昨年の今日、ティナが天国に。
ティナ、ご冥福をお祈りいたします、、、。
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ティナの全米No1ヒットのこの曲、邦題は「愛の魔力」と付けられました。
(第27回グラミー賞では、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞の3部門を受賞ですね)

◆確かにゆっくり噛みしめるような緊張感にあふれるこの曲。ティナの歌唱力とあいまって、「愛の魔力」という日本語がピッタリするような感じがします。
でも原題は"What's love got to do with it"。これはなかなか和訳が難しいですよね。
"What has love got to do with it?"="愛は何をそれと関係づけてるの?"="愛は何も関係づけてないでしょ?"="愛とそれとは何も関係ないでしょ?"という解釈をしました。
主人公が相手に魅かれていってしまう想い…彼女はそれを「愛ではない」と頭で否定しようとしています。私が感じてるこの想いは、男と女が出会ったら当然のように肉体的に魅かれたりするものよ。愛のわけがないわ。
彼女はかつて誰かを本気で愛して傷ついているのかもしれません。純愛なんて自分は似合わない。永遠の愛なんてないのよ。…その人を"愛してる"と明確に自覚するのが怖いんですね。だから"私の気持ちは愛となんて関係ないわ"と歌う主人公…。
やっぱり「愛の魔力」なのかもしれません。

(by Terry Britten and Graham Lyle)
Released in 1984
US Billboard Hot100#1(3)
From The Album“Private Dancer”
:原詞は太字
You must understand
Though the touch of your hand
Makes my pulse react
That it's only the thrill
Of boy meeting girl
Opposites attract
あなたにわかってほしい
あなたの手がふれるだけで
私のどきどきが激しくなるの
男と女がめぐり逢うと
そこに起きるスリル
自分にないものを求めるものよ
It's physical
Only logical
You must try to ignore
That it means more than that
肉体的な反応よ
理に適ってるわ
そんなの気にしてちゃいけない
それ以上の意味があるなんて
思っちゃいけないわ
Oh what's love got to do,
got to do with it
What's love but a second hand emotion
What's love got to do,
got to do with it
Who needs a heart
When a heart can be broken
ああ それと愛がどんな関係があるの?
愛とは関係ないんじゃない?
よくある感情に過ぎないものよ
それと愛とは何の関係もない
愛とは何も関係ないのよ
壊れるかもしれない心なら
誰もそんなもの欲しがらないわ
It may seem to you
That I'm acting confused
When you're close to me
If I tend to look dazed
I've read it someplace
I've got cause to be
あなたにはそう映るのかもしれない
あなたが近づいてくるときに
私がわざと混乱してるって
もし私がボーっとしてるように見えるなら
どこかで読んだ本に書いてあったこと
だからそうしただけなのよ
There's a name for it
There's a phrase that fits
But whatever the reason
You do it for me
そのことには名前があるの
ぴったりな表現があるわ
でも理由がどうであれ
それがあなたが私にしてること
Oh what's love got to do,
got to do with it
What's love but a second hand emotion
What's love got to do,
got to do with it
Who needs a heart
When a heart can be broken
ああ それと愛に何の関係があるの?
愛とは関係ないわ
使い古された感情に過ぎないの
それと愛とは何の関係もない
愛とは何も関係ないの
誰にもそんな心は要らないわ
いずれ壊れてしまうものならば
I've been taking on a new direction
But I have to say
I've been thinking about my own protection
It scares me to feel this way
新しい生き方をしようとしてきたの
でも私言わないといけないわ
自分自身を守ることばかり考えてきた
だって私をこんな風に怯えさせるものだから
Oh what's love got to do,
got to do with it
What's love but a second hand emotion
What's love got to do,
got to do with it
Who needs a heart
When a heart can be broken
ああ それと愛に何の関係があるの?
愛とは関係ないわ
使い古された感情に過ぎないの
それと愛とは何の関係もない
愛とは何も関係ないの
誰にもそんな心は要らないわ
いずれ壊れてしまうものならば
What's love got to do,
got to do with it
What's love but a sweet old fashioned notion
ああ それと愛に何の関係があるの?
愛とは関係ないわ
甘ったるい古びた考えにすぎないんだから
What's love got to do,
got to do with it
Who needs a heart
when a heart can be broken
それと愛とは関係ないの
愛とは関係あるはずないわ
そんなもの誰にだって要らないわ
いずれ壊れてしまう心なんて…
(Words and Idioms)
react=反応する
Opposites attract=反対のものは魅かれ合う
what's it got to do with=~には何の関係もない
take on=引き受ける、雇う
cf.take a direction=位置する、方向を合わせる
日本語訳 by 音時

