ヘビの年…の“Snake Song”はほとんどわかりません…(^_^;)。
でもやっぱりいちばん先に頭に浮かぶのはこの曲だな。
この曲イントロかかるだけでトリハダが立ちます!
「ビルボードチャート日記」 by 星船さん
カッコいいのは、詞や雰囲気の妖艶さもあるけど、ベース音とドラムも低音で響く感じがいいよなと思っていたら、ドラマーのロジャー・テイラーがこの曲のWikipedeiaにて、「この曲のビートとドラムトラックはデヴィッド・ボウイの"Let's Dance"の影響を受けたんだ」と言っていました。

Telegram force and ready
I knew this was a big mistake
There's a fine line drawing
My senses together
And I think it's about to break
脳への信号が伝わって準備ができたとき
僕はこれは大きな間違いだってわかった
描かれた微妙な境界線と
僕の感覚が一緒になると
もうすぐ境界線は破られるってわかる

◆“Union Of The Snake”が最高位3位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending December 24, 1983
1位も2位も"Say"ソングでしたね。DDは年末年始に3位を2週間キープします。
イエスもストーンズも頑張ってましたね。
-1 1 SAY SAY SAY –•– Paul McCartney & Michael Jackson
-2 2 SAY IT ISN’T SO –•– Daryl Hall John Oates
-3 5 UNION OF THE SNAKE –•– Duran Duran
-4 7 OWNER OF A LONELY HEART –•– Yes
-5 3 ALL NIGHT LONG (All Night) –•– Lionel Richie
-6 4 UPTOWN GIRL –•– Billy Joel
-7 6 LOVE IS A BATTLEFIELD –•– Pat Benatar
-8 9 TWIST OF FATE –•– Olivia Newton-John (with John Travolta)
-9 11 UNDERCOVER OF THE NIGHT –•– The Rolling Stones
10 18 BREAK MY STRIDE –•– Matthew Wilder


◆夜のヒットスタジオで芳村真理さんが「ユニオン・ザ・スネイク」と紹介…(^_^;)
(こちらFacebookの動画です)→クリック
でもやっぱりいちばん先に頭に浮かぶのはこの曲だな。
この曲イントロかかるだけでトリハダが立ちます!
「ビルボードチャート日記」 by 星船さん
カッコいいのは、詞や雰囲気の妖艶さもあるけど、ベース音とドラムも低音で響く感じがいいよなと思っていたら、ドラマーのロジャー・テイラーがこの曲のWikipedeiaにて、「この曲のビートとドラムトラックはデヴィッド・ボウイの"Let's Dance"の影響を受けたんだ」と言っていました。

◆さて、この曲の歌詞も難解ですが、1984にリリースされた"The Book Of Words"のなかにでサイモン・ル・ボンがちょこっと説明しています。
"Borderline"っていうのは心についての"意識"と"無意識"の境界線のことだよ"。
また、後になってサイモンはインタビューに答えて、"この曲は"tantric sex"のことだよ"とも話しています。
そのほかにこんなことも言っています。
この曲はジム・モリソンが書いたドアーズのアルバムの歌詞からインスパイアされたんだ。サイモンは"Spinner"にそう話しました:僕は書籍やそのほかのことに入れ込んでいて、そのいくつかについてはレコードにしてるんだ。それから僕は何人かの特定のアーティストも大好きなんだ。はっきりした例としては、'Union of The Snake'と'Hungry Like The Wolf'はジム・モリソンと彼の作品の歌詞に関係しているんだよ。
僕はさほどドアーズに詳しくはないのですが、ドアーズの1971年にリリースされたアルバム「L.Aウーマン」に"クローリング・キング・スネーク(Crawling King Snake)"という曲が収録されています。
"Crawling King Snake"はもちろん何かのメタファーでしょう。Songfactsには"Sex"のこと…と書かれていました(^▽^;)。ただしこの曲の歌詞とメロディはジムのオリジナルではなく、ブルースシンガー"John Lee Hooker"の作品。でもサイモンが影響されたのはこの曲じゃない、とは言い切れないよね。
◆今回の和訳はサイモンが話した"Borderline"っていうのは心についての"意識"と"無意識"の境界線"という話を踏まえたものにしました。

