大ヒットしたこの曲ですが、ビリーのライヴではほとんど歌われていないようですね。
Setlist.fmのデータによると、この曲は回数でいうと、計87回でビリーの曲のなかでは46位。最後に歌ったのが1987年10月のメルボルン公演、ということですから、本当に歌われていない(^_^;)。
(Setlist.fm)
好きな子にどーんと行け!と恋を励まされた人も多いんじゃないかと思いますが(僕もその一人)、この曲も日本では歌ってくれないかなあ、と期待したい一曲です!
"あのとき、この曲、あの場所で聴いたよな~"という曲、みなさんにもありますか?
◆僕にとって、ビリーの"あの娘にアタック(Tell Her About It)"とアルバム「イノセント・マン」を聴くと、必ず、あの光景を想い出します。
1983年の8月、この曲の入った「イノセント・マン」が発売された。僕は買ってすぐカセットに録音して、翌日からの広島への鈍行電車の旅に乗り込んだ。東海道線の最終「大垣」行。最寄の横浜駅にも東海道線は留まるんだけど、お金のない若者の貧乏旅行は、この東京発大垣行に乗って出発する、ってのが当たり前の時代だったので東京駅に集合。FとKと僕の3人だった。
このときに持っていったカセットは、アルバム「イノセント・マン」とハウンド・ドッグ「BRASH BOY」(自分でもよく覚えてるなと思う!)それでこの東海道線車内と、京都~広島~呉~岐路の道中にほんとよく聴いた。この曲は夏の暑さを元気に吹き飛ばしてくれた!
◆邦題「あの娘にアタック」。でも曲の物語としては、主人公は自分がアタックするわけじゃないんです。また「アタック」も「今付き合っていない女の子にアタック」するんじゃないんですよ。
・おせっかいながらも、自分の過ちを繰り返す友達(?を前にじっとしていられなくなったヤツが主人公。
そして、その友達は、彼女に今現在愛され幸せなヤツ(でうらやましい)なんだけど、自分の気持ちを表すのは下手。以前、自分は交際相手に自分の気持ちを伝えることをしてこなかったので破局。そうなってほしくない!ということなんですね。
友達の恋路も気にならないわけじゃないけど、友達におせっかいを焼くこの男の次の恋を応援したいですね...!
Songwriters: JOEL, BILLY
lyrics © Universal Music Publishing Group
Released in 1983
US Billboard Hot100#1
From The Album“An Innocent Man”
:原詞は太字
Listen boy
Don't want to see you
let a good thing slip away
You know I don't like watching
Anybody make the same mistakes I made
なあ よく聞けよ
おまえの前をいい話がすり抜けてくのを
見ちゃいられないんだよ
誰かが俺と同じ間違いをするのを
見るのは好きじゃないんだ
She's a real nice girl
And she's always there for you
But a nice girl wouldn't tell you what you should do
ああ彼女はホントにいいコだよ
いつもおまえのそばにいてくれる
でもいい女の子がおまえに
ああしてこうしてなんて言わないものなんだ
Listen boy
I'm sure that you think you got it all
Under control
You don't want somebody telling you
The way to stay in someone's soul
そうさ よく聞いてくれ
おまえ なんでも自分の思う通りに
いってるなんて思ってるだろ
彼女の心にずっと思っててもらう方法
なんて誰かに聞こうともしてないよな
You're a big boy now
You'll never let her go
But that's just the kind of thing
She ought to know
確かにおまえはもう立派な男さ
彼女を放すつもりもないだろうよ
でもこういったことは
彼女は知らなきゃいけないんだよ
Tell her about it
Tell her everything you feel
Give her every reason to accept
That you're for real
Tell her about it
Tell her all your crazy dreams
Let her know you need her
Let her know how much she means
彼女に言ってやれよ
おまえの思ってること全部をさ
おまえが本気だってこと
わかるようにね
彼女にしっかり伝えるんだ
おまえが夢描いてることすべてをね
彼女が必要なんだってことや
彼女がおまえにどんなに大事かってこと
しっかり伝えるんだよ
Listen boy
It's not automatically
a certain guarantee