◆ウィキペディアを見ると、最初この曲はクリフ・リチャードに提供されて断られ、ドナ・サマーもレコーディングに至らず…。巡り巡ってティナが歌ったバージョンが大ヒットに。やっぱり"愛の魔力"か(^▽^;)。
◆“愛の魔力”が1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending September 1, 1984
ゴーストバスターズに代わって首位に。2位にはベイビ―ズから脱退してソロになったジョン・ウェイトが迫ります。プリンス"パープル・レイン"のオープニング曲"Let's Go Crazy"が16位から8位にランクイン。この曲は、フィギュアスケートの羽生結弦選手のテーマソングにもなりましたね。
-1 2 WHAT’S LOVE GOT TO DO WITH IT –•– Tina Turner
-2 5 MISSING YOU –•– John Waite
-3 3 STUCK ON YOU –•– Lionel Richie
-4 1 GHOSTBUSTERS –•– Ray Parker Jr.
-5 4 WHEN DOVES CRY –•– Prince
-6 9 SHE BOP –•– Cyndi Lauper
-7 8 SUNGLASSES AT NIGHT –•– Corey Hart
-8 16 LET’S GO CRAZY –•– Prince & The Revolution
-9 11 IF THIS IS IT –•– Huey Lewis & The News
10 10 IF EVER YOU’RE IN MY ARMS AGAIN –•– Peabo Bryson
◆1985年の"Private Dancer Tour"。大迫力!"It's Only Love"でBryan Adams(40分のところ)、"Tonight"途中からでDavid Bowie(46分のところ)登場で、Let's Danceも共演!
(曲目)
Show Some Respect
I Might've Been a Queen
What's Love Got To Do With It
I Can't Stand The Rain
Better Be Good To Me
Private Dancer
Let's Stay Together
Help
It's Only Love
Tonight
Let's Dance
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コメント
コメント一覧 (14)
音時
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こんなカッコいい女性ロックシンガーはもう現れないのではないかと。。。
ブライアン・アダムスとの「イッツ・オンリー・ラブ」が大好きでした。
話変わるけど、その昔「We Are The World」の収録を明け方に終えて、ティナ姐さんが
「フィッシュバーガー(が食べたい!)イェーイェー」って歌ってたのが何だかとてもカッコ良くて印象に残っています。
音時
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音時
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音時
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音時
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私の弟なんて、初めて彼女を見たときには「ウヒャーッ!」って言ってましたからね。
そんな見た目だったからでしょうか、とある地元のDJさんが、彼女に付けたあだ名が「ライオン丸」。
いくら見た目のインパクトが強いからって、さすがに「ライオン丸」はないわ、って思ってしまいました。
音時
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巡り巡ってティナ姐さんの所に来た曲だったのですね。でも、結果的に彼女が歌って大正解だったですねー。
このPVの彼女の髪型、当時マネする人多かったよ〜な。
音時
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ここ数年、腸にポリープ、高血圧性腎不全や脳卒中などを患っていたのですね。ボクの中では未だに元気で力強いティナのままなのに…。残念です。
この曲はティナが45歳くらいの時のものだったのですね。(もっと若いかと…)
「主人公は相手に魅かれていく…。でも、愛ではないと否定している。」「愛とそれとは何も関係ないでしょ。」 そういう歌詞だったのですね。
18歳で子供を産んで苦労を重ねたティナ。愛することに臆病だったのかも…なんて考えてしまいます。
天国では、安らかに過ごしてほしいものです。ありがとう、ティナ。
音時
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音時
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音時
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この曲は凄い曲でしたよね。初めてチャートを上がってきた時から、彼女の迫力あるというか、ものすごい声量であり、緊張感のある曲で、ただの曲ではない迫力を感じました。まさに愛の魔力を帯びた曲でした。
「曲にピッタリの良い邦題」の典型ですね。
音時
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