆる「キワモノ曲」を沢山生み出しましたね!
「運命'76」「涙のディスコティック」「ソウル・ドラキュラ」「セクシー・バスストップ」「ビバ!アメリカ」「誘惑のブギー」等々日本だけでのヒットも沢山。
そんななかで全米No1になったキワモノ曲と言えば・・・やっぱりこの「Disco Duck(Part1)」(歌うのはリック・ディーズと"おバカな仲間たち(Cast of idiots)"でしょう!
◆まあ、こんな曲は、確かにあってもいい!ただし1位になんなくてもいいでしょう!1位になれなかった名曲、この曲の陰に泣いた沢山の名曲もありました。そんなわけで歴代1位になった曲のなかでも超迷曲といえるでしょう!
この曲を歌う(!?)リック・ディーズはラジオ局の正規のディスク・ジョッキー。当時はメンフィスのとあるラジオ局の朝の看板男でした。


色んな曲をかけるなかでディスコ曲のパロディを出したら受けるだろうなと考えて、まわりにアヒルの物まねをするおもしろい仲間がいたことから「ディスコ・ダック」を思いついたとのこと(安易!)。
レコーディング後、まずは地元でウケるのを確認したあとハリウッドへ売り込み、興味を示したRSOレコードが投資をしてくれました。
この曲は地元メンフィスでは大ヒット!ただしリックのつとめるラジオ曲のライバル局では他局の宣伝になるからという理由でオン・エアは禁止、その後、リックは自分の曲の宣伝を自分の番組でしたことから会社をクビに! でももうその頃には他局からの引き抜きが殺到し、すぐに南カリフォルニアの一番人気のDJになることができたといいます。
一方、Wikipediaには、リック・ディーズは1965年にちょいヒットになったジャッキー・リーの「The Duck」にインスパイアされて作った、と書いてあった。どっちがほんとなんだろう?
…どっちでもいいや…(笑)

Writer:Rick Dees
Released in 1976
US Billboard Hot100#1
:原詞は太字
Rick Dees:Went to a party the other night
All the ladies were treating me right
Moving my feet to the disco beat
How in the world could I keep my seat
Rick:ある夜 パーティーに行ったんだ
沢山の女の子がいて僕も優しくしてもらえたよ
ディスコの音楽にステップを踏んで
席にジッとなんかしてられなかったよ
All of a sudden I began to change
I was on the dance floor acting strange
Flapping my arms
I began to cluck
Look at me... I'm the disco duck
Rick:そしたら突然 僕は変身したんだ
ダンスフロアでおかしな振る舞い
手の羽をパタパタ
しゃべるとガアガア
なんてこったい
僕はディスコ・ダックになっちゃった!
Duck:Ah get down mama,
I've got to have me a woman,
ha ha ha ha ha
Duck:ああ音楽でいい気持ちさ
僕に合った女の子いないかな!
ha ha ha ha ha
(Disco, disco duck)
Duck:Got to have me a woman
(Disco, disco duck)
Duck:Oh get down mama
(Try your luck, don't be a cluck, disco)
(ディスコ、ディスコ・ダック)
Duck:いい女の子いないかなあ
(ディスコ、ディスコ・ダック)
Duck:音楽に身を任せて
(運がいいといいね!
でも ガアガアしゃべんなよ)
Duck:Disco
(Disco)
Duck:Disco
(Disco - disco - disco disco duck)
Duck:All right
(Disco disco duck)
Duck:Ah get down mama,
oh mama shake your tail feather,
ha ha ha ha ha
Duck:ディスコ
(ディスコ)
(ディスコ)
Duck:音楽が気持ちいいね!
Duck:君もしっぽの毛を振っちゃおうよ!
Rick:When the music stopped
I returned to my seat
But there's no stoppin' a duck and his beat
So I got back up to try my luck
Why look it's the disco Duck!
Rick:音楽が止まったら席に戻ったんだ
でもダックと彼のビートは止まんないよ
だから僕も自分の運に賭けてみたんだ
さあディスコ・ダックに注目だよ!
Duck:Everybody's doin' the
(Disco, disco duck)
(Disco, disco duck)
(Try your luck)
Duck:さあ、みんなでどうだい!
(幸運を祈る!)
Duck:Wave to me
(Don't be a cluck)
Duck:I'm so happy to be here
(Disco)
Rick Dees:Thank you duck
(Disco)
Duck:手を振ってよ
(ガアガア言わないで)
Duck:ここにいられて嬉しいな!
(ディスコ)
Rick:サンキュー、ダック!
(ディスコ)
Rick Dees:For gettin' down
(Disco disco disco)
Rick Dees:Thank you so very much
(Disco duck)
Duck: You're welcome
(Disco Disco Duck)
(Try your luck, don't be a cluck,
disco, disco, disco...)
Rick:気持ちよかったよ
(ディスコ)
Rick:ディスコ・ダックになれて最高だぜ!
(ディスコ・ダック)
Duck:どういたしまして
(ディスコ、ディスコ・ダック)
(運がいいといいね!
ガアガア騒がないでさ!
ディスコ、ディスコ、ディスコ…)
(Words and Idioms)
flap=鳥がはばたく
fluck=鳥がコッコと言う
日本語訳 by 音時