To insure yourself
You've got to provide
communication constantly
なあ よく聞けよ
恋が自動的に保障されるなんてこと
そんなことはないんだよ
安心するためには
コミュニケーションを欠かさず
とっていくことなんだ
When you love someone
You're always insecure
And there's only one good way
To reassure
誰かを好きになったら
誰だって不安になるもんさ
その不安を解消するいい方法は
一つだけなんだ
Tell her about it
Let her know how much you care
When she can't be with you
Tell her you wish you were there
Tell her about it
Every day before you leave
Pay her some attention
Give her something to believe
彼女に話してやれよ
どんだけおまえが好きなんだってことをさ
一緒にいられないときだって
ここにいてほしいんだってことをさ
彼女に伝えろよ
毎日 帰らなきゃいけないときに
彼女に気を使って それで
俺を信じていいんだって根拠をさ
Cause now and then
She'll get to worrying
Just because you haven't spoken
For so long
Though you may not have done anything
Will that be a consolation when she's gone
そりゃ彼女だって
時々は不安になるだろう
長い間
おまえが話しかけることがなかったらさ
何もヘンなことしてないって言ったって
彼女がいなくなったときに
それが慰めになるのかい?
Listen boy
It's good information from a man
Who's made mistakes
Just a word or two that she gets from you
Could be the difference that it makes
だから よく聞けよ
以前に間違いをおかした
馬鹿な男からのためになる話さ
おまえが彼女に一言二言声をかけるだけで
言わないのとは全然違うんだよ
She's a trusting soul
She's put her trust in you
But a girl like that won't tell you
What you should do
彼女は心から信じてる
おまえを信じてくれてるんだぞ
でもそんな女の子は自分の気持ちを
素直に出せないものなんだ
Tell her about it
Tell her everything you feel
Give her every reason
To accept that you're for real
Tell her about it
Tell her all your crazy dreams
Let her know you need her
Let her know how much she means
彼女に言ってやれよ
おまえの思ってること全部をさ
おまえの本気の心を受けとめるのが
いいんだってことをね
彼女に伝えるんだよ
馬鹿げたことかもしれないおまえの夢を
彼女が必要なんだってことや
彼女がおまえにどんなに大事かってこと
しっかり伝えるんだ
Tell her about it
Tell her how you feel right now
Tell her about it
The girl don't want to wait too long
You got to tell her about it
Tell her now and you won't go wrong
You got to tell her about it
Before it gets too late
You got to tell her about it
You know the girl don't want to wait
--you got to
Tell her about it
彼女に伝えるんだよ
今のおまえの気持ちをさ
彼女に話してみろよ
女の子はそんなに待たされたくないんだよ
彼女に伝えなきゃダメさ
今すぐ伝えりゃ 間違いないんだ
彼女に伝えるべきなんだ
遅くなってしまう前に
彼女に絶対伝えろよ
女の子は待つのは嫌いなんだ
だから
頑張って伝えろよ!
(Words and Idioms)
reassure=不安をなくす
consolation=慰め
go wrong=道を誤る
日本語訳 by 音時
◆Wembleyでのライブ(1984)。グラサンかけて踊り歌うビリー!
◆この曲はシュープリームス、そしてマーサ&ザ・ヴァンデルスのオマージュでしょう。
Martha and The Vandellas“I'm Ready For Love”.
