初めて聴いてすぐ好きになった曲です。でもこの曲が全米No1になるとは思わなかったな。ジョンの"ベイビーズ"時代を知っているので、その頃のヒットも最高位は13位止まりだったし。






The Babysでの全米チャートの成績は"Isn't It Time"および"Everytime I Think Of You"が13位。そのくらいは行くかも?という予測(願望)はありましたが、まさか全米No1になるとは。特別有名なプロデューサーがプロデュースしたってこともないし、楽曲の良さで大ヒットとなったのかな?

◆ジョン・ウェイトは1988年にベイビーズ時代の仲間だったジョナサン・ケインやリッキー・フィリップ、それからニール・ショーンにディーン・カサノヴァと"Bad English"を結成。そして"When I See You Smile"(Diane Warren作)で再び全米No.1のヒットを出します。(バッド・イングリッシュは2枚のアルバムを出して解散)こうしてみると、ジョンの音楽人生のなかで大ブレイクが3回あるんですね。こういう人も珍しいな(^▽^;)。

(The Babys)ジョン、第1のブレイク!
Isn't It Time / 愛の出発

(John Waite)ジョン、第2のブレイク!
Missing You / ミッシング・ユー 1984

(Bad English)ジョン、第3のブレイク!
"When I See You Smile / ホエン・アイ・シー・ユー・スマイル


◆この曲についてジョンは、ロサンゼルスの自分の寝室でこの曲を書いていたときに、個人的な問題で悩んでいたといいます。デモ・テープでこの曲を録音して「いつかこのままレコードにしたい」と考えていたそうです。 「ビルボード・ナンバー1・ヒット1971-1985下」より。

この曲の出だしの歌詞"Everytime I think of you…"。
聞いたときに「The Babys」を知っている方は思わずニヤッとしてしまいますね。"ベイビーズ"のヒット曲"Everytime I Think Of You"の歌い出しもこのタイトル通りのフレーズです。ジョンが"Missing You"を書いたのはいつ頃なのかな。もしかすると、この2曲は本当に兄弟のようなものなのかもしれないな。

◆ジョンのインタビューからの引用です。
ぼくは歌いながら自分で歌詞をつけていった。この歌は当時のぼくを最もよく説明している。自分の考えていること、それらは自分では認めたくないことだ。もしそれを認めてしまったら、自分が崩壊して
しまうだろう。男っていうもんは自分を許さないことでバランスや力を保っていると思うんだ。ぼくは自分に、大丈夫さって言い聞かせてやっとレコーディングを終わらせたんだ。
 "ミッシング・ユー"は純粋な言葉の結合だ。ぼくは偉大な詩やよいロックはみな意識下のものが表現されたものだと思う。まるで夢遊病者のようにね。
 "男っていうもんは…"女の人はそういうことないのか?はわかりません(^▽^;)が、ジョンのこの言葉、わからないでもないよな。本当は仕事したくないのに「さあさあ、仕事だ、仕事ができるってありがたい!」と自分に言い聞かせて仕事にいくこと…ありますよね?(よくわからない例えですね)

Writer(s): John Charles Waite, Chas Sandford, Mark Leonard 

Released in 1984
US Billboard Hot100#1
From The Album“No Breaks”


*原詞の引用は太字です

no_brakes


(Missing you)

Every time I think of you
I always catch my breath
And I'm still standing here
And you're miles away
And I'm wondering why you left

きみのことを考えるたび
いつも呼吸を整えなきゃならなくなる
僕はまだ ここに立ってるのに
きみはいま 遥か遠くにいる
なぜきみが出て行ったのか
僕は理由がわからないままでいるんだ

And there's a storm that's raging
Through my frozen heart tonight

今夜 嵐が吹き荒れてる
僕の凍えた心を通り抜けて…

I hear your name in certain circles
And it always makes me smile
I spend my time
Thinking about you
And it's almost driving me wild

お決まりの仲間内で きみの名前を聞くと
僕はいつも笑顔になってしまう
きみのことを考えて
僕は時間を過ごしてるけど
たいてい どきどきが止まらなくなるんだ

And there's a heart that's breaking
Down this long distance line tonight

今夜 僕の心は今にも壊れそうだ
長距離電話のこちら側で…

I ain't missing you at all
Since you've been gone away
I ain't missing you
No matter what I might say