◆ちなみにこの曲は「Part1」が付いています。・・・というからには「Part2」もあるのだろうと恐る恐る調べたら、「Part2」はDisco Duckのインストゥルメンタル曲とのこと。(アヒルの声入ってなくて面白いのか?)
また、Wikipediaでムムっと気がついたのだが「ディスコ・ダック」で味をしめたリック・ディーズは次にディスコのゴリラ「ディスゴリラ」(必殺!ソウル・ゴリラ)という曲も出していた! 見事にスベったんですね~ 笑。(Billboard Hot100で最高位56位でした)

*Disco Duckが1位になった週のチャートです。
キワモノ曲の1.2フィニッシュ!
ボズ・スキャッグス「Lowdown」が迷惑を被りました!
US Top 40 Singles 16th October, 1976
1 4 DISCO DUCK (Part 1) –•– Rick Dees and His Cast Of Idiots
2 1 A FIFTH OF BEETHOVEN –•– Walter Murphy and the Big Apple Band
3 3 LOWDOWN –•– Boz Scaggs
4 5 IF YOU LEAVE ME NOW –•– Chicago
5 2 PLAY THAT FUNKY MUSIC –•– Wild Cherry
6 7 STILL THE ONE –•– Orleans
7 6 DEVIL WOMAN –•– Cliff Richard
8 9 (Shake, Shake, Shake) SHAKE YOUR BOOTY –•– K.C and the Sunshine Band
9 10 SHE’S GONE –•– Daryl Hall and John Oates
10 8 I’D REALLY LOVE TO SEE YOU TONIGHT –•– England Dan and John Ford Coley
◆Disco Duck Part2!(インスト) なんだこれ…。
◆ディスコ・ダックに味をしめて次に出した「ディスゴリラ(Dis-Gorilla)」は見事にコケました!
◆Jリック・ディーズはこの曲にインスパイアされて作った…という Jackie Lee 「The Duck」
(この記事は以下を参考にしました)
・ビルボード・ナンバー1ヒット 1971-1985 音楽之友社
・洋楽in ジャパン 日本で流行ったロック&ポップス 学陽書房
・Wikipedia Disco Duck
コメント
コメント一覧 (14)
音時
が
しました
>>6番さんが書いてるように全米チャートでロングランヒットしただけありますね。
1976年といえば私は小6ですから当然リアルタアムなんかではありませんが。
中学に進学したら隣の小学校から来た女子達はベイシティーローラーズ(B.C.R)に
夢中なおマセさんでした。(^^)
音時
が
しました
音時
が
しました
音時
が
しました
音時
が
しました
音時
が
しました
音時
が
しました
音時
が
しました
念のために…じゃないですけど、当時のキャッシュ・ボックスの全米No1を調べてみたら…"ディスコ・ダック"は同週No1になったあと、1週で王座をシカゴ「愛ある別れ」に譲りましたが、なんと次の週は王座を再び奪還!の「返り咲きNo1ソング」だった!
これはビックリしました(あと、ボズの"Lowdown"が強い曲の間隙を突いてNo1になっているのも新しい発見でした)
↓↓↓↓↓ 自動リンクでないのでURLをコピー&ペーストしてください。
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Cash_Box_Top_100_number-one_singles_of_1976
音時
が
しました
音時
が
しました
ちなみに、A Fifth of Beethoven(運命’76)はもっとすごい!1976年7月3日に40位初登場→36位→34位→32位→23位→20位→14位→13位→8位→7位→5位→4位→3位→3位→1位→2位→3位→5位→19位→21位→34位→36位→圏外へ。のちの『I GO CRAZY』もびっくりの息の長い動きです。
こんな曲も支持される全米TOP40のチャートは面白かったなあ!
音時
が
しました
音時
が
しました
音時
が
しました
本人がドナルドダックの物まねができることから生まれた曲だとは思いますが、今聞いてもとても楽しい気分になります。やはりホーンセクションの入っている曲にははずれがありませんね。
音時
が
しました