フランキー・ヴァリの歌の最大の特徴はやはり「脅威のハイトーン・ヴォイス」だと思いますが、この曲はその声は出しません。でも...フランキーの歌の上手さがわかります。それに...子どもの頃に一緒に通ったあの道、風景..浮かんできます。とてもいい曲。
◆映画「ジャージー・ボーイズ」でもこの曲がよかった~!
フォー・シーズンズの4人を演じる俳優さん達、歌が上手い!特にフランキー・ヴァリを演じたJohn Lloyd Youndくん。彼の声もまた魅力的です。「俳優」にしては歌上手すぎと思っていたら、ミュージカルの「ジャージー・ボーイズ」でフランキー役を演じてすでに様々な賞を受賞するくらい場数を踏んでる人だったんだんですね!
フォー・シーズンズの4人を演じる俳優さん達、歌が上手い!特にフランキー・ヴァリを演じたJohn Lloyd Youndくん。彼の声もまた魅力的です。「俳優」にしては歌上手すぎと思っていたら、ミュージカルの「ジャージー・ボーイズ」でフランキー役を演じてすでに様々な賞を受賞するくらい場数を踏んでる人だったんだんですね!
まだこれから映画を観る人も多いと思うのでネタバレにならないように…と思いますが、この曲「瞳の面影」も映画のなかでは印象的に使われます。フォー・シーズンズの歴史やフランキー・ヴァリのバイオグラフィーとの関係でいうと、ちょっと時系列的には矛盾がありますが…(^▽^;)やべやべ、このくらいにしておこう。でもこの曲が大切に扱われているのがわかります。

◆フランキー・ヴァリは、"Eye(s)"の付く曲を好んでいたのかな。
"My Mother's Eyes"(母の瞳)1953年 Frankie Valley名義の初ヒット。
"You're The Apple Of My Eye"1956年 Four Lovers時代のヒット(全米62位)
"Can't Take My Eyes Off You"1967年 全米2位の大ヒット
これらの曲も映画「ジャージー・ボーイズ」の中では印象的に使われます。

Songwriters
Nolan, Kenny / Crewe, Robert
Lyrics © EMI Music Publishing
Nolan, Kenny / Crewe, Robert
Lyrics © EMI Music Publishing
Released in 1975
US Billboard Hot100#1(1)
From The Album"Closeup"
:原詞は太字
My eyes adored you
Though I never laid a hand on you
My eyes adored you
Like a million miles away from me
You couldn't see how I adored you
So close, so close and yet so far
きみを憧れて見ていたんだ
きみに手を触れたことすらないのに
きみから目を離せなかったんだ
100万マイルも離れてるみたいに
きみにはわからなかったんだ
どれだけきみを大切にしてるのかをね
こんなに近く
こんなに近くにいたのに
今ではこんな遠くになってしまった
きみに手を触れたことすらないのに
きみから目を離せなかったんだ
100万マイルも離れてるみたいに
きみにはわからなかったんだ
どれだけきみを大切にしてるのかをね
こんなに近く
こんなに近くにいたのに
今ではこんな遠くになってしまった
Carried your books from school
Playin' make-believe you're married to me
You were fifth-grade, I was sixth
When we came to be
Playin' make-believe you're married to me
You were fifth-grade, I was sixth
When we came to be
学校帰りに きみの教科書を持ってあげた
きみと僕で"結婚ごっこ"をしながらね
きみは5年生 僕は6年生
そのときそんな年齢だったね
きみと僕で"結婚ごっこ"をしながらね
きみは5年生 僕は6年生
そのときそんな年齢だったね
Walkin' home every day
Over Barnegat Bridge and Bay
Till we grew into the me and you
Went our separate ways
バーガネット湾にかかる橋を渡って
毎日歩いて帰ってたんだ
大きくなって僕ときみが
別々な道を行くようになるまでは
My eyes adored you
Though I never laid a hand on you
My eyes adored you
Like a million miles away from me
You couldn't see how I adored you
So close, so close and yet so far
Though I never laid a hand on you
My eyes adored you
Like a million miles away from me
You couldn't see how I adored you
So close, so close and yet so far
僕の目はきみに釘づけだったんだ
手を握ったことだってないのに
どうしても目が離せなかったんだ
きみとの距離が100万マイルのように感じるよ
きみは気づかなかったんだ
僕がどれだけきみを大切にしてるのかをね
こんなに近く
こんなに近くに感じるのに
きみは遠くにいる人なんだ
Headed for city lights
Climbed the ladder up to fortune and fame
I worked my fingers to the bone
Made myself a name
きらびやかな都会の灯りに向かって
富と名声の階段を登ったんだ
一生懸命働いて
自分を売り込んできたんだよ
富と名声の階段を登ったんだ
一生懸命働いて
自分を売り込んできたんだよ
Funny, I seemed to find
That no matter how the years unwind
Still I reminisce 'bout the girl I miss