◆ハウンド・ドッグ「Brash Boy」から、オープニングナンバーの「ラスト・ヒーロー」…僕のセイシュン、1983年の夏の思い出関連でスミマセン…!(大友康平さんも、りんごちゃんのモノマネで再びプチブレイクしましたね)
Setlist.fmのデータによると、この曲は回数でいうと、計87回でビリーの曲のなかでは46位。最後に歌ったのが1987年10月のメルボルン公演、ということですから、本当に歌われていない(^_^;)。
(Setlist.fm)
好きな子にどーんと行け!と恋を励まされた人も多いんじゃないかと思いますが(僕もその一人)、この曲も日本では歌ってくれないかなあ、と期待したい一曲です!
"あのとき、この曲、あの場所で聴いたよな~"という曲、みなさんにもありますか?
◆僕にとって、ビリーの"あの娘にアタック(Tell Her About It)"とアルバム「イノセント・マン」を聴くと、必ず、あの光景を想い出します。
1983年の8月、この曲の入った「イノセント・マン」が発売された。僕は買ってすぐカセットに録音して、翌日からの広島への鈍行電車の旅に乗り込んだ。東海道線の最終「大垣」行。最寄の横浜駅にも東海道線は留まるんだけど、お金のない若者の貧乏旅行は、この東京発大垣行に乗って出発する、ってのが当たり前の時代だったので東京駅に集合。FとKと僕の3人だった。
このときに持っていったカセットは、アルバム「イノセント・マン」とハウンド・ドッグ「BRASH BOY」(自分でもよく覚えてるなと思う!)それでこの東海道線車内と、京都~広島~呉~岐路の道中にほんとよく聴いた。この曲は夏の暑さを元気に吹き飛ばしてくれた!
◆邦題「あの娘にアタック」。でも曲の物語としては、主人公は自分がアタックするわけじゃないんです。また「アタック」も「今付き合っていない女の子にアタック」するんじゃないんですよ。
・おせっかいながらも、自分の過ちを繰り返す友達(?を前にじっとしていられなくなったヤツが主人公。
そして、その友達は、彼女に今現在愛され幸せなヤツ(でうらやましい)なんだけど、自分の気持ちを表すのは下手。以前、自分は交際相手に自分の気持ちを伝えることをしてこなかったので破局。そうなってほしくない!ということなんですね。
友達の恋路も気にならないわけじゃないけど、友達におせっかいを焼くこの男の次の恋を応援したいですね...!
Songwriters: JOEL, BILLY
lyrics © Universal Music Publishing Group
Released in 1983
US Billboard Hot100#1
From The Album“An Innocent Man”
:原詞は太字
Listen boy
Don't want to see you
let a good thing slip away
You know I don't like watching
Anybody make the same mistakes I made
なあ よく聞けよ
おまえの前をいい話がすり抜けてくのを
見ちゃいられないんだよ
誰かが俺と同じ間違いをするのを
見るのは好きじゃないんだ
She's a real nice girl
And she's always there for you
But a nice girl wouldn't tell you what you should do
ああ彼女はホントにいいコだよ
いつもおまえのそばにいてくれる
でもいい女の子がおまえに
ああしてこうしてなんて言わないものなんだ
Listen boy
I'm sure that you think you got it all
Under control
You don't want somebody telling you
The way to stay in someone's soul
そうさ よく聞いてくれ
おまえ なんでも自分の思う通りに
いってるなんて思ってるだろ
彼女の心にずっと思っててもらう方法
なんて誰かに聞こうともしてないよな
You're a big boy now
You'll never let her go
But that's just the kind of thing
She ought to know
確かにおまえはもう立派な男さ
彼女を放すつもりもないだろうよ
でもこういったことは
彼女は知らなきゃいけないんだよ
Tell her about it
Tell her everything you feel
Give her every reason to accept
That you're for real
Tell her about it
Tell her all your crazy dreams
Let her know you need her
Let her know how much she means
彼女に言ってやれよ
おまえの思ってること全部をさ
おまえが本気だってこと
わかるようにね
彼女にしっかり伝えるんだ
おまえが夢描いてることすべてをね
彼女が必要なんだってことや
彼女がおまえにどんなに大事かってこと
しっかり伝えるんだよ
Listen boy
It's not automatically
a certain guarantee
To insure yourself
You've got to provide
communication constantly
なあ よく聞けよ
恋が自動的に保障されるなんてこと
