オリビア追悼、、。
2017年にグレン・キャンベル、2022年にオリビア、、、。8月8日は洋楽ファンにとって悲しい日となっています😭
こちらは過去記事の掲載です。
だんだん春めいてきました。すると、そよ風にのって...花粉の誘惑がやってきます(-"-)
爽やかなタイトル「そよ風の誘惑」が台無しですね。失礼しました...!
◆うーん、思い出せない。なんで小学校のときにオリビアが人気があったのか?何で知ったのか?カントリーロードやジョリーンが流行る一昔前だったぞ。
◆金髪のきれいなお姉さんが歌う「そよ風の誘惑」を夢中で聴いていました。僕の弟がオリビアの武道館に友達4人で行くというのをうらやましく思いました。2階北スタンドというステージ裏!のとんでもない席でしたが(笑)。
◆この曲はHot100に登場して6週間でナンバー1ソングになりました。当時で言えばかなりのスピード記録です。一方、カントリー畑でもヒットしたということで古くからのカントリーファンやカントリー協会のお偉方は気に入らなかったらしいです。
オリビア自身も「アパラチア?聞いたこともないわ。(カントリー音楽はアパラチア地方から発展した)私はイージーリスニングで誰でも好まれるような歌を歌いたいの。それが新しくても古くても、カントリーでも。」などと発言。
この時代のカントリー観はかなり保守的だったのでカントリーの歌手ジョニー・ペイチェックは怒って「他のジャンルから誰かに入ってきてほしくない。我々がこれまで必死に培ってきたものを持っていってほしくない」等を発言したとのことです。
オリビアはアメリカでの初めてレコーディングをナッシュビル(カントリーの聖地)で行うことにして和解をはかったといいます。そして、このときにできたアルバムが「たそがれの恋(Don't Stop Believin')」だということ...!
(ビルボード・ナンバー1・ヒット1971-1985 音楽之友社を参照しました)
◆「そよ風の誘惑」はラヴ・ソングではありません。
ジョン・ファーラーの作ったこの曲はオリビアの人生観が映され、また、オリビアが忙しい僕たちに向かって歌ってくれてた歌なんだと受け止めています。
ゆっくりね
自分を見つめて自分らしくね
オリビアがこう歌ってる気がします。(気のせいかも?)
Song Title:「Have You Never Been Mellow」
Artist:Olivia Newton John
このアルバムジャケットで使われているフォントについて「黒字看板」さんが解説してくれています(笑)
Writer(s) John Farrar
Released in 1975
US Billboard Hot100#1
From The Album
そんな時があったわ
There was a time when I was
In a hurry as you are
I was like you
There was a day when I just
Had to tell my point of view
I was like you
Now I don't mean to make you frown
No, I just want you to slow down
あなたのようにあくせくしていたの
私はあなたにそっくりだった
こんな時もあったわ
自分の意見を言わなきゃ気がすまない時が
私はあなたにそっくりだった
ううん しかめっ面にさせるつもりはないの
そうじゃなくて
あなたにペースを落としてほしいだけなのよ
あなたは気持ちが和らいだことはある?
Have you never been mellow
Have you never tried
To find a comfort from inside you
Have you never been happy
Just to hear your song
Have you never let someone else
Be strong
自分のなかに安らぎを見つけようと
したことはある?
歌を歌って ただそれを聞くだけで
幸せな気持ちになれたことはある?
あなたは誰かを
元気づけられたことはあるかしら?
あなたのように走り回ってたわ
Running around as you do
With your head up in the clouds
I was like you
Never had time to lay back
Kick your shoes off, close your eyes
I was like you
Now you're not hard to understand
You need someone to take your hand
空想にふけったりしてね
私はあなたにそっくりだった
リラックスする時間なんかなかったわ
靴をぬいで 目を閉じる時間なんかも
私はあなたにそっくりだった
もうあなたはわかるわよね
手を握ってくれる誰かが
あなたには必要だってことが
あなたは
Have you never been mellow
Have you never tried
To find a comfort from inside you
Have you never been happy
Just to hear your song
Have you never let someone else
Be strong
和らいだ気持ちになることはある?
自分のなかに安らぎを見つけようと
したことは?
歌を歌ってただそれを聞くだけで
ハッピーになれたことは?
あなたは誰かを
元気づけられたことはあるかしら?
