「Isolation(孤独)」は「ジョンの魂」のA面ラストの曲。

Screenshot 2022-09-28 06.03.52


 静かなピアノの四つ打ちで最初に語られるのは、ただの少年少女(ジョンとヨーコ)が平和を我らにと主張したことから金持ちになって成功したんじゃないかと思われていることに対して、傷ついた心の内面を歌い始めます。
 そしてサビの「I don't expect you to understand.」でその内面が怒りで爆発します。ピアノの鍵盤を強く叩き、コーラスも二重に厚くなって。ただその怒りも冷静に飲み込みます。誰もがこの社会の犠牲者なんだと。


ただし、isolationを「孤独」と邦題を付けたところが、拍手すべきところでもあるし、一方で罪もありそうです。
本来の意味は「孤独」と邦題をいうよりも「孤立感」なんでしょうね。和訳でいうと(僕とヨーコは)「みんなから孤立して」というのが主題かと思います。本当は孤独でないのですが、“違い“を感じてしまったり、うまく理解されてないように思ったり、、。
(和訳をだいぶ修正しました 20221017)

 ただ、このアルバムの曲はタイトル含めて皆シンプル。「ジョンの魂」とはよくぞ邦題をつけたと思います。聴けば聴くほど味の出てくるアルバムです。


164475925_o1


Songwriters: LENNON
lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC, Universal Music Publishing Group

Released in 1970
From The Album
"John Lennon and Plastic Ono Band"(ジョンの魂)


:原詞の引用は太字

People say we got it made
Don't they know we're so afraid?
Isolation


みんなが言う 僕たちは成功者じゃないかって
僕らがこんなに怖がってるのを知らないのかな?
僕たちは孤立してないか?

We're afraid to be alone
Everybody got to have a home
Isolation


僕らはひとりになるのが怖い
誰もが帰るべき家がほしいんだ
人と違うのは怖いから

Just a boy and a little girl
Trying to change the whole wide world
Isolation


ただの少年や少女なんだよ
この大きな世界を変えようとするのは
みんなから孤立して

The world is just a little town
Everybody trying to put us down
Isolation


世界は小さな街なんだ
誰もが僕らを抑えつけようとする
僕らは孤独を自覚する

I don't expect you to understand
After you've caused so much pain
But then again, you're not to blame
You're just a human
a victim of the insane


きみに理解してくれなんて期待しない
きみだって沢山傷ついてるんだしね
でも きみには罪はないんだ
きみもただの人間 
狂気の世界の犠牲者なんだから

We're afraid of everyone
Afraid of the sun
Isolation


僕らは人間どうしが怖いんだ
太陽も恐れている
みんなから離れてる

The sun will never disappear
But the world may not have many years
Isolation


太陽は決してなくならないだろうけど
世界はもうあと何年も続かないだろう
僕とヨーコだけが気付いてる

日本語訳 by 音時

h07334004