そんなことはないんだよ
安心するためには
コミュニケーションを欠かさず
とっていくことなんだ
When you love someone
You're always insecure
And there's only one good way
To reassure
誰かを好きになったら
誰だって不安になるもんさ
その不安を解消するいい方法は
一つだけなんだ
Tell her about it
Let her know how much you care
When she can't be with you
Tell her you wish you were there
Tell her about it
Every day before you leave
Pay her some attention
Give her something to believe
彼女に話してやれよ
どんだけおまえが好きなんだってことをさ
一緒にいられないときだって
ここにいてほしいんだってことをさ
彼女に伝えろよ
毎日 帰らなきゃいけないときに
彼女に気を使って それで
俺を信じていいんだって根拠をさ
Cause now and then
She'll get to worrying
Just because you haven't spoken
For so long
Though you may not have done anything
Will that be a consolation when she's gone
そりゃ彼女だって
時々は不安になるだろう
長い間
おまえが話しかけることがなかったらさ
何もヘンなことしてないって言ったって
彼女がいなくなったときに
それが慰めになるのかい?
Listen boy
It's good information from a man
Who's made mistakes
Just a word or two that she gets from you
Could be the difference that it makes
だから よく聞けよ
以前に間違いをおかした
馬鹿な男からのためになる話さ
おまえが彼女に一言二言声をかけるだけで
言わないのとは全然違うんだよ
She's a trusting soul
She's put her trust in you
But a girl like that won't tell you
What you should do
彼女は心から信じてる
おまえを信じてくれてるんだぞ
でもそんな女の子は自分の気持ちを
素直に出せないものなんだ
Tell her about it
Tell her everything you feel
Give her every reason
To accept that you're for real
Tell her about it
Tell her all your crazy dreams
Let her know you need her
Let her know how much she means
彼女に言ってやれよ
おまえの思ってること全部をさ
おまえの本気の心を受けとめるのが
いいんだってことをね
彼女に伝えるんだよ
馬鹿げたことかもしれないおまえの夢を
彼女が必要なんだってことや
彼女がおまえにどんなに大事かってこと
しっかり伝えるんだ
Tell her about it
Tell her how you feel right now
Tell her about it
The girl don't want to wait too long
You got to tell her about it
Tell her now and you won't go wrong
You got to tell her about it
Before it gets too late
You got to tell her about it
You know the girl don't want to wait
--you got to
Tell her about it
彼女に伝えるんだよ
今のおまえの気持ちをさ
彼女に話してみろよ
女の子はそんなに待たされたくないんだよ
彼女に伝えなきゃダメさ
今すぐ伝えりゃ 間違いないんだ
彼女に伝えるべきなんだ
遅くなってしまう前に
彼女に絶対伝えろよ
女の子は待つのは嫌いなんだ
だから
頑張って伝えろよ!
(Words and Idioms)
reassure=不安をなくす
consolation=慰め
go wrong=道を誤る
日本語訳 by 音時
◆Wembleyでのライブ(1984)。グラサンかけて踊り歌うビリー!
◆この曲はシュープリームス、そしてマーサ&ザ・ヴァンデルスのオマージュでしょう。
Martha and The Vandellas“I'm Ready For Love”.
◆ハウンド・ドッグ「Brash Boy」から、オープニングナンバーの「ラスト・ヒーロー」…僕のセイシュン、1983年の夏の思い出関連でスミマセン…!(大友康平さんも、りんごちゃんのモノマネで再びプチブレイクしましたね)
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音時
がしました
何故か、ビリーの歌は一緒に歌いたくなります。
意味もわからず歌ってますが、楽しいです。
今度は、和訳を見ながらじっくり聞いてみます。
音時
がしました