And the love I left behind
不思議だね どうやらわかったよ
どうしたって時は巻き戻せないことが
好きだった少女のことを
今でも懐かしく思ってしまうんだ
そして置いてきてしまった恋のことを
My eyes adored you
Though I never laid a hand on you
My eyes adored you
Like a million miles away from me
You couldn't see how I adored you
So close, so close and yet so far
Though I never laid a hand on you
My eyes adored you
Like a million miles away from me
You couldn't see how I adored you
So close, so close and yet so far
きみを憧れて見ていたんだ
手を握ったことだってないのに
きみから目を離せなかったんだ
きみとの距離が100万マイルのように感じるよ
僕がどれだけきみを大切にしてるのか
きみにはわからなかったんだ
こんなに近く
こんなに近くにいたのに
今ではこんな遠くになってしまった
(My eyes adored you)
All my life I will remember
How warm and tender
(Though I never laid a hand on you)
(My eyes adored you)
All my life I will remember
How warm and tender
(Though I never laid a hand on you)
(My eyes adored you)
(僕の目はきみを崇めてしまう)
生涯ずっと僕は忘れないよ
とても温かく優しい想い出さ
(手を触れたことすらなかったのに)
(僕の目はきみを崇めてしまう)
We were way back then, whoa, whoa, baby
(Like a million miles away from me)
(You couldn't see how I adored you)
Oh, the feeling, sad regrets
I know I won't ever forget you,
my childhood friend
(So close, so close and yet so far)
(Like a million miles away from me)
(You couldn't see how I adored you)
Oh, the feeling, sad regrets
I know I won't ever forget you,
my childhood friend
(So close, so close and yet so far)
あの頃に戻れたら ベイビー
(こんなに遠くにいるみたいに)
(きみは気づかなかったんだね)
ああ この想い 悲しいね
僕はきみをこれからも忘れない
子どもの頃からの友達さ
(こんなに近くにいたのに)
(こんなに遠くなってしまった)
My eyes adored you
Though I never laid a hand on you
My eyes adored you
Like a million miles away from me
You couldn't see how I adored you
So close, so close and yet so far
Though I never laid a hand on you
My eyes adored you
Like a million miles away from me
You couldn't see how I adored you
So close, so close and yet so far
きみを憧れて見てたんだ
あんなに近くにいたきみが
今ではこんなに遠くに行ってしまった
My eyes adored you
Though I never laid a hand on you
My eyes adored you
僕の瞳はきみに憧れを注いでいる
手も握ったことのない淡い想い出
僕の瞳は…
(Words and Idioms)
adored=あがめる 憧れる 熱愛する
lay a hand on=つかむ
yet=それなのに しかもなお
work one's fingers to the bone=一生懸命に働く
make a name=売り出す 売り込む
no matter how=たとえどんなに どうやっても
reminisce=追憶する
日本語訳 by 音時

◆映画のストーリーのなかには出てきませんでしたが、1970年にフォー・シーズンズはモータウンと契約。フランキーもソロで数曲をレコーディングしますが、発売はされませんでした。1973年に契約が切れたとき、フランキーやソングライターのクリュウもこの曲の返還を申し入れ、4,000ドル払って権利を買い戻したということです。
ソングライターはクリュウとケニー・ノーラン(I Like Dreamin’の人ですね)なのですが、この曲はフランキーが学生時代に好きだった少女への"報われない恋"を歌っているとのこと。フランキーの想い出を歌にしてくれたのかな。

◆その他いろいろ解説。
(その1)"百万キロも離れているみたい"という歌詞。
・赤道1周が約4万キロ(2万マイル強)。百万キロは相当なものです。
(その2)"Walking home every day over Barnegat Bridge and Bay"はニュー・ジャージーにある本当の場所であるとのこと。 Google検索で調べたら、とても見晴しのいい橋でした。
(その3)当初はこの曲のタイトルは "Blue Eyes in Georgia"だったらしいです。
(その4)この曲は全米で1週のみNo1になりましたが、この曲に代わって1位になったのがLabelle(ラベル)の"Lady Marmalade(レディ・マーマレイド)"。なんとこの曲もソングライターは"Bob Crewe & Kenny Nolan"のコンビ。同じソングライターが別曲で連続1位、という記録はほとんどありません!
