リンダのニックネームは"アメリカの歌姫"。
70年代のリンダは、いにしえのモータウンソングをパワフルな歌声でロックにしちゃいました!この曲"ヒート・ウェイヴ"の熱唱はなかなかのもんです!
◆"Heat Wave"は、1963年全米4位のヒットになったマーサ&ザ・ヴァンデラスのシングル。ソングライティングはシュープリームスやフォー・トップス、一連のモータウンソングのライティングチームである"ホーランド=ドジャー=ホーランド"です。

70年代のリンダのヒットはR&Bやロックンロールナンバーのリメイクがとても多いですね。この曲"Heat Wave"だったり、スモーキー・ロビンソンの「ひとすじの涙(Tracks Of My Tears)」(1975年25位)、バディ・ホリーの「That'll Be The Day」(1976年11位)、ロイ・オービスンの「Blue Bayou」(1977年3位)などなど。当時ジェイムス・テイラーのプロデューサーだったピーター・アッシャーの曲の見い出し方が神!だったところもあるかと思いますが、どんな曲でも自分流に歌いこなせるリンダの才能!だよなあと思います。
Writer(s)
Holland=Dozier=Holland

Released in 1975
US Billboard Hot100#5
From The Album"Prisoner In Disguise"
US Billboard Hot100#5
From The Album"Prisoner In Disguise"
:原詞は太字
Whenever I'm with him
Something inside
Starts to burning
And I'm filled with desire
Could it be the devil in me
Or is this the way love's supposed to be
彼と一緒だといつでも
私のなかで何かが
燃え始めて
私は欲望でいっぱいになる
これって私のなかの悪魔のせい?
それともこれが恋の仕業なのかしら?
私のなかで何かが
燃え始めて
私は欲望でいっぱいになる
これって私のなかの悪魔のせい?
それともこれが恋の仕業なのかしら?
It's like a heat wave
Burning in my heart
Can't keep from crying
It's tearing me apart
Burning in my heart
Can't keep from crying
It's tearing me apart
熱い波が押し寄せてくるの
私の心のなかで燃えてるわ
叫び続けて止まないの
私をバラバラにしてしまう
私の心のなかで燃えてるわ
叫び続けて止まないの
私をバラバラにしてしまう
Whenever he calls my name
Soft, low, sweet and plain
I feel, yeah yeah
Well I feel that burning flame
Has high blood pressure got a hold on me
Or is this the way love's supposed to be
Soft, low, sweet and plain
I feel, yeah yeah
Well I feel that burning flame
Has high blood pressure got a hold on me
Or is this the way love's supposed to be
彼が私の名前を呼ぶといつでも
その声はそっと小さく
優しくさりげなく 感じるの yeah yeah
ああ 私は燃え盛る炎になって
高血圧になってしまったみたい
それともこれが恋する者の宿命なのかしら?
その声はそっと小さく
優しくさりげなく 感じるの yeah yeah
ああ 私は燃え盛る炎になって
高血圧になってしまったみたい
それともこれが恋する者の宿命なのかしら?
It's like a heat wave
Burning in my heart
Can't keep from crying
It's tearing me apart
Burning in my heart
Can't keep from crying
It's tearing me apart
それはまるでヒート・ウェイヴ
私の心の中で燃え盛る波
ずっと叫び続けて
私の心をかき乱すのよ
私の心の中で燃え盛る波
ずっと叫び続けて
私の心をかき乱すのよ
Sometimes I stare into space
Tears all over my face
I can't explain it
Don't understand it
I hadn't ever felt like this before
Now that funny feeling has me amazed
I Don't know what to do
My head's in a haze
Tears all over my face
I can't explain it
Don't understand it
I hadn't ever felt like this before
Now that funny feeling has me amazed
I Don't know what to do
My head's in a haze
ときどきぼんやり見つめてると
涙で頬を濡らしてる私
なんて言っていいかわからないし
どうしてなんだかわからない
こんな風に感じたことはなかったし
いま自分でも戸惑うほどにおかしな気分なの
どうしていいかわからないわ
頭のなかがぼーっとしているの
涙で頬を濡らしてる私
なんて言っていいかわからないし
どうしてなんだかわからない
こんな風に感じたことはなかったし
いま自分でも戸惑うほどにおかしな気分なの
どうしていいかわからないわ
頭のなかがぼーっとしているの
It's like a heat wave
Burning in my heart
Can't keep from crying
It's tearing me apart
Burning in my heart
Can't keep from crying
It's tearing me apart
ヒートウェイヴが押し寄せてくる
私の心のなかが熱くなる
私のなかで何かが叫び続け
心をかき乱しているわ
Yeah yeah yeah yeah
Yeah yeah oh oh (heat wave)
Yeah yeah yeah yeah
oh (heat wave)
Yeah yeah oh oh (heat wave)
Yeah yeah yeah yeah
oh (heat wave)
Don't pass up this chance
This time it's true romance
Heat wave
Heat wave
Heat wave
Oooh heat wave
This time it's true romance
Heat wave
Heat wave
Heat wave
Oooh heat wave
これは逃しちゃいけない恋なのよ
この恋はきっと本物なのね
熱い波が押し寄せる
私の心のなかに
ヒート・ウェイヴ
ああ ヒート・ウェイヴ...
この恋はきっと本物なのね
熱い波が押し寄せる
私の心のなかに
ヒート・ウェイヴ
ああ ヒート・ウェイヴ...
日本語訳 by 音時

