本日8月16日はエルヴィス・プレスリーの命日。プレスリーの偉大なヒット曲を数曲、お届けしたいと思います。

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この「冷たくしないで」ではエルヴィスの「ハウンド・ドック」と両A面のシングル。全米11週間連続ナンバーワンという当時の記録を作りました。

◆作者に名前のあるオーティス・ブラックウェルは「火の玉ロック」「ブレスレス」、エルヴィスのヒットでも「恋にしびれて(All Shook Up)」の作者でもあります。

この強力な両A面ヒットのNo1は11週連続で途切れてしまいましたが、この曲の12週目のNo1を阻んだのも、エルヴィス「ラブ・ミー・テンダー」!同一アーティストによる連続No1という記録はビルボードチャートにとっても史上初のことでした…!

tumetaku


Words & music by otis blackwell - elvis presley
lyrics c Warner/Chappell Music, Inc., Sony/ATV Music Publishing LLC, IMAGEM U.S. LLC

Released in 1956
Billboard Top100#1(11)

:原詞は太字

You know I can be found,
Sitting home all alone,
If you can't come around,
At least please telephone.
Don't be cruel to a heart that's true.

わかるかい
僕は家でひとりぼっちさ
きみが来てくれないから
お願いだからせめて電話をおくれ
残酷な目に合わせないでくれよ
きみに真実を誓う僕の心を

Baby, if I made you mad
For something I might have said,
Please, lets forget the past,
The future looks bright ahead,
Don't be cruel to a heart that's true.
I don't want no other love,
Baby it's just you I'm thinking of.

僕が言った言葉で
きみを怒らせてしまったなら
お願いだから忘れてほしい
これからの未来は明るいよ
きみを心から愛してるから
残酷な仕打ちはやめてよ
他に好きな人なんていない
ベイビー 僕が愛するのはきみだけなんだ

Don't stop thinking of me,
Don't make me feel this way,
Come on over here and love me,
You know what I want you to say.
Don't be cruel to a heart that's true.
Why should we be apart?
I really love you baby, cross my heart.

僕のこと考えなくていいよ
僕にこんなこと感じさせないで
ここにおいで そして愛してよ
何て言ってほしいかわかるだろ
僕の誠実な心に
冷たくしないでよ
僕らが離れなきゃいけないの?
本当に愛してるんだ 心に誓って

Lets walk up to the preacher
And let us say I do,
Then you'll know you'll have me,
And I'll know that I'll have you,
Don't be cruel to a heart that's true.
I don't want no other love,
Baby it's just you I'm thinking of.


牧師さんのところへ歩いて行こう
神に結婚を誓いあうんだ
そしたら僕はきみのものだし
きみは僕のものになれるんだ
きみを愛する真実の心に
冷たくしないでほしいよ
他の誰もいらない
僕が思うのはきみだけなんだから

Don't be cruel to a heart that's true.
Don't be cruel to a heart that's true.
I don't want no other love,
Baby it's just you I'm thinking of.


だから
冷たくしないで
きみを愛する真実の心に

日本語訳 by 音時

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◆1988年には、Cheap Trickがカバー。1988年にオリジナルメンバーのトム・ピーターソンが復帰して再復活を果たした「永遠の愛の炎(Lap Of Luxury)」からのシングルカットで、これもビルボード全米チャートの4位にまでなりました。なかなか楽しくて、メンバーみんながリラックスしていて、僕はこのカバーが結構気にいってます。ビデオもなかなかしゃれてますし、最後の最後にあの人が登場…!(ドラムのバーニー扮する…)



(参考にした本・ページ)
・「ビルボード・ナンバー1・ヒット(上)1955-1970」音楽之友社