ビー・ジーズとアンディ、4人兄弟の共演の場面が出てきましたね…。
このブログでこれまで取り上げてきたビー・ジーズの和訳記事はこちらです。

「小さな恋のメロディ」(メロディ・フェア)のビー・ジーズと「You Should Be Dancing」のビー・ジーズが同じグループだとは思いませんでしたね!

 ビー・ジーズが初めて裏声を使って歌ったシングルは、アルバム「メイン・コース」からのシングル・カット「ブロードウェイの夜」(1975年の7位)で、彼らはこんな感じの曲をもっと作ろうと言う話になっていったようです。

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◆先の動画は観ておわかりのように"サタデー・ナイト・フィーヴァー"ですね。この曲は1976年にディスコブームのはしりで全米No1になりましたが、次の1977年の「サタデー…」の映画のなかにも使われました。ちょうどジョン・トラボルタがこの曲に合わせて、ディスコのフロアでダンスを披露するシーンですね。思わず"踊りたくなる"って曲が映像とピッタリ合ってました。

◆"You should be dancing"の"should be"については、文法的に、こちらのサイトある「推量+意志の表明」でしょうね。「~べき」とは訳しません。

◆サビコーラスの前でバリーが早口で歌っている部分、耳では何て言っているか、日本人じゃ聞き取れないですよね…(^▽^;)。"What you doin' on your back?って言ってるんだ。

"on your back"は"寝ころんでいる"っていう意味と、"何か背負ってる"=やらなきゃいけないことがある、って意味をかけているのかなと思いました。

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◆wikipediaをみて初めて知りました。
この曲のパーカッションはスティーヴン・スティルス(Stephen Stills)だそうです。ちょうど同じレコーディング・スタジオ(Criteria Studios) でニール・ヤングと一緒にレコーディング(アルバム「Long May You Run」)をしていたそうで、バンドのベースプレイヤーとパーカッショニストもビー・ジーズのレコーディングに参加しています!

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Songwriters: GIBB, BARRY ALAN/GIBB, MAURICE ERNEST/GIBB, ROBIN HUGH
lyrics c Warner/Chappell Music, Inc.

Released in 1976
US Billboard Hot100#1(1)
From The Album"Children Of The World"

:原詞は太字

My baby moves at midnight
Goes right on till the dawn
My woman takes me higher
My woman keeps me warm

僕のあのコは真夜中に動き出す
夜が明けるまでずっとなのさ
僕をどんどん高まらせて
ずっと火照ったままにする

What you doin' on your back, aah
What you doin' on your back, aah?
You should be dancing, yeah
Dancing, yeah

仰向けになって何やってるんだい?
寝ころんだままでいいはずないよ
きみは踊らなきゃだめさ
踊るんだよ!

She's juicy and she's trouble
She gets it to me good
My woman gives me power
Goes right down to my blood

あのコはスタイル抜群だけどトラブルの種
だけど僕にはよくしてくれる
僕にパワーをくれるんだ
まっすぐ僕の血のなかにね

What you doin' on your back, aah
What you doin' on your back, aah?
You should be dancing, yeah
Dancing, yeah

寝ころんでる場合じゃないよ
目を覚まして起き上がるんだ
きみは踊りたくなってくるよ
踊るんだ!

What you doin' on your back, aah
What you doin' on your back, aah?
You should be dancing, yeah
Dancing, yeah

寝ころんでる場合じゃないよ
目を覚まして起き上がるんだ
きみは踊りまくっちゃうんだ
踊るのさ!

My baby moves at midnight
Goes right on till the dawn, yeah
My woman takes me higher
My woman keeps me warm

僕のあのコは真夜中に動き出すんだ
夜明けまでずっとそうなのさ
僕を高まらせてくれて
からだを火照ったまんまにしてくれる

What you doin' on your back, aah
What you doin' on your back, aah?
You should be dancing, yeah
Dancing, yeah

寝転がって何やってんだよ?
何かやらなきゃいけないことがある?
きみは踊ってればいいんだよ
踊るのさ

What you doin' on your back, aah
What you doin' on your back, aah?
You should be dancing, yeah
Dancing, yeah

きみは踊らなきゃダメさ
踊るんだ

You should be dancing, yeah 
You should be dancing, yeah 
You should be dancing, yeah 
You should be dancing, yeah 
You should be dancing, yeah

きみは踊り始める
きみは踊りに夢中さ
きみは踊ってるんだね
きみは…


(Words and Idioms)
on one's back=
1.あおむけに
2.病床について、病臥して
juicy =豊満な体でセクシーな

日本語訳 by 音時

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◆"You Should Be Dancing"が最高位1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 4th September, 1976

「恋のデュエット」は4週で王座陥落。ビージーズが1位になります。ただしその王座も1週のみで、翌週はルー・ロウルズ、ウイングス、イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーをぶっこ抜きで、5位からKC&ザ・サンシャインバンドが1位になります。シェクシェクシェー♪流行りましたね。ちなみに"Booty"とは"お尻"のことだって。

-1 2 YOU SHOULD BE DANCING - Bee Gees
-2 4 YOU’LL NEVER FIND ANOTHER LOVE LIKE MINE - Lou Rawls
-3 3 LET ‘EM IN - Wings
-4 5 I’D REALLY LOVE TO SEE YOU TONIGHT - England Dan and John Ford Coley
-5 6 (Shake, Shake, Shake) SHAKE YOUR BOOTY - K.C and the Sunshine Band

-6 7 PLAY THAT FUNKY MUSIC - Wild Cherry
-7 8 A FIFTH OF BEETHOVEN - Walter Murphy and the Big Apple Band
-8 1 DON’T GO BREAKING MY HEART - Elton John and Kiki Dee
-9 16 LOWDOWN - Boz Scaggs
10 10 THIS MASQUERADE - George Benson

◆女性ファンの歓声が凄い!Andy Gibbを入れて4人でのステージが圧巻です。- You Should Be Dancing Spirit Tour 1979

 

◆Bee Gees - You Should Be Dancing (encore) (Live in Las Vegas, 1997 - One Night Only)



(この記事で参考にしたページ)
・ビルボード・ナンバー1・ヒット1971-1985下(音楽之友社)
・Wikipedia You Should Be Dancing
・「学校では習わないshould beの意味」