◆リンダはキャピトルレコードからデビューしてアルバムを3枚発表。アサイラムに移り1973年に"Don't Cry Now"を発表、1974年にはキャピトルとの約束でもう1枚"Heart Like A Wheel"を発表。このなかの"悪いあなた(You're No Good)"が全米No1に輝きます。
"Heat Wave"はアサイラムに腰を落ち着けたリンダが1975年に発表したアルバム「哀しみのプリズナー(Prisoner In Disguise)」からのシングル。当初はニール・ヤングの曲「バラのいたずら(Love Is A Rose)」のB面でした。ところがラジオ局のDJがノリのいいB面の"Heat Wave"をよくかけたことからチャート上ではこちらがヒット。全米5位を記録しました。


「哀しみのプリズナー」は名曲ばかり。ニール・ヤング、ジェイムス・テイラー、J.Dサウザーなど沢山のソングライターの曲をリンダが歌いこなします。この"Heat Wave"をはじめとした数曲は、"Lonely Boy"のヒットで有名なアンドリュー・ゴールドが、ピアノ、ギター、バックボーカルとマルチに活躍しています。
(Side One)
1. バラのいたずら
2. ジューク・ボックスの歌
3. ロール・アム・イージー
4. ひとすじの涙
5. 哀しみのプリズナー
(Side Two)
1. ヒート・ウェイヴ
2. メニー・リヴァース・トゥ・クロス
3. ザ・スウィーテスト・ギフト
4. アイム・フォーリング・ダウン
5. アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー
6. シルヴァー・ブルー

1. バラのいたずら
2. ジューク・ボックスの歌
3. ロール・アム・イージー
4. ひとすじの涙
5. 哀しみのプリズナー
(Side Two)
1. ヒート・ウェイヴ
2. メニー・リヴァース・トゥ・クロス
3. ザ・スウィーテスト・ギフト
4. アイム・フォーリング・ダウン
5. アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー
6. シルヴァー・ブルー

