大ヒット"ロザーナ"でもなし得なかった全米No1ヒットを、トトはこの"アフリカ"で成し遂げました!この曲の和訳はなかなか難しかったです。文法的におかしい、とか、意訳しすぎとか言われるかもしれませんがお許しください…(*_*;
この曲のSongfactなどを読んでいったら、歌詞の意味合いが僕なりにわかってきました。Songfactsの英文の和訳は僕がしているので、ちょっと適当です(^▽^;)。あしからず。
◆作者の一人である David Paichがこの曲について、次のように言っています。
80年代の初めころ、テレビのドキュメンタリー番組を深夜に見ていたんだ。アフリカの人々が死の恐怖に苛まれてる番組だった。心を動かされ恐ろしくて、その光景が頭から離れなかったんだ。そこでもし僕がその場所にいて何かするとしたらどう思うかを想像してみたんだ。僕はアフリカに行ったことはないなかでこの歌を書いたんだよ。
また歌詞の"I seek to cure what's deep inside, frightened of this thing that I've become,"という部分については、ちょっとした比喩がそこには含まれてるんだ。その頃、僕は仕事をだいぶ頑張ってた年頃だった。仕事の犠牲になってる気もしていたんだ。だからちょっとした自叙伝っぽい感じのことを入れたんだ。出かけたり、結婚相手を探したり、家庭を持とうとしたり、ちょうど同じ年の若者が行うようなことをしないで、僕は仕事に自分を費やしてしまってることを歌詞に入れてみたのさ。
はい、こんなことをイメージして歌詞を見てみましょう。(後半に続きます)
Song Title:「Africa」
Artist:TOTO
Songwriters
DAVID F PAICH, JEFFREY T PORCARO
DAVID F PAICH, JEFFREY T PORCARO
Released in 1983
US Billboard Hot100#1
From The Album"TOTO Ⅳ"
US Billboard Hot100#1
From The Album"TOTO Ⅳ"
I hear the drums echoing tonight
But she hears only whispers
of some quiet conversationShe's coming in, 12:30 flight
The moonlit wings reflect the stars
that guide me towards salvation
今夜 僕の耳には太鼓の音がこだまする
でも彼女が耳にするのはちょっとした
囁き声での静かな会話だけなんだ
でも彼女が耳にするのはちょっとした
囁き声での静かな会話だけなんだ
彼女は12時30分着の飛行機でやってくる
月に照らされ星の光を反射した飛行機の翼が
僕を救済へと導いてくれるんだ
I stopped an old man along the way
Hoping to find some long forgotten words
or ancient melodies
He turned to me as if to say,
"Hurry boy,
it's waiting there for you"
僕は道すがらお年寄りを呼び止めた
忘れられてた言葉や太古のメロディ
そのいくつかでも見つけられたらと思って
忘れられてた言葉や太古のメロディ
そのいくつかでも見つけられたらと思って
そのお年寄りは振り向いて
こう言っているかのようだった
"急げ 若者よ
そいつはおまえをそこで待ってるから"
It's gonna take a lot to
take me away from you
There's nothing that a hundred men
or more could ever do
I bless the rains down in Africa
Gonna take some time to do
the things we never had
僕をきみから引き離そうと
したってダメさ
100人の男かそれ以上がそうしたって
できやしない
アフリカで暮らす僕ら二人に
祝福の雨が降りますように
二人のアフリカの暮らしはこれから
慣れるのには少し時間がかかるだろう
したってダメさ
100人の男かそれ以上がそうしたって
できやしない
アフリカで暮らす僕ら二人に
祝福の雨が降りますように
二人のアフリカの暮らしはこれから
慣れるのには少し時間がかかるだろう
The wild dogs cry out in the night
As they grow restless,
longing for some solitary companyI know that I must do what's right
As sure as Kilimanjaro rises
like Olympus above the Serengeti
夜にはリカオンの群れの遠吠えが聞こえる
彼らは安眠できずにいるんだ
孤独な仲間を探し求めて
彼らは安眠できずにいるんだ
孤独な仲間を探し求めて
僕は正しいことをしなければと思ってる
セレンゲティの上にオリンポスのような
