先日、この曲の和訳記事を仕上げたら、ニュースが舞い込んできました。

なんと!レッド・ツェッペリンのベーシストである、ジョン・ポール・ジョーンズが9月に来日とのことです!(NME-JAPAN

2016年の僕の日記より…。

 今日、ユニ〇ロさんに行ったら...な、なんとLed ZeppelinのTシャツが売っていたじゃないか!
  普段かみさんや息子が、こちらで購入したスヌーピーのTシャツを着てるのだが、硬派の僕はそれだけは着たくない!と無地や柄、ボーダーのものを選ぶようにしていたのだ。

 ちなみにうちの息子は、千葉なのに東京のミッキーさん達がいる国に、スヌーピーTシャツを着て行った強者です(^▽^;)。

 さてそのTシャツ、日本武道館のライヴの帰り道に道端で売ってるまがい品のようなもんだろう、と思っていたら、タグもついていた。これは...純正じゃないか
 そんなわけで通常のアーチストTシャツだと1枚\3,500円はするところ、2枚買ってもおつりがきました(^^/♪

◆僕が洋楽をよく聴くようになったときは、ツェッペリンは「プレゼンス」そして映画「永遠の詩」の頃です。気に入ったのは「アキレス最後の戦い」と「永遠の詩」の「ロックン・ロール」「貴方を愛し続けて」そして「胸いっぱいの愛を」でした。

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 この時代の男子は、クラスでもツェッペリン派とパープル派に分かれてましたね。僕は「ツェッペリン」派でした。なんでかっていうと、そのときはもうリッチー・ブラックモアはパープルを脱退してディープ・パープルは第4期。ですので「現役」が好きだった僕は"パープル派"ではなくて、"ツェッペリンとレインボー派"を名乗っていたのを思い出しました!

(Bonham, Jones, Page, Plant, Dixon)

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Released in 1969
US Billboard Hot100#4
From The Album"Led Zeppelin Ⅱ"

:原詞は太字

You need coolin',
Baby, I'm not foolin',
I'm gonna send you back to schoolin',
Way down inside honey, you need it,
I'm gonna give you my love,
I'm gonna give you my love.

落ち着いた方がいいぜ
ベイビー 俺はふざけてなんかないから
おまえを送り返すから学校でやり直せよ
心の底の奥深くじゃ
おまえだってそう求めてるんだ
おまえに俺の愛をやるからさ
おまえに俺の愛をくれてやる

Wanna Whole Lotta Love
Wanna Whole Lotta Love
Wanna Whole Lotta Love
Wanna Whole Lotta Love


あふれるほどの愛をくれ
あふれるほどの愛がほしいかい?
あふれるほどの愛をくれ
あふれるほどの愛がほしいかい?

You've been learnin',
baby, I've been yearnin',
All them good times, baby,
baby, I've been yearnin',
Way, way down inside honey, you need it,
I'm gonna give you my love...
I'm gonna give you my love.


おまえは学んできたのさ
ベイビー 俺はずっと切望してきたよ
大事なときを沢山過ごしてきたけど
ベイビー ずっとこんなにしたかったんだ
心の奥底では ハニー おまえも求めてるのさ
おまえに俺の愛をやるよ
おまえに俺の愛を捧げるさ

Wanna Whole Lotta Love
Wanna Whole Lotta Love
Wanna Whole Lotta Love
Wanna Whole Lotta Love


あふれるほどの愛をくれ
あふれるほどの愛がほしいかい?
あふれるほどの愛をくれ
あふれるほどの愛がほしいかい?

You've been coolin',
baby, I've been droolin',
All the good times
I've been misusin',
Way, way down inside,
I'm gonna give you my love,
I'm gonna give you
every inch of my love,
Gonna give you my love.


おまえはずっとイカシてたぜ
俺はまるでよだれを垂らした犬さ
いつだってずっと
俺は酷使されてきたからさ
俺の心の 心の奥底で
おまえに俺の愛を捧げよう
俺の愛のすべてを捧げるのさ
おまえに俺の愛のすべてを

Wanna Whole Lotta Love
Wanna Whole Lotta Love
Wanna Whole Lotta Love
Wanna Whole Lotta Love


あふれるほどの愛をくれ
あふれるほどの愛がほしいかい?
あふれるほどの愛をくれ
あふれるほどの愛がほしいかい?

Way down inside...
woman... You need... love.


心の奥深くの想い...
おまえも…必要としてるんだ...愛を

Shake for me, girl.
I wanna be your backdoor man.
Keep it coolin', baby.


俺を揺さぶってくれよ
罪を犯してでも おまえが欲しいんだ
ずっとイカした女でいてくれよ
ベイビー...

(Words and Idioms)
Whole lotta=a whole lot of=たくさんの…
yearn=あこがれる、慕う、切に(…し)たがる
drool=よだれをたらす.よだれをたらして喜ぶ
misuse=誤って使う,虐待[酷使]する
every inch of=隅から隅まで  至る所で

日本語訳 by 音時

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実はこのシングルジャケットは記憶ありません。僕がロックの物心ついた頃はもう販売してなかったんですね。

◆この曲の収録されたアルバム「レッド・ツェッペリン II」は1969年10月に、まずアメリカで発売されました。ビルボードのチャートで初登場199位でしたが、翌週には一気に15位へと上昇!そして年末にはビートルズの「アビイ・ロード」を蹴落とし、彼らにとって初めての首位を獲得、7週間その地位を守りました。イギリスのチャートでも翌年2月には首位を獲得。全米・全英のチャートがZepに"征服"され、ハード・ロック時代が始まったのです!

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Led ZeppelinⅡのアルバムジャケットを開くと…このイラストが。

◆この曲はやっぱりサウンド、とくにジミー・ペイジのギター・リフがカッコいいですよね。一方、歌詞の方ですが、作者クレジットには、Zepの4人に加え、"Dixon"の名前が。これは"Whole Lotta Love"の歌詞がマディ・ウォーターズのナンバー、「You Need Love」から流用されており、後に著作権問題で訴えられてしまいます。そんなことから、クレジットに「You Need Love」作者のウィリー・ディクスンの名が加えられるようになったということのようです。


◆ニッポン放送のWebサイトにツェッペリンの初来日公演のことが載っていました。
 【大人のMusic Calendar】 この頃は僕もまだ幼い子どもでした…。

◆Live in New York 73 (これ「永遠の詩」からだよね)




◆Zepの曲とマディー・ウォーターズの曲の比較です。



◆シングルのB面はアルバムより「Living Loving Made(She's Just A Woman)」。アメリカと日本では単独でシングル発売されました。ペイジによると「捨て曲」らしいけど、わかりやすいロックンロールナンバーでギターリフもカッコイイ。2分39秒という長さもシングルにピッタリ!?

LivinLoving