◆"Heat Wave"が最高位5位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 15th November, 1975
US Top 40 Singles Week Ending 15th November, 1975
1位はエルトン、2位はイーグルス。3位は復活フォーシーズンズ「愛はまぼろし」。4位はマーティーバリンの哀愁のボーカル「ミラクルズ」。8位はモーリス・アルバートの「フィーリング」。日本ではハイ・ファイ・セットが歌ってヒットしましたね。
1 1 ISLAND GIRL –•– Elton John (MCA)-6 (3 weeks at #1) (1)
2 2 LYIN’ EYES –•– Eagles (Asylum)-10 (2)
3 4 WHO LOVES YOU –•– The Four Seasons (Warner Brothers / Curb)-13 (3)
4 5 MIRACLES –•– Jefferson Starship (Grunt)-13 (3)
5 6 HEAT WAVE / LOVE IS A ROSE –•– Linda Ronstadt (Asylum)-11 (5)
6 19 THAT’S THE WAY (I Like It) –•– K.C. and the Sunshine Band (T.K.)-4 (6)
7 8 THIS WILL BE –•– Natalie Cole (Capitol)-12 (7)
8 9 FEELINGS –•– Morris Albert (RCA)-22 (6)
9 10 THE WAY I WANT TO TOUCH YOU –•– The Captain and Tennille (A&M)-8 (9)
10 12 LOW RIDER –•– War (United Artists)-9 (10)
2 2 LYIN’ EYES –•– Eagles (Asylum)-10 (2)
3 4 WHO LOVES YOU –•– The Four Seasons (Warner Brothers / Curb)-13 (3)
4 5 MIRACLES –•– Jefferson Starship (Grunt)-13 (3)
5 6 HEAT WAVE / LOVE IS A ROSE –•– Linda Ronstadt (Asylum)-11 (5)
6 19 THAT’S THE WAY (I Like It) –•– K.C. and the Sunshine Band (T.K.)-4 (6)
7 8 THIS WILL BE –•– Natalie Cole (Capitol)-12 (7)
8 9 FEELINGS –•– Morris Albert (RCA)-22 (6)
9 10 THE WAY I WANT TO TOUCH YOU –•– The Captain and Tennille (A&M)-8 (9)
10 12 LOW RIDER –•– War (United Artists)-9 (10)
◆こちらオリジナル。Martha & the Vandellas - Heatwave
◆Linda Ronstadt - Heat Wave (1976) Offenbach, Germany
◆LPレコードでは「Heat Wave」の次のB-2がこの曲「Many River To Cross」(ジミー・クリフ)。この曲順が絶妙です。「Heat Wave」の後に続けて聴きたい。間奏のギターはアンドリュー・ゴールド。
(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Linda Ronstadt Discography
・ポップ・クラッシクス70年代ヒット・ポップスCDガイド450(音楽之友社)
・Wikipedia Linda Ronstadt Discography
・ポップ・クラッシクス70年代ヒット・ポップスCDガイド450(音楽之友社)
・Prisoner In Disguise(1975)
・Hasten Down The Wind(1976)
・Simple Dreams(1977)
・Living In The U.S.A.(1978)
・Mad Love(1980)
この5枚組で価格が新品2300円ほど...1枚500円以下の「激安」!
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コメント
コメント一覧 (4)
(PS)多分このことをこの曲の記事に書いてるだろうな?と思い、確認しました。すると書いてはいたのですが、お兄さんは上の階の人、だったと。そういえば、そうだったかも。壁一ではなくて、天井を介して、だったかもしれません!(いいかげんな記憶です)
音時
が
しました
もちろんこれ、私のことなんですけれどね。
先日、壁一状態でFMラジオから流れてきたこの曲を聞いて、一瞬、最近の女性シンガーがワムをカバーしたのかと勘違いしてしまいました。
でも、よーく耳を澄まして聴いてみると、全然違う曲でした。
その後、そのFM局のHPに載っているオンエアリストを調べて、それがリンダ・ロンシュタットの『ヒート・ウェイブ』だったことが判明。
しかも、この曲がモータウンのカバーだと知って、さらに納得。
なるほど、それだったらワム!がモロに影響を受けていても当然ですね。
音時
が
しました
「哀しみのプリズナー」の歌詞カード、そうか、これ、作者の自筆だったんですね。改めて見返すと、確かに「Love is a rose」(ニール)は悪筆。J.D.サウザーは字がキレイで、"I will always love you"のドリー・パートンは"オテンバ娘"って感じがします!
音時
が
しました
リンダが最もノッてた時期の大ヒット。
アルバムもよかった。開くと作者自筆の歌詞カードになっていて、やはりニールヤングは悪筆だった(笑)マリアマルダー、エミルーハリスのバックボーカルのハーモニーも素晴らしかったです。
音時
が
しました