中学校の時の下敷きケースは片面がクイーン、片面がエアロのロゴマークでした!雑誌ミュージック・ライフでも「ロック御三家」はクイーン、キッス、そしてエアロで、僕は断然「エアロ」派を表明していてました。

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 クラスの3人組で池袋の西武デパート赤木屋プレイガイドにエアロの初来日の1977年の武道館チケットを買いに行き、北東スタンドS席をゲットしました。(中学生なんで徹夜は×)それが初めてのロックコンサートだったのです。ライブレポートをクラス新聞に書いた記憶があります。(他のクラスのロックが好きな子からリアクションがありました)

◆初来日公演のパンフレット。確かセットリストも掲載されていたはず。

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そうそう日本のロックバンド"バウワウ"が前座でした。

 JAWSのテーマが流れ…Aerosimith From Boston!のアナウンスのあと、ギターのイントロ、Mama Kinだ!
スティーヴン・タイラーは体ビッチリの縦縞の衣装でマイクスタンドごと、ステージを動く動く…!強烈だったな~。アリーナ席はもう席は関係なく、1曲目始まると同時にステージ前に突進!という時代でした。(1978年に札幌のレインボーのライブで押されて亡くなった方がいて、その後、警備が厳しくなり、アリーナも自分の席から離れてはいけなくなりました)

僕らは北東スタンドから見下ろす形でしたので『いつかは徹夜してアリーナ獲るぞ』と思ったものです。

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Written by Steven Tyler
Lyrics © Universal Music Publishing Group, BMG RIGHTS MANAGEMENT US, LLC, EMI Music Publishing

Released in 1973
US Billboard Hot100
#59(1973)
# 6(1976)
From The Album“Aerosmith”

:原詞は太字

Every time
when I look in the mirror
All these lines on my face
getting clearer
The past is gone
It went by, like dusk to dawn
Isn't that the way
Everybody's got the dues in life to pay


いつも
鏡を見るたびに思う
顔のシワがだんだん
くっきりしてきてるんだ
そんな過去はもう過ぎていった
夕闇が夜明けになるように
過ぎて行くんだ
そんなものなんだ
誰もが代償を払って生きている
 
I know nobody knows
Where it comes and where it goes
I know it's everybody sin
You got to lose to know how to win

何処から来て 何処へ行くのか
誰も知らない
誰もが罪を背負っている
勝つためには負けることも必要なんだ

Half my life
Is books written pages
Live and learn
from fools and from sages
You know it's true, oh
All these things you do
come back to you

俺の人生の半分は
どっかの誰かと変わらない
愚か者からも賢者からも
何かを学んで生きてるのさ
ホントのことだぜ ああ
自分のやったことの責任は
自分自身で取るもんだ

Sing with me,
Sing for the years
Sing for the laughter,
Sing for the tears
Sing with me, just for today
Maybe tomorrow,
the good lord will take you away

一緒に歌ってくれ
過ぎた日々のために
笑顔や流した涙のために
俺と歌おう 今日の日のために
明日になれば 神様がお前を
連れて行くかもしれないのだから
 
Yeah, sing with me,
Sing for the year
Sing for the laughter,
Sing for the tear
Sing with me, just for today
Maybe tomorrow,
the good Lord will take you away

一緒に歌ってくれ
過ぎた日々
失くした笑顔
流した涙のために歌え
俺と一緒に 今日の日のため
神さまがおまえを天国に連れていくのは
明日かもしれないんだ

Dream on、Dream on、Dream on
Dream until your dreams come true

夢を見ろ 夢を見るんだ
夢がかなうまで
夢を見続けろ

Dream on、Dream on、Dream on
Dream until your dreams come true

夢を見ろ 夢を見るんだ
夢がかなうまで
夢を見続けろ

(Words and Idioms)
dusk =夕闇 (dusk to dawn=朝から晩まで)

日本語訳 by 音時

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◆この曲"Dream On"はエアロのデビューアルバム発売時の1973年には売れませんでした(最高位全米59位)が、その後ボストンを中心にじわっと売れ始め、1976年に再発して6位まで上がります。その後アルバム「Rocks」発売、1stシングル「Last Child」と「Walk This Way」はどっちが先だったかな…記憶があいまいです。(^▽^;)
 とにかく、僕は「Dream On」と「Walk This Way」のレコードが欲しかったのだが、「Rocks」には入っていないため、Album「Toys In The Attic」を手に入れ、その後「Aerosimth」、そして「Rocks」と手に入れるまで半年近くかかりました(小遣いを貯めるのに苦労した)。

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◆中学校の時のエアロの思い出ばかりになってしまいましたが、Dream On の魅力はその歌詞とスティーヴンの熱唱、ギターのフレーズもエエなあ(全部か)。当時のシングルバージョンではすぐに「Dream On、Dream On…」のサビに入ってしまうのだが、アルバムバージョンはホントに最後にならないと「Dream On…」の連呼が来ない。イントロのギターから、ラストのスティーブンの声がかすれて聞こえなくなるまで聴いてほしい曲です。








◆2010年代のライブでは、アンコールでキーボードを弾きながらバラードメドレーを歌うようだ。
(Bogota Colombia 2011のライブ。観客、歌いすぎでしょ!でもそれだけ愛されてる歌なんだな。)