きみを 淋しいなんてちっとも思わない
きみが出て行ってしまったところでね
きみを 恋しいなんて思わない
たとえ何があったからって

There's a message in the wire
And I'm sending you this signal tonight
You don't know
How desperate I've become
And it looks like I'm losing this fight
In your world I have no meaning
Though I'm trying hard to understand

電話線にメッセージを込める
今夜 この合図をきみに送るんだ
きみはわからないさ
どんなに僕が絶望してしまったかなんて
僕がこの恋をあきらめかけてるみたいだね
きみにはもう 僕はどうでもいい存在かい?
理解しようとどんなに頑張ってみたところでね…

And it's my heart that's breaking
Down this long distance line tonight


今夜 僕の心は今にも壊れそうだ
長距離電話のこちら側で…

I ain't missing you at all
Since you've been gone away
I ain't missing you
No matter what my friends say

きみを 淋しいなんて全然 思わないよ
きみが出て行ってしまったところでね
きみを 恋しいなんて思わない
友だちが何を言ってきたってね

And there's a message that I'm sending out
Like a telegraph to your soul
And if I can't bridge this distance
Stop this heartbreak overload

僕が送ろうとしているメッセージ
それはきみの心に直接届ける電報さ
もしこの距離を僕が埋められないのなら
この心の痛みが溢れ出すのを止めてほしい

I ain't missing you at all
Since you've been gone away
I ain't missing you
No matter what my friends say

きみのこと ちっとも恋しくなんてない
出て行ってしまったところでね
きみのこと 淋しいなんて思わない
友だちが何を言おうと関係ないさ

I ain't missing you
I ain't missing you
I can lie to myself


きみを恋しくなんてない
きみを恋しいなんて思わない
僕は自分に嘘をついている…

And there's a storm that's raging
Through my frozen heart tonight

ああ 嵐が吹き荒れている
今夜 僕の凍えた心を通り抜ける

I ain't missing you at all
Since you've been gone away
I ain't missing you
No matter what my friends say


ちっとも恋しくなんてない
きみが去ってしまったところでね
きみを恋しいなんて思わない
友だちが何を言おうと関係ないんだ

Ain't missing you
I ain't missing you
I ain't missing you
I can lie to myself
Ain't missing you


恋しいなんてことない
淋しくないし
恋しがるなんてとんでもない
僕は嘘をついている
きみを恋しいなんて思わない

I ain't missing you
I ain't missing you
I ain't missing you
I ain't missing you
I ain't missing you
Ain't missing you
Oh no

恋しくなんてない
ちっとも淋しくないよ
きみのこと何ともないさ
恋しいなんてとんでもない
きみを恋しいなんて思わない
ああ

No matter what my friends might say
I ain't missing you

友だちが何を言おうといいのさ
きみを恋しいなんて思わないから


(Words and Idioms)
I would [should/might] say
=「~だろう,~かな」
overload=〈…に〉荷を積みすぎる;
bridge the distance between=~間の距離を埋める

日本語訳 by 音時


JOHN_WAITE_MISSING+YOU-368592

(この曲の国内盤シングルジャケットに掲載されたフレーズ)
ソリッドに、ストレートにツッ走る。これがロックの本物の音だ!
誰もが虚飾にうんざりしつくした今、
埋もれていた本物が再びスターダムに駆け登った!!


◆“Missing You”が全米1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending September 22, 1984

ティナ「愛の魔力」に代わってジョン・ウェイトが1位に。プリンスが2位に迫ります(翌週は1位に)。シンディは3位で足踏みとなりました。6位ヒューイ、この曲日本公演で演ってくれないかな。9位はスティービー「心の愛」が18位から急上昇です。

-1 2 MISSING YOU –•– John Waite
-2 4 LET’S GO CRAZY –•– Prince & The Revolution
-3 3 SHE BOP –•– Cyndi Lauper
-4 1 WHAT’S LOVE GOT TO DO WITH IT –•– Tina Turner
-5 7 DRIVE –•– The Cars

-6 6 IF THIS IS IT –•– Huey Lewis & The News
-7 8 THE WARRIOR –•– Scandal Featuring Patty Smyth
-8 10 THE GLAMOROUS LIFE –•– Sheila E.
-9 18 I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU –•– Stevie Wonder
10 13 CRUEL SUMMER –•– Bananarama

◆バンドのキーボードのソロから…。



◆2011年 アコギで歌う"Missing You"。ジョンの隣りはKyle Cook(マッチボックス20)です。