あらためてビデオを見ると…デビー、口をしっかり開けて歌いますなあ。

◆1977年、当時のビルボードHot100 10週連続No1の記録はすごかったな!
(その後、この記録はすぐにオリビアの「フィジカル」に破られるが)

デビー・ブーンはパット・ブーンの愛娘。「You Light Up My Life」は邦題「恋するデビー」とつけられました。(藤圭子「圭子の夢は夜ひらく」と同じく、「歌い手+α」方式...古!)

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(B面はアバも歌った「落葉のメロディ」Hasta Manana)


この曲、ラヴ・ソングのようで内容は違うようですよ。デビー自身も「この曲は私の人生の成功を与えてくれた神様に感謝する歌なの」と言っています。

◆ラヴ・ソングにしても神様に感謝する歌にしてもこの曲が素晴らしい曲であることには変わりありません。この曲を作ったジョー・ブルックスという人はさぞかし立派でいい奴に違いない!と思っていたのですが…。2011年にマンハッタンにて自殺してしまったらしいです…。
 彼がどんな人だったかと言うと…ちょっと波乱万丈、衝撃的です…(-_-;)(こちらのブログに詳しく掲載していただいてます)リンクさせていただきました。ありがとうございました。

Mysong

この曲は1978年公開の米の映画「マイ・ソング(原題:You Light Up My Life)」の主題歌になりました。無名の下積み女性タレントが恋をし、恋に破れ、再び生きていく姿描く物語です。映画では主人公のローリー(ディディ・コーン)が歌います。(デビーのヒットはこの映画の封切り間もなくの頃だったようです)



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writer:Joe Brooks
lyrics © EMI Music Publishing, Universal Music Publishing Group

Released in 1978
US Billboard Hot100#1(10)
From The Album"You Light Up My Life"

:原詞は太字

So many nights I sit by my window
Waiting for someone to sing me his song
So many dreams I kept deep inside me
Alone in the dark 
but now You've come along

いくつもの夜 窓辺に座っていた
私に歌を歌ってくれる人を待ってたの
いくつもの夢 私は胸に秘めていた 
暗闇のなかで独りぼっちで
でもあなたが来てくれたのよ

You light up my life
You give me hope
To carry on
You light up my days
And fill my nights with song

あなたが私の人生を明るくしてくれた
希望をくれて
生きる力をくれたのよ
あなたが私の毎日を照らしてくれた
淋しかった夜も歌で満たしてくれた

Rollin' at sea, adrift on the water
Could it be finally I'm turning for home?
Finally, a chance to 
say hey,I love You
Never again to be all alone

海でさまよい 波にのまれてた
最後に私は安らぎの場所にたどり着けたの?
そうなのよ ようやく言える時が来たのよ
「あなたを愛してる」
もう私は独りぼっちじゃない

You light up my life
You give me hope
To carry on
You light up my days
And fill my nights with song

あなたが私の人生を照らしてくれた
生きていく希望をくれたのよ
あなたが私の毎日を明るくしてくれた
私の淋しい夜を歌で満たしてくれた

You light up my life
You give me hope
To carry on
You light up my days
And fill my nights with song

It can't be wrong
When it feels so right
'Cause You
You light up my life

私 間違ってるのかしら?
いいえ この気持ちは確かなの
だって あなたが
あなたが私の人生を
明るく照らしてくれたから…


日本語訳 by 音時

unnamedDebby
(こちらの国内盤シングルジャケットは映画のタイトルとシーンが掲載されています)

えっなんですか?
「You Light Up My Life」が10週間も1位に君臨し続けたために、1位を逃した最高位2位の曲のアーティスト達が「デビー被害者の会」を結成すべく続々集まってきているとの情報が入りました。
    こちら、その会場から中継です。それではちょっとのぞいてみましょう。

以下、創作です・・・。

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はい、「KC & ザ・サンシャイン・バンド」さん 。

KeepItKC

「KEEP IT COMIN’ LOVE」、邦題「愛はノン・ストップ」で被害を受けたと。でも、歌詞が「Keep it coming」「Don't stop it now」しか歌ってないじゃないですか。ノリはいいけどね。ちょっと1位にはふさわしくないかも!えっ?僕の曲はみんなそうだって?「That's The Way」と「Shake Your Booty」も歌詞はほとんどないのに1位になってきたって?あなたにはほかにも全米No1曲があるんだから、我慢しないと。

(そうだなーと思い直したKCくんは、このあと歌詞を少し増やし「Please、don't Go」で1位になり、見返したのです。えらい!)

次は、ああカーリー・サイモンさん

NObodyDOesit

「007私を愛したスパイ」の主題歌「Nobody Does It Better」ね。はい、確かにいい曲でしたね。キャロル・ベイヤー・セイガーとマ-ヴィン・ハムリッシュの作で、歌詞にも「a spy who loved me…」が出てきますね。まあイージーリスニングチャートでは1位になったから我慢してください。「誰もそんなにうまくできない(Nobody does it Better)」なんだから!

 (調子のいい事を言われ、カーリーは怒って出ていってしまった)

そして、。ああ、ヒート・ウェイヴ「Boogie Nights」さんがいらっしゃいますね。

ブギーナイツ

ま、これもノリのいい曲ですね。えっ?ニュージーランドでは1位になったって?まあ、でもね。きみが2位になった頃は「You Light Up My Life」が5~6週No1になった頃でしょ?このあたりから「ひょっとしてこの連続記録はまだ続くのか???」とみんな思ってた頃なんですよね。まああなたが我慢したので大記録が生まれたってことで貢献は認めるますね。また頑張ってください!

 (ヒート・ウェイブの中心人物のロッド・テンパートンは、調子のよさにごまかされないぞと1位になってやる決意を固めた。そしてHeatwaveとしてではなかったが、Michaelと「Rock With You」をこのあとNo1にするのである)

はい、あれ?クリスタル・ゲイルさん
の姿もありますね。

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あれ?クリスタルさん、瞳は茶色の人じゃなかった?
なんか青い瞳になってますよ。えっ悲しいの?それはお気の毒。我慢するしかありませんね。えっこの悔しさを歌にするって、いいじゃないですか。ということで「私の茶色い瞳を青くするのはヤメテ(Don't It Make My Brown Eyes Blue)」(邦題:「瞳のささやき」という曲ができたそうです...。(これも創作です)

**全米トップ40を聴いてた人・チャートファンの方にはそこそこ面白いはずだと思うのですが、そうでない人には何のことだかわからないでしょう…!スミマセン(;一_一)

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