やっぱり"ヘビ"って「邪悪なもの」の象徴じゃないですか。なので"Snake"=人のなかに無意識にある"邪悪な心"として、"Union Of The Snake"は、人の心のなかで"意識した良心"を"無意識な邪心"が覆い隠してしまった状況ってことで(^▽^;)。

やっぱり"ヘビ"って「邪悪なもの」の象徴じゃないですか。なので"Snake"=人のなかに無意識にある"邪悪な心"として、"Union Of The Snake"は、人の心のなかで"意識した良心"を"無意識な邪心"が覆い隠してしまった状況ってことで(^▽^;)。
◆一方、サイモンの言っている"tantric Sex"ですが、"Tantric"は「タントラ教」のこと。"Tantric Sex"についてはネット上でも結構解説がありますので興味がある方はご覧ください。僕が海外のサイトを眺め読みした限りでは、精神を統一させて、時間をかけてゆっくりとお互いの、そして自分のからだと対話しながら愛し合うこと、って感じでした(^▽^;)。
それでは悩んだ末の作品...ですが、"Union Of The Snake"の歌詞と日本語訳(by 音時)です。


Writer/s: ANDY TAYLOR, JOHN TAYLOR, NICK RHODES, ROGER ANDREW TAYLOR, SIMON LE BON
Publisher: Sony/ATV Music Publishing LLC
Publisher: Sony/ATV Music Publishing LLC
Released in 1983
US Billboard Hot100#3
From The Album“Seven And Ragged Tiger”
US Billboard Hot100#3
From The Album“Seven And Ragged Tiger”
:原詞の引用は太字
Telegram force and ready
I knew this was a big mistake
There's a fine line drawing
My senses together
And I think it's about to break
脳への信号が伝わって準備ができたとき
僕はこれは大きな間違いだってわかった
描かれた微妙な境界線と
僕の感覚が一緒になると
もうすぐ境界線は破られるってわかる
If I listen close
I can hear them singers, oh
Voices in your body
coming through on the radio
I can hear them singers, oh
Voices in your body
coming through on the radio
そばで耳をそばだてると
自分の感覚が沸き立つのがわかる
きみのからだの声も
ラジオから伝わってくるんだ
自分の感覚が沸き立つのがわかる
きみのからだの声も
ラジオから伝わってくるんだ
The union of the snake is on the climb
Moving up it's gonna race it's gonna break
Through the borderline
Moving up it's gonna race it's gonna break
Through the borderline
邪悪なヘビが僕を支配しようとしてる
そいつは 這い上がり 競争して 破壊して
境界線を越えてきているんだよ
そいつは 這い上がり 競争して 破壊して
境界線を越えてきているんだよ
Nightshades on a warning
Give me strength at least give me a light
Give me anything even sympathy
There's a chance you could be right
Give me strength at least give me a light
Give me anything even sympathy
There's a chance you could be right
夜の影が 警告を発してる
僕に力をくれ 少なくとも灯りくらいはね
同情だってかまわない
きみが正しいことを示す機会なんだから
僕に力をくれ 少なくとも灯りくらいはね
同情だってかまわない
きみが正しいことを示す機会なんだから
If I listen close
I can hear them singers, oh
Voices in your body
coming through on the radio
I can hear them singers, oh
Voices in your body
coming through on the radio
近くに寄って耳を傾けると
僕の心が歌ってるのがわかる
きみのからだの声だって
電波に乗って伝わってくるんだよ
僕の心が歌ってるのがわかる
きみのからだの声だって
電波に乗って伝わってくるんだよ
The union of the snake is on the climb
Moving up it's gonna race it's gonna break
Through the borderline
Moving up it's gonna race it's gonna break
Through the borderline
邪悪な心が僕を支配しようとしてる
這い上がり 争いながら 僕を壊しながら
良心の境界線を いま越えてきてるんだ
這い上がり 争いながら 僕を壊しながら
良心の境界線を いま越えてきてるんだ
The union of the snake is on the climb
Moving up it's gonna race it's gonna break
Through the borderline
Moving up it's gonna race it's gonna break
Through the borderline
邪悪な心が支配しようとしてる
這い上がってきてるんだ
競争するかのように 心を壊して
良心との境界線を越えてきているのさ
這い上がってきてるんだ
競争するかのように 心を壊して
良心との境界線を越えてきているのさ
If I listen close
I can hear them singers, oh
Voices in your body
coming through on the radio
I can hear them singers, oh
Voices in your body
coming through on the radio
近くに寄って耳を傾けると
僕の心が歌ってるのがわかる
きみのからだの声だって
電波に乗って伝わってくるんだよ
僕の心が歌ってるのがわかる
きみのからだの声だって
電波に乗って伝わってくるんだよ
The union of the snake is on the climb
It's gonna race, it's gonna break,
it's gonna move up
Through the borderline
It's gonna race, it's gonna break,
it's gonna move up
Through the borderline
邪悪な心がきみを支配しようとしてる
競争するかのように きみの心を壊して
這い上がってきてるんだ
良心との境界線を越えて
競争するかのように きみの心を壊して
這い上がってきてるんだ
良心との境界線を越えて
The union of the snake is on the climb
Moving up it's gonna race it's gonna break
Through the borderline
Moving up it's gonna race it's gonna break
Through the borderline
邪悪な心がきみを支配しようとしてる
這い上がってきてる 競争するかのように
きみの心を壊して
良心との境界線を越えて…
這い上がってきてる 競争するかのように
きみの心を壊して
良心との境界線を越えて…
(Words and Idioms)
fine line=細い線、細線、糸目、微妙な境界線
fine line=細い線、細線、糸目、微妙な境界線
日本語訳 by 音時