ゆっくりしてね
自分を見つめて自分らしくね
(Words and Idioms)
frown =眉をひそめる 顔をしかめる
with one's head in the clouds=空想にふけって
lay back=リラックスする
日本語訳 by 音時
★「そよ風の誘惑」がALL JAPAN POP 20でNo1になった週のチャートです。
(1975年6月第4週)
4位「カミング・ホーム」はコカ・コーラのテーマソング。6位スージー「Your Mama Won't Like Me」。11位ツェッペリン「Talkin' bout Love」カッコいい~。16位のバドカンも!20位スリー・ディグリーズは日本語での歌「み・て・た!は・ず・よ!あ~たしのきもち~が~」。
1 そよ風の誘惑 オリビア・ニュートン・ジョン
2 オンリー・イエスタデイ カーペンターズ
3 スタンド・バイ・ミー ジョン・レノン
4 カミング・ホーム グレン・キャンベル
5 フィラデルフィア・フリーダム エルトン・ジョン・バンド
6 ママのファンキー・ロックン・ロール スージー・クアトロ
7 誘惑のロックン・ロール クイーン
8 バッド・タイム グランド・ファンク・レイルロード
9 キラー・クイーン クイーン
10 涙のディスコティック フィリー・デボーションズ
11 トランプルド・アンダー・フット レッド・ツェッペリン
12 初恋大作戦 シスター・スレッジ
13 哀しみのマンディ バリー・マニロウ
14 スヌーカルー リンゴ・スター
15 ジャニュアリー パイロット
16 グッド・ラヴィン バッド・カンパニー
17 ヤング・アメリカン デビッド・ボウイー
18 すばらしきカントリー・ボーイ ジョン・デンバー
19 ラヴィング・ユー ミニー・リパートン
20 にがい涙 スリー・ディグリーズ
◆スタジオで歌うオリビア(1975年)。オリビア・スマイルというより、少々憂いを秘めた表情で感情こめて歌うのがいいな。
◆1976年の来日ステージ。武道館ですね!うちの弟が見に行ったときだな。
(この記事は以下を参考にしました)
・ビルボード・ナンバー1・ヒット1971-1985(音楽之友社)
・Wikipedia Have You Never Been Mellow
ジャケット写真もここからいただきました。
コメント
コメント一覧 (41)
音時
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音時様
ご了承いただきありがとうございます。転載許可の記載とリンクURLは必ず入れさせていただきます。重ねてありがとうございました。
音時
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はい、僕のブログの和訳はご自由に転載していただいてかまいません。
一応、(音時の洋楽和訳「Neverending Music」から転載許可を得ています)と、転載された和訳記事のリンクURLを入れておいてくださいませ。
それでは引き続き、御夫婦仲良く、頑張って歌っていってください!
音時
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はじめまして。75歳になったありママと申します。74歳のありパパと5年前からカラオケをはじめて、今年から唄った曲に映像をつけてユーチューブに上げはじめました。昔聞いた外国の曲も練習して動画を作りたいのですがその際に和訳も入れたいと思っています。音時様の和訳を使わせていただくことは出来ませんでしょうか?
ちなみに前回こんな感じで作ってみました。
https://www.youtube.com/watch?v=KHmO1OMNen4
ご検討の程よろしくお願いいたします。
音時
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この曲を聴いて作ったのかは定かじゃないけど、僕はplease MR.pleaseあたりを思い浮かべるなぁー。
音時
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この曲、『フィジカル』や『カントリーロード』と並んで、オリビアの代表曲となりました。
いや、その知名度だけならば、もしかしたら日本では『フィジカル』よりも上かも。
なんでもWikipediaによると、コールセンターでの保留音の使用率が群を抜いて高いのが、この『そよ風の誘惑』だとか。
もしかしたら、尾崎亜美さんの『オリビアを聞きながら』のオリビアは、この曲をイメージされたのでしょうか?
音時
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音時
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音時
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音時
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これ、今度の電話応対にいただきです!(笑)
確かに通販の問い合わせでも、この曲によく当たりますが、かなり待たされていてもイライラと相殺される感じ、やはり名曲ですね。
音時
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音時
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電話の保留でこの曲に当たることが多いですよね。
本国より日本で未だに浸透している曲ではないかと思って
います。他ではオリビアではないけど「あなたのとりこ」とか「気になる女の子」とかあたりかなと勝手に思っています。
音時
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「そよ風の誘惑」は歌詞の内容とは合っていませんが、あのアルバムジャケットのオリビアの写真をも見ると「そよ風の誘惑」…ぴったりですね!
音時
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なるほど。「Please MR.Please」ね。
私 立ち直らなけりゃならないわ
フムフム。友達とも語り合ってみます。
「そよ風の誘惑」は、私の「お気に入りの歌」です。何度も聞いても飽きない曲の一つです。
和らいだ気持ちになることはある? 誰かを元気づけられたことはあるかしら?
『急がずに、自分らしく生きよう』ということなんですね。(確かに、そうありたい!!)
そう考えると、邦題の「そよ風の誘惑」は、ちょっと曲の内容とは違うのかな。
音時
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音時
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オリビアが大好きな同級生がいます。先日、彼からメールが来ました。
「突然思いついた。オリビアを聴きながら オリビアを聴きながらを聴いたらどうなるかと思ってやってみた。」 はじめ、何を言っているのか分からなかったけど…。要するに、杏里の曲とオリビアの曲を同時に聴いたらしいのです。
結論は、「やはり、別々で聴た方がいい。」でした。 (あったり前じゃん!!)
