【Radio Days】…あの頃、友だちだったラジオ。
ラジオがかっこいい曲、面白い曲、みんな教えてくれた。
この曲、どんなこと歌ってんだろう? 日本にいながら世界各国を旅した気分になれた。
洋楽には「ラジオ愛」「ラジオに感謝」を歌った曲がけっこうあります。
4月終盤の夜の部は、ラジオLoveの歌を取り上げていきます。お楽しみに★。
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BCRの「青春に捧げるメロディー」。
アルバム「Dedication」のタイトルチューン。B面ラストに配置されていました。
音楽そしてファンに向けて歌っていると思いましたので、ぜったい彼らのオリジナルの曲だと思っていたのですが、これがカバー。
BCRってどうしてこんな名曲を掘り起こせるんだろう…!
ベタな邦題でありますが、でも「青春に捧げるメロディー」という邦題は文句のつけようがないです。
昔BCRファンだった方であれば、この曲みんな大好きなのではないでしょうか。(BCRファンだった友達の結婚式の二次会のBGMで使いました)
冒頭の音源はレスリー・バージョンです。…と書いたのはファンの方ならおわかりかと思いますが、BCRのこの曲はイアン・ミッチェルがメインのボーカルを取るバージョンがアルバム収録曲として先にリリースされました。

(このアルバムジャケットに使われている文字のフォントについて、「黒地看板」さんが再現しています!笑)
◆1976年 アルバム「Dedication」の作成前にアランに代わってイアンがメンバーとなりました。イアンはアイルランドで「Young City Stars」というRollersのコピーバンドでプレイしていたそうです。アランは26歳、イアンは17歳。バンドが若返りをはかろうとしたんですね。イアンがギター担当になり、その関係でウッディの担当はギターからベースに変更になりました。
イアンはすぐに人気がでましたが、11月にはもう引退!ビックリしました。その理由(推測)なども含めて、こちらの方のWebサイトが詳しいです。
◆この曲はGuy FletcherとDoug Flettaというソングライティングチームの作品。Fletcherは1975年にRogueというトリオを結成して「Dedication」をシングルとしてリリースしています。BCRはこれを聴いてカバーしようと決めたんでしょうね。
そして、僕はビックリしました!Guy Fletcherって名前はどこかで覚えがあったのですがわかりました。舞台「ジャージー・ボーイズ」でも使われたフランキー・ヴァリの「Fallin’Angel」の作者でもあります。いい歌作ります…。

Song Title:「Dedication」
Artist:Bay City Rollers
Songwriters GUY FLETCHER, DOUG FLETT
Lyrics c BMG RIGHTS MANAGEMENT US, LLC
Released in 1976
All Japan Pop20 #2
US Billboard Hot100 #60
From The Album“Dedication”
I phoned the local station
I kinda like the things, they're playing
So I settled down to listen
nice and easy
The D.J. plays our kind of music
He's not supposed to choose it
But it all adds up to
another night without you
地方のラジオ局に電話したんだ
その局がかけてくれるような音楽が
僕は好きなんだ
そして好きな曲を落ち着いて聴くのさ
とってもリラックスして…
D.Jが僕らが好きそうな音楽を
流してくれる
彼は別な曲をかけようとしてた
みたいなんだけどね
でも きみのいない夜を過ごすには
そうせずにはいられないんだ
Now and then he takes a phone-in
And anyone, who's feeling lonely
Can call him up
and make a little conversation
And in the night, there's music playing
Soft behind the words he's saying
Would I like to make a dedication?
ときどきD.Jは電話を受け付けてくれる
淋しい想いをしてる人は誰だって
電話でリクエストをして
ちょっと会話をできたりもするんだ
夜になると D.Jが語る後ろで
BGMを静かに流してくれるんだ
誰かに捧げる歌を流してもらおうかな?
This song I wanna dedicate to you
And to everyone who feels the way we do
As long as you're a part of me
This song will play on endlessly
I hope my dedication's getting through
この歌をきみに捧げたい
そして僕らのように感じてるみんなにも
聴いてほしいんだ
きみが僕の一部でいてくれる限り
この歌は終わりなく流れ続ける
この歌を通して
僕のきみへの想いが届きますように
I'm staying in this lonely city
There's nothing left to keep me busy
And we can't meet
till I can take a short vacation
You never know how much I love you
Lying here thinking of you
And all I've got is
a late night music station
僕はこの淋しい町に滞在中
僕を忙しくさせるものなんて
何にもないはずなのにね
僕ら二人は逢えないんだよ
次の短い休暇が来るまでは
僕がどんなにきみを愛してるか
きっとわからないだろうね
部屋で横になって
きみのことを想ってるんだ
そして僕が聴くのは
音楽を流してくれる
深夜のラジオ放送なんだ
This song I wanna dedicate to you
And to everyone who feels the way we do
As long as you're a part of me
This song will play on endlessly
I hope my dedication's getting through
Dedication's playing just for you
この歌をきみに捧げたい
そして僕らのように感じてる誰にも
聴いてほしい
きみが僕の一部でいてくれる限り
この歌は終わりなく流れ続けるのさ
この歌を通して
僕のきみへの想いが届きますように
“Dedication”という名のこの歌は
ただ きみのために演奏してるんだ
This song I wanna dedicate to you
And to everyone who feels the way we do
As long as you're a part of me
This song will play on endlessly
I hope my dedication's getting through
Dedication's playing just for you
この歌をきみに捧げたい
そして僕らのように感じてるみんなにも
聴いてほしい
みんなが僕の一部でいてくれる限り
この歌は終わりなく流れ続ける
この歌を通して僕のみんなへの想いが
届くことを願ってる
“Dedication”という名のこの歌は
みんなのためだけに歌ってる...
(Words and Idioms)
It all add up=納得がいく、意味をなす
dedication=献身 心からの誠実
日本語訳 by 音時