◆“Union Of The Snake”が最高位3位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending December 24, 1983
1位も2位も"Say"ソングでしたね。DDは年末年始に3位を2週間キープします。
イエスもストーンズも頑張ってましたね。
-1 1 SAY SAY SAY –•– Paul McCartney & Michael Jackson
-2 2 SAY IT ISN’T SO –•– Daryl Hall John Oates
-3 5 UNION OF THE SNAKE –•– Duran Duran
-4 7 OWNER OF A LONELY HEART –•– Yes
-5 3 ALL NIGHT LONG (All Night) –•– Lionel Richie
-6 4 UPTOWN GIRL –•– Billy Joel
-7 6 LOVE IS A BATTLEFIELD –•– Pat Benatar
-8 9 TWIST OF FATE –•– Olivia Newton-John (with John Travolta)
-9 11 UNDERCOVER OF THE NIGHT –•– The Rolling Stones
10 18 BREAK MY STRIDE –•– Matthew Wilder
"Union Of The Snake"はキャッシュ・ボックス誌では1位を記録しています!(年末年始に3週間1位)


(こちらFacebookの動画です)→クリック
コメント
コメント一覧 (6)
“Snake”曲、なかなか出てこなかったのですが、アース・ウィンド&ファイアの「Serpentine Fire」、REO スピードワゴンの“Keep On Loving You”、スターシップの“We Built City”なども、ちょっと歌詞にヘビが出てくるんですが、取り上げるのは無理くりかな〜と思ってしまいました(^_^;)。「ヘビ年」という点では、あまりハッピーな曲ではなく、「あまり浮かれず注意深くあれ」と呼びかけている感じがしました…!
音時
が
しました
音時
が
しました
この曲は確かにかっこいいですよね!最近デュラン・デュランをよく聴くのでそういう意味でもタイムリーな記事でした。歌詞は彼ららしく難解ですね。心の中の蛇をコントロールできる、理性的な一年を過ごしていきたいです(笑)。
蛇に関する曲...は中々思い浮かびませんねー。ポーラ・アブドゥルの『冷たいハート』ぐらいですかね。あとグループ名ですがホワイトスネイクとか。
音時
が
しました
「巳年」といえば、やっぱりこの曲ですよね。難解な歌詞とともに、カッコいいリズムのこの曲、たまらなくカッコいい曲でした。今年も和訳、次にどんな曲が来るのか、楽しみにしています!
音時
が
しました
音時
が
しました
「イントロかかるだけでトリハダが立つ」、いや~!ホントそのとおりのゾクゾクするような素晴らしい曲でした。
キャッシュボックスで1位になったのですか、ビルボードでは残念でしたよね。私は応援していたのですので、ビルボードでも1位になった欲しかったです。
さすがライブもカッコイイですね。
音時
が
しました