確かに、考えはするけど…。普通は、結果が明らかなのでやらないと思います。でも、「考えたことを実際にやってみるのが、彼の偉大なところだ」と思うようになってきました。(ボクもオリビアのファンです。侮辱しているわけではありません)
杏里の「オリビアを聴きながら」の曲って、「ジョリーン」や「カントリー・ロード」じゃないですよね。「そよ風の誘惑」は可能性があるかもしれません。
"失恋ソング"で、主人公の女性が聴いている「お気に入りの歌」、「淋しい心」をなぐさめてくれる歌って、何でしょうね。
音時
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音時
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まっさきに思い出したのは、この曲が聴きたくて、聴きたくて、学校から急いで帰って聴いていた思い出です。高校一年生でした。もちろんカセットテープに録音した『そよ風の誘惑』。
綺麗で、美しく、爽やかで、透き通った声。その後の形を変えた数々のヒット曲も好きだったんですが、僕も、やっぱり、一曲選べというならこの曲ですね。
洋楽が好きになり、全米TOP40へ、そしてその後、学生から働き始めた時期へと、常に自分の生活の隣にあったオリビアのヒット曲の数々。感動をありがとう、そして、どうか安らかに、と伝えたいです。
音時
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音時
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音時
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音時
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映像の観られるTV番組は貴重でしたね。
音時
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音時
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音時
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そしてやはりこの曲がもっとも惹きつけられます。
ご連絡をお祈りして。
音時
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音時
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自分の世代だとやはり「そよ風の誘惑」か”おはよう720”の「カントリー・ロード」でしょうか。アルバムを買って聞いたとかはなかったんですけど、80'sに多感な時期を過ごしてきた身としてはTVやラジオで流れてきた曲の数々は忘れられません。ご冥福をお祈りいたします。
音時
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オリビアの訃報を聞いてこちらに来ました。
オリビア・ニュートン・ジョンを始めて知ったのはこの曲「そよ風の誘惑」小学6年生の時です。何て綺麗な歌声だろう。今まで聞いたことのない声。
ある日、たぶん、ぎんざNowの木曜日の「洋楽ベスト10」みたいなコーナーだったと思うけど、オリビアを初めて観て「こんな綺麗な人が世の中にいるのか!」と感動した記憶です。
ベイ・シティ・ローラーズと同様、この人の歌声も、洋楽の楽しさを教えてくれた1人です。オリビア、ありがとう。R.I.P.
音時
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私としては、この曲がオリビアを知るきっかけでした。
R.I.P.
音時
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ほかには何かあるかな?
カーペンターズの「They long to be close to you」(遥かなる影)をGoogle 翻訳したら「彼らがあなたの近くにいることを切望しています」。
スリーディグリーズ「When will I See you again」(天使のささやき)は「いつままた会いましょう」
S&G「Bridge over Troubled water」(明日に架ける橋)は「問題のある水に架かる橋」でした…(^▽^;)
音時
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英語が苦手な私は、Googleの自動翻訳に「Have you never been mellow」
って入れてみました。
お見事!!
「そよ風の誘惑」
と翻訳されました(^^;
うそだ~ と疑ったあなた。是非、お試し下さい。
Google自動翻訳
https://translate.google.co.jp/?hl=ja&sl=en&tl=ja&op=translate
音時
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音時
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雑誌「明星」とか「平凡」とかでなかったかと…。
洋楽をそんなに詳しくない子が知ってましたから…。
音時
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音時
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中学生の時、オリビアの写真を下敷きに入れてました。それを見たクラスの、ませた女子が「知ってる?オリビアって、バックマンターナーオーバードライブのメンバーの彼女やったんよ!」と言ってきて「知らん!」とも言えず、後で「何でそんなこと言うねん❗ボケッ❗」と壁に向かって叫んでました。
しばらく後、アグネスラムへと好みが変わりました。
懐かしい思い出です。思い出は曲と共に、やって来ますね~。
しかしオリビア、Move on meは、ないやろ~!
音時
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音時
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ラジオからこの楽曲が流れるたびに、彼女の写真が頭に浮かんでました。
シドニーオリンピックの開会式か閉会式に、メン・アット・ワークのヴォーカリストと2人連れだって歌ってましたけど、最初は気付かなくてごめんなさい(^^;;
音時
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音時
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ちょうどこのALL JAPAN POP 20の頃です、私が洋楽を聞き始めたのは。というからなのかもしれませんが、オリビアといえばこの曲「そよ風の誘惑」が最も好きで、彼女といえば「フィジカル」が流行ってから以降もやっぱりこの曲のイメージです。カントリーが好きになったのも彼女の影響が大きいです。
音時
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音時
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していてなんか「妖精チック」な事を歌っているのかと思いきや、本来の意味
はまるで違っていて、、、このタイトルに騙されて、甘~い勝手な幻想を抱い
ていた自分が滑稽でなりません。しかし当時10代前半の少年にとっては十分
過ぎる程に刺激的なオリビアの容姿(特にカーリーなパツキンとクリックリの
大きな瞳)は今この歳になっても所謂「金髪コンプレックス」を克服できない
要因となっているのです。あと、当時オリビアが発音する♪...I was like you♪
のwasを「ワズ」ではなく「ウォズ」ってイギリス英語だったので、後で
調べたら彼女英国生まれだったんですね。聞くところによると1~2歳下の
カレンカーペンターの葬儀にも参列していたとか、、、今は無き天才カレンの
分までこれからも益々活躍していってもらいたいものです。
音時
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