◆ステージで歌う「瞳の面影」
◆"Jersey Boys"Movie Soundtrackより"My Eyes Adored You"
(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia My Eyes Adored You
・Flying Phil's Photos Website
・city-data.com/picfilesc
・全米トップ40 湯川れい子さんの訳
・Wikipedia My Eyes Adored You
・Flying Phil's Photos Website
・city-data.com/picfilesc
・全米トップ40 湯川れい子さんの訳
コメント
コメント一覧 (10)
音時
が
しました
学校帰りに、きみと僕で結婚ごっこ。きみは5年生、僕は6年生。
個人的に、こんな幼い恋も好きです。「小さな恋のメロディ」みたいで…。
全米トップ40を聞き始めた1976年。フランキー・ヴァリの曲の邦題を決めるという企画があって、「Fallen Angel」がよ~く流れていました。で、結局「天使の面影」に決まりました。でも、最高位36位。がっかりしたけど、「良い曲はあまり知られない方がいい」と自分を納得させました。懐かしい思い出です。
「瞳の面影」も「天使の面影」も、素敵な曲です。
音時
が
しました
ほんと“neverending”てますね!この話をうちのかみさんにしたところ、”藤井風”さんを知っていたのにもびっくりしました。うちのかみさんが知ってるくらいですので、相当影響力ある方なのでしょう!
それでフランキーのCDなどを買おうという人が出てきたらよりいいな!
音時
が
しました
こちらこそ調べていただきありがとうございます!
Twitterまでは調べることができたのですが、原曲とその和訳のリンクを載せたブログがあることまでは調べられませんでした。
謎が一つ解けてすっきりしています。せっかくなので、アルバムを自宅のAIスピーカーに頼んでかけてみようと思います。
音時さん
今日時点でもこの記事が1位で、根強い人気を感じます。
自分の好きなミュージシャンが昔の洋楽をカバーという形で取り上げ、それを調べてまた次の世代に「いい曲」が受け継がれていく・・・・・・
まさしく"Neverending Music"だと思いました。
音時
が
しました
音時
が
しました
そして、調べてみたらアルバム全曲を和訳付きで紹介しているブログがありました。My Eyes Adored Youには音時さんのブログのリンクが(ちゃっかり?)貼ってあり、アクセス数が伸びたというのが真相のようです。
https://azyanoblog.com/japanese-music-fujii-kaze-help-ever-hurt-cover/
音時
が
しました
音時
が
しました
私も気になってTwitterを調べてみたのですが、どうやらミュージシャンの藤井風さんが洋楽をカバーしたアルバム”HELP EVER HURT COVER”(https://fujiikaze.com/music/help-ever-hurt-cover/)にこの曲が収録されていたことからGoogle検索などで伸びたものと思われます。また、アクセスランキング2位の”Beat It”もこのアルバムに収録されています。
なお、アルバムはSpotifyなどのサブスクリプションで配信しているみたいです。
音時
が
しました
音時
が
しました
この曲は私がAT40を聞き始めた頃のNo.1ヒットなので、非常に印象に残ってきます。Kenny Nolanの名前を知ったのもこの曲でしたが、翌週No.1になったLady Marmaladeの歌詞の落差(笑)も激しいですよね。
音時
が
しました