◆歌詞ですが、米国ではラジオのローカル局へのリクエストは電話がよく使われていたのでしょう。
D.Jの語る雰囲気やかけてくれる曲のジャンルなど、ラジオ放送を聴くのが楽しみという人も多かったのでしょう。この曲の歌詞は、主人公は最初はリスナー(ラジオの音楽を聴くのが好き)の語り口なのですが、コーラスになると、いつの間にか、D.Jないしミュージシャン(曲をかける、提供する人)が主人公になっている、そんな仕掛けのある面白い曲だと思います。
この曲を作ったソングライター、そしてローラーズのメンバー達も、最初はきっとラジオのリスナーだったのでしょう。そしてそこから音楽の世界に入っていき、いつの間にか、ラジオなどを通じて、リスナー達の思いに応える存在に…。
ラジオ、そしてこうしたコミュニケーションがいつまでも続いて欲しい…そういう願いをこの曲は素敵に歌われていると思います。
◆1977年5月第2週の文化放送All Japan Pop20のチャートです。
-1 すてきなサンデー バスター
-2 青春に捧げるメロディー ベイ・シティ・ローラーズ
-3 ハード・ラック・ウーマン キッス
-4 手を取りあって クイーン
-5 ハートのささやき ウイングス
-6 恋する瞳 オリビア・ニュートン・ジョン
-7 ロックン・ローラー ベイ・シティ・ローラーズ
-8 ホテル・カリフォルニア イーグルス
-9 スター誕生の愛のテーマ バーバラ・ストライザンド
10 過ぎし日の想い出 メアリー・マッグレガー
青春に捧げるメロディー」は全米では60位止まりでしたが、日本のチャートでは最高位2位を記録しています。1位はバスター「すてきなサンデー」。キッス、クイーン、ウイングス、イーグルスなど有名曲ばかりだ。
◆イアン、やっぱり幼い感じだよね。
◆こちらはイアンのプロモーションビデオのような動画です。
◆これがオリジナル。Rogue - Dedication. 一人ずつ歌に参加してくるのが面白い。
(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Dedication
・http://rock.princess.cc
コメント
コメント一覧 (12)
音時
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音時
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音時
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こんにちは。返信を有難うございます。自己紹介、申し遅れて大変失礼しました。ビートルズ→カーペンターズを経てBCRに出会い、そこから洋楽まっしぐらです。グルーブ感のあるロックが好きです。音楽はパーカッションを趣味でやってます。レスリーが亡くなりBCRの曲を改めて聴くと、あまりの素晴らしさに感動しました。レスリーは独特の声と歌唱力、そしてカリスマ性、エリックのギターリフのカッコ良さ、また自作の曲も多く、凄いアーティストだったのだすね。音楽についてのブログは大好きです。これからも是非宜しくお願いします。
音時
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Poopooさんは音楽をやられているのですか?初コメントの際は簡単にでも自己紹介をお願いいたします^_^。
音時
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音時
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音時
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音時
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決してローラーズが好きだと口にしてはいけなかった!中学時代。僕もその頃、洋楽の楽しさを知って、その多感だったころの想い出を彩ってくれたのがやっぱり彼らなんですよね。レスリーは楽器を持っては歌わないし、フレディやスティーヴンと比べても「ふつー」だし、ボーカリストとしての実力があるとは当時は思ったことがありませんでした。でも、BCRの曲をやっぱり一番上手にカッコ良く歌えるのはレスリー。ポップな曲はポップに、バラードは囁くように歌います。ロックな曲になると、ロックをやりたいエリック・フォークナーくんが出てくるので、ロックボーカリストとしては???ではありますが…(^▽^;)。
2000年代になっても日本によく来ていたので、いつか決意して女性陣に紛れてコンサートに行きたいと思っていたのですが…残念です。23日・24日はたっぷりレスリーの声を聴いて、追悼しました。キシママさんの想い出のBCRの曲も楽しんでいただければ嬉しいです。これからも音楽を聴いていきましょう。"Don't let the music Die!"
音時
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ルパート・ホルムズとホール&オーツが好きで、こちらにたどり着きました。
洋楽へのきっかけはベイ・シティ・ローラーズの「サタデーナイト」です。
ローラーズによって新しい世界への扉が開いたと言っても過言ではありません。
つい先ほどですが…
そのローラーズのボーカル「レスリー・マッコーエン」氏が亡くなったとYahoo!ニュースに掲載がありました。
私の中では78~79年頃でローラーズは終わっており、その後来日した時も「まだやってるんだ」なんて思うぐらいで、ほとんど興味を失っておりました。
しかしながら全盛期の曲をたまに無性に聴きたくなることがあり、YouTubeなどで探しては彼らの曲を聴いたりしていました。
そうしてこのサイトで懐かしいローラーズの曲たちに再会し、昔の友人に久しぶりに会ったような感覚で彼らの曲を聴いていたところです。
そんな懐かしい友人を突然失ったようで、思いがけずショックが大きく、こちらにコメントさせていただきました。
長々と申し訳ありません。もし内容が本サイトにそぐわないようでしたら、削除していただいて結構です。
音時
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音時
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音時
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