キリマンジャロが雄大に見えるのと同じように
セレンゲティの上にオリンポスのような
キリマンジャロが雄大に見えるのと同じように
I seek to cure what's deep inside,
frightened of this thing that I've become
僕は心の奥底にあるものを治そうとしてる
自分が既になってしまった"このこと"に怯えながら…
自分が既になってしまった"このこと"に怯えながら…
It's gonna take a lot
to drag me away from you
There's nothing that a hundred men
or more could ever do
I bless the rains down in Africa
Gonna take some time to do
the things we never had
僕をきみから引き離そうと
しても無駄だよ
100人の男かそれ以上がそうしたって
できやしないさ
僕は祈る
アフリカに恵みの雨が降りますようにと
誰もできないことをするには
まだ少し時間がかかるんだよ
しても無駄だよ
100人の男かそれ以上がそうしたって
できやしないさ
僕は祈る
アフリカに恵みの雨が降りますようにと
誰もできないことをするには
まだ少し時間がかかるんだよ
Hurry boy,
she's waiting there for you
"急げ、若者よ"
"アフリカはそこでおまえを待ってる"
"アフリカはそこでおまえを待ってる"
t's gonna take a lot to
drag me away from you
There's nothing that a hundred men
or more could ever do
I bless the rains down in Africa
I bless the rains down in Africa
(I bless the rain)
I bless the rains down in Africa
(I bless the rain)
I bless the rains down in Africa
I bless the rains down in Africa
(Ah, gonna take the time)
Gonna take some time to do
the things we never had
僕はアフリカから
離れるつもりなんかない
どんな人が来たって
何人に言われたって
アフリカを見捨てたりしない
離れるつもりなんかない
どんな人が来たって
何人に言われたって
アフリカを見捨てたりしない
祈ってるのさ
"アフリカに恵みの雨が降りますように"
アフリカに恵みの雨が降ることを祈る
アフリカの大地に雨が降り注ぐことを
アフリカの人々に雨が降り注ぐことを
(ああ 時間はかかるかもしれない)
"アフリカに恵みの雨が降りますように"
アフリカに恵みの雨が降ることを祈る
アフリカの大地に雨が降り注ぐことを
アフリカの人々に雨が降り注ぐことを
(ああ 時間はかかるかもしれない)
誰も成し遂げてないことをするのには
まだ少し時間がかかるんだよ
(Words and Idioms)
moonlit=月光に照らされた,月明かりの
salvation=救済,救助
restless=落ち着かない,休むことのない.
Kilimanjaro=キリマンジャロ山 :アフリカの最高峰 (5895 m)
Olympus=オリンポス山;ギリシャ神話の神々が住んだ
Serengeti=セレンゲティ国立公園;タンザニア北部にある自然保護を目的とした国立公園。1981年にユネスコの世界遺産に登録された。マサイ語で「果てしなく広がる平原」の意。
moonlit=月光に照らされた,月明かりの
salvation=救済,救助
restless=落ち着かない,休むことのない.
Kilimanjaro=キリマンジャロ山 :アフリカの最高峰 (5895 m)
Olympus=オリンポス山;ギリシャ神話の神々が住んだ
Serengeti=セレンゲティ国立公園;タンザニア北部にある自然保護を目的とした国立公園。1981年にユネスコの世界遺産に登録された。マサイ語で「果てしなく広がる平原」の意。
日本語訳 by 音時 (JTさん サポートありがとうございました)
◆歌詞の出だしの場面。主人公はすでに、アフリカに移り住んだ医療関係者(教師とか技術指導員という場合も?)なのでしょうかね。その恋人?が今晩の飛行機でアフリカの彼の元にやってくる…という設定です。
*彼の耳には現地のうるさい?太鼓(drum)の大きな音が聞こえているのに対して、彼女に聞こえるのは、飛行機内でまわりに気を使って話す"ひそひそ声"くらいかな…?
*"that guide me towards salvation"。彼を"救済"に導くということですが、救済=彼女ってことなんでしょうね。飛行機が彼にとっての救済である彼女を連れてきてくれる、という意味だろうと思いました。
*"お年寄りに話しかけた"という箇所は、どうしてそのような行動をしたのかがちょっと意味がわかりません。"忘れられてた言葉や太古のメロディ。そのいくつかでも見つけられたらと思って…"。彼はアフリカの考古学者?
