アルバム「禁じられた夜」で大ブレイクした彼らですが、この「旅立ちの時(Time For Me To Fly)」は、その一作前のアルバム「ツナ・フィッシュ」(アルバムチャート第29位;ダブル・プラチナム獲得)からの曲で、彼らのライヴの重要なレパートリーになっている曲です。
◆REO Speedwagonのバンドとしての沿革やら、ボーカルのケヴィン・クローニンのことなど、ケヴィンがどのように「苦労人」(ダジャレ)なのかなどは彼らのWikipediaをご覧ください。
アルバム「ツナ・フィッシュ」はメンバー自らのプロデュースで、これまで対立していた、ギターのゲイリー・リチラースのハードロック指向と、ケヴィンのアコースティック指向がうまくブレンドされた作品でした。次にブレイクするREOのサウンドの原型が生まれた作品といえますね。
僕は「ツナ・フィッシュ」なんて変なアルバムタイトルだなと思ったのですが、発音は違うけどスペルの似ている"Tune"と"Tuna"をかけて、"ピアノはチューニング(Tune)できても、魚はチューニングできないぜ"と言ってるんですね。このダジャレって上手いと思いますか?笑点だったら座布団もらえるかは微妙な感じですけれど…。
アルバムのアートワークも魚が音叉をくわえてる写真。こんなことあり得ないでしょう!

Songwriters Kevin Cronin
Released in 1978
US Billboard Hot100#56
From The Album
“You Can Tune a Piano, but You Can't Tuna Fish”
:原詞は太字
I've been around for you,
been up and down for you
But I just can't get any relief
I've swallowed my pride for you,
lived and lied for you
But you still make me feel like a thief
ずっときみのそばにいて
きみのために一喜一憂して
僕は安らぐことがなかったよ
きみのためにプライドを我慢して
きみのために嘘をついて生きてきた
でもそれでもきみはなお
僕を泥棒のような気分にさせるのさ
You got me stealin' your love away
'cause you never give it
Peeling the years away and we can't relive it
Oh I make you laugh
and you make me cry
I believe it's time for me to fly
きみから愛をくれることはしないから
きみは僕に きみの愛を盗ませたんだ
月日が流れて 僕らは同じ想いはしないよ
ああ 僕がきみを笑わせても
きみは僕を泣かせてばかりさ
だから僕はこう思ったのさ
きみの元を飛び出す時なんだって
You said we'd work it out,
you said that you had no doubt
That deep down we were really in love
Oh, but I'm tired of holding on to
a feeling I know is gone
I do believe that I've had enough
二人なら上手くいくってきみは言った
何も疑ってないわってきみは言った
私たちは心の深いところで愛し合ってるって
ああ そのことを信じ込むのに疲れたよ
前に感じてた気持ちも今はないんだ
もう沢山だって思ってるのさ
I've had enough of the falseness
of a worn out relation
Enough of the jealousy and the intoleration
Oh I make you laugh and you make me cry
I believe it's time for me to fly
疲れ果てた関係のなかで
もう不誠実ではいたくない
嫉妬や我慢はもうたくさんなんだ
僕がきみを笑わせても
きみは僕を泣かせてばかりだよ
だから僕はわかったのさ
もう旅立つ時なんだって
Time for me to fly
Oh, I've got to set myself free
Time for me to fly
And that's just how it's got to be
I know it hurts to say goodbye
But it's time for me to fly
さあ出発の時だ
ああ 自分を自由に解き放とう
さあ飛び立つ時だ
これが自然の流れなのさ
サヨナラを言うのはツラいけど
でも
今が僕の旅立ちの時なんだ
Oh, don't you know it's time for me to fly?
Oh, I've got to set myself free
Time for me to fly
And that's just how it's got to be
I know it hurts to say goodbye
But it's time for me to fly
ああそうは思わないかい?
今が旅立つ時なんだって
ああ 自由になっていいのさ
今こそ飛び立とう
これがなるべくしてなるってこと
サヨナラを言うのはツラくなるって
わかってるさ
でもね
僕は旅立たなきゃならないんだ
It's time for me to fly
It's time for me to fly
It's time for me to fly ...
旅立とう
今がそのときなんだ…
(Words and Idioms)
peel=はがれる 急いで立ち去る
relive=追体験する
falseness=不誠実
日本語訳 by 音時

◆彼らのライヴは観に行ったことはないのですが、ライヴアルバムも発表されてますし、ライヴ音源は何度も耳にしています。この曲はケヴィンがアコースティックで歌い上げるのでなかなか好きでした。"さあ、今こそ僕の旅立ちの時なんだ"って前向きな歌が気に入ってました。
でもあらためて和訳して歌詞を見ると、ちょっとうーむって感じだなあ。この彼女との関係・恋愛はそんなにヒドイものだったのでしょうか。"彼女を笑わせてもいつも泣かされていた"ってのも事実だとしたら、相当な彼女ですが、そんなことってあるんでしょうか?彼女側の言い分もやはり聞いてみないことにはなんとも言えないですねえ。
歌詞としては僕が好きな"Sail On"(コモドアーズ)とほぼ同様でしょうか。向こうは"彼女との別れを告げて、僕は船出したんだ。こんないい気持感じたことはなかったよ"と、"Sail"のところをこっちは"Fly"っつーことで。
◆2010年のライヴから。ケヴィンの声、変わらないな。
◆アルバム「ツナ・フィッシュ」のオープニングを飾る曲"Roll With The Changes"。この曲も重要なライヴ・レパートリーだ。邦題"無敵のロックンローラー"だって…!
(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia REO Speedwagon
・ロック/ザ・バイオグラフィー(シンコーミュージック)
コメント
コメント一覧 (4)
音時
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音時
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ケヴィン苦労人がStyxのトミーととっても親しい友達なので、REOとStyxはジョイントでコンサートをやることも多く(共同のシングルも出てました)
REOのTOP40入りしなかった曲はごく最近になって知ることとなりました。
嫌いではないのですが、きれいすぎる旋律というのかな~、何度か聞くとちょっと飽きる?感じが私にはあります。
このアルバムは聴いたことがなかったので今夜の作業BGMにすることに決定いたしました^^;
因みにコロナ禍になってからもトミーとケヴィンはリモートでデュエットしたのをインスタにUPしたりしてます、つい3週間ぐらい前かな?
音時
が
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<in your letter>でずっこけました!
その昔、男友達と<roll with the changes>やDoobiesの<rockin down the highway>、ZZ.Topをカーステでかけながら、高速道路をぶっ飛ばし…もとい、走らせながら大声で歌い、「これは女、子供には、わからんやろ~!!」と叫んでました。
女性の方々、子供達、ごめんなさい!
音時
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