また"お年寄り"を"太古からの歴史のあるアフリカの大地"と無理やり?解釈すると…彼女を迎えに行く途中でも考古学者の彼は調べものをいろいろしていたのだが"そんなことしてる場合じゃない。お前の大切な彼女が待っているんじゃないのか?"という声が聞こえた…!なんてのはどうでしょう。
*1st のコーラス部分の和訳は純粋に「彼と彼女」の恋の話にしました。アフリカで彼女と始める暮らし…雨よ、祝福してくれ。まだ経験していない生活(the things we never had)なんだから、慣れるのには時間がかかります。
*"野犬"が出てきたのはなぜでしょう?アフリカでの生活で夜聞こえるのは太鼓の音と野犬の声なのでしょうか。落ち着かないような野犬の声は仲間を呼ぶ?淋しがってる声?そんなこともあって、彼は独りきりでの生活と"Company"(群れ)ということについて考えたりします。(Longing for…)"切望する"というのがちょっとわからないな…。
"Solitary Company"については後述します。
*僕が既になってしまった"このこと"に怯えながらも… "this thing that I've become"の"This thing"は"アフリカでの医者(教師、技術者、考古学者)という職業を選んだこと"ととらえました。
*最後のコーラス部分での"You"は"アフリカ"を指すものとして訳しました。
もう彼は都会での快適な生活よりも、使命感を持ってアフリカで生きていくこと、を選択しています。
◆歌詞の"Solitary Company"についてはかなり悩みました。調べた結果、2つのことを発見し、それを手がかりにして訳しました。(和訳部分をご参照)
(1)"Solitary"は「孤独な」じゃない
日本で言う「孤独」はネガティヴな意味を持っているかと思いますが、この英訳は「Lonely」であって「Solitary」ではない、と解説しています。大別すると、
(solitary)
独りでいることを好み、独りで大半の時間を過ごすこと。
独りでいることを好み、独りで大半の時間を過ごすこと。
(lonely)
誰かと一緒にいたいけど一人ぼっちでつらくなること。
ということです。
このことから"Solitary Company"は"一人でいること"と"仲間の中にいること"を両立したいって意味かな?と思いました。
このことから"Solitary Company"は"一人でいること"と"仲間の中にいること"を両立したいって意味かな?と思いました。
(2)"Solitary Company"は「撞着語法」
"Oxymoron"とは「撞着語法(どうちゃくごほう)」です。
これは修辞技法のひとつで、互いに矛盾している言葉を組み合わせる表現。「賢明な愚者」「明るい闇」「負けるが勝ち」など。狭い見方をすればつじつまがあわず、単なる誤謬にすぎないように見えるのですが、複雑な内容を簡潔に表現する修辞法として用いられている場合もあるとのこと。
これは修辞技法のひとつで、互いに矛盾している言葉を組み合わせる表現。「賢明な愚者」「明るい闇」「負けるが勝ち」など。狭い見方をすればつじつまがあわず、単なる誤謬にすぎないように見えるのですが、複雑な内容を簡潔に表現する修辞法として用いられている場合もあるとのこと。
ということで、敢えて"頭が混乱した状態"を示したのではないか?というものです。
考えた末に…この(2)の立場で訳してみました。
今月のTOTOの来日、こんなことも考えながら、"Africa"を聴いてみたいですね。←こんなこと考えないで楽しんでもいいですよ!(^-^;
◆この曲が流行していた頃の全米チャートは、星船さん「ビルボードチャート日記 by 星船」さん よろしくお願いいたします(^▽^)/
★★★★(PS)2019.7.27
コメント欄にいただいた"JT"さんからのご指摘・解説、ありがとうございます!
英語にもお詳しく、私の数か所の疑問や混乱も解決しました。
リカオン…wild dogsを単なる"野犬"ではなく、場面がアフリカであることからもそう捕えられますね。習性や遠吠えをする特徴。「寂しさを感じさせる動物」ということでの引用も納得です。
セレンゲティ...アフリカでもっとも有名な公園なんですね。しかもユネスコの世界遺産に登録されている。覚えました(^▽^;)。
その他、文法上のご指摘も大変勉強になりました!ご指摘をいただいた箇所を自分でも確認しつつ、日本語訳を一部修正させていただきました。(日本語訳 by 音時のあとにお名前を書かせていただきました)。
今月のTOTOの来日、こんなことも考えながら、"Africa"を聴いてみたいですね。←こんなこと考えないで楽しんでもいいですよ!(^-^;
◆この曲が流行していた頃の全米チャートは、星船さん「ビルボードチャート日記 by 星船」さん よろしくお願いいたします(^▽^)/
★★★★(PS)2019.7.27
コメント欄にいただいた"JT"さんからのご指摘・解説、ありがとうございます!
英語にもお詳しく、私の数か所の疑問や混乱も解決しました。
リカオン…wild dogsを単なる"野犬"ではなく、場面がアフリカであることからもそう捕えられますね。習性や遠吠えをする特徴。「寂しさを感じさせる動物」ということでの引用も納得です。
セレンゲティ...アフリカでもっとも有名な公園なんですね。しかもユネスコの世界遺産に登録されている。覚えました(^▽^;)。
その他、文法上のご指摘も大変勉強になりました!ご指摘をいただいた箇所を自分でも確認しつつ、日本語訳を一部修正させていただきました。(日本語訳 by 音時のあとにお名前を書かせていただきました)。
★★★★(PS)2023.6.14
TOTOⅣ「聖なる剣」の全曲和訳もこの曲で最後。お楽しみいただけましたでしょうか…?
単曲でも楽しめるけど、これがA面、B面とトータルに聴けると、さらにTOTOの魅力。伝わっていただけると…よかったですね…!
◆この曲のPVです。
◆TOTO /Africa 2007年のパリでのライブ。
(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Africa
・Africa songfacts
・http://www.sanctio.jp/archives/7879
・http://www.threesorryboys.com/dumb_80s_lyrics.html
・Wikipedia Africa
・Africa songfacts
・http://www.sanctio.jp/archives/7879
・http://www.threesorryboys.com/dumb_80s_lyrics.html
コメント
コメント一覧 (28)
音時
がしました
最近またTOTOを聴いてました。
今夜は「Africa」を聴いていて和訳が知りたい!!
そういう想いでまた訪問させていただきました。
PVを見ながら和訳を噛みしめています。
太古のアフリカの息吹
神々の山や星が見えてくるようです。
考古学者のような人、本のページの1部が燃やされ
あのPVの意味もきっとこの曲の憶測にあるのでしょうね。
音時
がしました
音時
がしました
音時
がしました
音時
がしました
この曲「アフリカ」、大好きです。しかし、話の内容が理解できませんでした。
この主人公は、アフリカで働く医者、教師、技術者、考古学者とするのですね。そうすることによって、話の内容がだいぶスッキリしました。(ボクは、医師として考えようと思います)
「彼女が耳にするのは静かな会話だけ」の部分、お年寄りの言葉の部分も納得です。さすが音時さん、見事な解釈だと思います。
歌詞の中に出てくる「セレンゲティ国立公園」や「キリマンジャロ山」、実際に訪れてみたくなりました。(でも、ちょっと無理かな 笑)
音時
がしました
毎月のアルバム全曲紹介は引き続き続けていこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
音時
がしました
私をTOTOの世界にいざなってくれたのがまさしく「アフリカ」でした。北九州に本社を置く水まわり用品メーカーと同名のバンドがあることは知っていましたが、その音楽性は詳しく知らないままある日の深夜ラジオでこの曲がかけられたとき、遠い遠いアフリカに思いをはせるような幻想的な演奏に一気に引き込まれただけでなく、AORの入口になったのもこの曲だったように思います。本当に80年代洋楽のなかでも大好きな曲のひとつです。
「聖なる剣」も昨年発売40周年を迎えましたが、その際に日本限定でデラックスエディションが発売されるなど、特に日本の方にファンが多いアルバムだと感じます。これからも末永く愛される名盤であってほしいと願います。
音時
がしました
僕が“Africa”を和訳できたのも〜それなりに…(^_^;)〜長い時代のなかで歌詞もインターネットで正確に伝えられてきたから…です。この曲の内容をより多くの人が知って、より好きになってもらい、正規盤を購入してくれる若者が増えるといいなあ…。(その頃、歌詞が直っていることを願います)
音時
がしました
音時さんや他のみなさんのネット記事のおかげで、正しい歌詞がわかってスッキリしました。ありがとうございます。
それにしても、正規盤でしかもリマスター盤なのに「なんのこっちゃ!」。早急に直して再発してもらいたいです。
音時
がしました
音時
がしました
別の方の記事で「セレンゲティからはキリマンジャロは見えないので、これは架空のアフリカを歌っている」というコメントを見かけました。こちらも非常に興味深くて、Davidはアフリカに行ったことがない中でもし行ったら何をするだろうという仮定を歌っていたからなのかな?などと考えたり。
深読みをしすぎると、キリマンジャロがセレンゲティの上に聳え立つように、私は正しいことをしなければならないと知っている、けれどもそれは虚構だった……という解釈もできるかな、と、音時さまの和訳を見つつ考えたりしました。
音時
がしました
音時
がしました
さて歌詞のほうは恋人と再会するハッピーエンドを予想させますが、MVでは原住民に襲撃されるという悲劇的結末です。灌漑水路か何かの工事で彼らの怒りに触れてしまったのでしょうか。中村哲さんの事件が思い出されます。現地のことについてよりによって襲われる晩に調べるとはMVの演出でしょうが、援助する前にやっておくべきことでした。秘書の黒人女性の視線も気になりますね。まさか手引きしたのではないでしょうね。。スタンプを押したのはパスポート?
また歌詞冒頭の太鼓(トーキングドラム)は襲撃の合図だったりして。
音時
がしました
音時
がしました
海外協力隊(雨を望んでいるということは農業関連)のような主人公が悶え苦しむような淋しさにいる夜、久々に逢うことになる恋人がやってくるのですね。
USA FOR AFRICA とこの曲はどっちが先でしたっけ。
音時
がしました
本文の方に追記し、ご指摘いただいた箇所の一部修正を行いました。
ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
音時
がしました
The wild dogs cry out in the night
As they grow restless,
longing for some solitary company
I know that I must do what's right
As sure as Kilimanjaro rises
like Olympus above the Serengeti
I seek to cure what's deep inside,
frightened of this thing that I've become
ここの訳に関してですが、
まずthe wild dogsはただの野犬ではなくリカオンのことで、群れをなしかつ寂しさを感じさせる遠吠をする動物ということで出てきたのではないかと思います。
As they grow restless,
longing for some solitary company
これは後半が分詞構文で、「〜しながら」ということで前の文を修飾しています。
"
”彼らは孤独な仲間を探し求めて、安眠できずにいる”
という意味です。
As sure as Kilimanjaro rises
like Olympus above the Serengeti
as sure as 〜は〜と同じくらい確実に、たしかに、の意。
セレンゲティはセレンゲティ国立公園のことなので、固有名詞として訳すべきでしょう。
僕は常に正しいことをしなくてはならないとわかっている
セレンゲティの上にオリンポスのようなキリマンジャロ山が見えるのと同じくらい常に
というような意味になります。
I seek to cure what's deep inside,
frightened of this thing that I've become
seek toは探すではなく「〜しようとする」の意。
僕は心の奥底にあるものを治そうとしている
自分がなってしまったこのことに驚きながら
this thingはその心の奥底にあるものです。
英語では指示語の表す内容がはっきりしているので、ここでは直前のwhat's deep insideで間違いなく、この主人公の職業ではありません。
リカオンの遠吠えがまるで仲間を探し求めているように聞こえるほど、孤独を抱えている主人公が、正しいことをしなくてはならないと自分に言い聞かせつつも、心の中になにか自分の意志とは違うものが芽生えてきていて、それと葛藤している様
と考えるとわかりやすいのではないかと思います。
音時
がしました
音時
がしました
楽しかったです。ありがとうございます。
音時
がしました
音時
がしました
ご英断、感謝です(少しオーバー)。
音時
がしました
TOTOの”アフリカ”とさだまさしさんの”風に立つライオン”。どちらのファンの方にも興味のある内容になって、相互に「いい曲」と出逢えたらいいなあと思います!よろしくお願いいたします。
音時
がしました
こちらのTOTOの記事、すごく興味深かったので、私のブログに引用させてもらって大丈夫でしょうか?
引用と申しましても、私のブログの記事内にこちらの記事のリンクを貼らせていただくだけなんですけれど。
もしよろしければご検討をお願いします。
なお、当ブログのURLにつきましては、変に宣伝になりそうなので、今回はこちらで記載することは控えさせていただきたいと思います。
音時
がしました
歌の方は、アフリカでの医療従事者の日本にいる(元)恋人への手紙という設定で、モデルになった医師の方もいらっしゃるそうですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1d7jsVnKpWc
「Africa」の方は「医療従事者」なのか「考古学者」なのか、それとも主人公の空想なのか明らかにはなっていませんが、ちょっと「医療従事者」に想像が傾いてしまいそうです(^▽^;)
音時
がしました
解釈によっては、さだまさしさんの『風に立つライオン』を思い出してしまいます。
音時
がしました
音時
がしました
音時
がしました