4月のアルバム全曲和訳は、ルパート・ホルムズの「Partners In Crime」にしました!
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この曲は洋楽の歌詞の楽しさを教えてくれた曲。
この曲の物語は…ユーモアが効いていて、もしかして「あるある」かも!?
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この曲は洋楽の歌詞の楽しさを教えてくれた曲。
この曲の物語は…ユーモアが効いていて、もしかして「あるある」かも!?
あまりにも近すぎて気が付かなかったけど、一番好みの人はやっぱり一番身近にいたんですね!
◆曲の正式なタイトルは「Escape(The Pina Colada Song)」と、「エスケイプ」にサブタイトルで「ピニャ・コラーダ・ソング」と付きます。
「ピニャ・コラーダ」って…カクテルの名前、「トロピカル・ドリンク」の一つですね。その「ピニャ・コラーダ」のレシピは…
・ライト・ラム : 30ml
・ココナッツ・ミルク : 45ml
・パイナップル・ジュース : 80ml
以上の材料を氷(やや大きめの氷)シェイカーに入れ、シェイクしたら、クラッシュド・アイスを入れたグラスに注ぐ。
・ココナッツ・ミルク : 45ml
・パイナップル・ジュース : 80ml
以上の材料を氷(やや大きめの氷)シェイカーに入れ、シェイクしたら、クラッシュド・アイスを入れたグラスに注ぐ。
なお、グラスの縁にはパイナップルを飾ります。
(ピニャ・コラーダ ウィキペディア)
トロピカルドリンク全盛のなかで飲んだことあります。パインとココナツミルクで飲みやすいけど、調子にのって飲みすぎるとあとで脳天がガンガン痛くなります…。
◆この曲が全米Billboardシングルの1位を獲得したときの曲紹介で、湯川れい子さんがリスナーからの訳詞を紹介してくれました。
そのときにこの曲の面白さを知って、アルバム「Partners In Crime」を買いました。まるで「短編小説集」のようなアルバムでした。ルパートの曲も今後、少しずつご紹介していけたら…と思っています!
(ピニャ・コラーダ ウィキペディア)
トロピカルドリンク全盛のなかで飲んだことあります。パインとココナツミルクで飲みやすいけど、調子にのって飲みすぎるとあとで脳天がガンガン痛くなります…。
◆この曲が全米Billboardシングルの1位を獲得したときの曲紹介で、湯川れい子さんがリスナーからの訳詞を紹介してくれました。
そのときにこの曲の面白さを知って、アルバム「Partners In Crime」を買いました。まるで「短編小説集」のようなアルバムでした。ルパートの曲も今後、少しずつご紹介していけたら…と思っています!
Songwriters: HOLMES, RUPERT
lyrics c Warner/Chappell Music, Inc.
lyrics c Warner/Chappell Music, Inc.
Released in 1979
US Billboard Top100#1(5)
From The Album “Partners in Crime”
I was tired of my lady
We'd been togehter too long
Like a worn-out recording
Of a favorite song.
So while she lay there sleeping
I read the paper in bed
And in the personal columns
There was this letter I read:
かみさんにはあきあきしてたんだ
だいぶ一緒にいるからね
大好きな歌だってレコードは
擦り切れるだろう? それだよ
そんなわけで彼女が寝てる間
ベッドで新聞を読んだんだ
そしたら投稿欄に
こんな記事が出ていたんだよ
だいぶ一緒にいるからね
大好きな歌だってレコードは
擦り切れるだろう? それだよ
そんなわけで彼女が寝てる間
ベッドで新聞を読んだんだ
そしたら投稿欄に
こんな記事が出ていたんだよ
"If you like Pina ColadasAnd getting caught in the rain,If you're not into yogaIf you have half a brain,If you'd like making love at midnightIn the dunes of the Cape,Then I'm the love you've looked for:Write to me and escape."
“ピニャ・コラーダが好きな方雨に濡れるのが好きな方ヨガにはかぶれてなくてちょっとくらい頭もよくて岬の砂浜で真夜中に愛してくれる人!私があなたの探してる恋人です手紙くださいそして逃避行しましょう”
I didn't think about my lady
I know I sound kind of mean
But me and my old lady
Have fallen
into the same old dull routine.
So I wrote to the paper
Took out a personal ad
And though I'm nobody's poet
I thought it wasn't half-bad:
かみさんのこと顧みなかったんだ
自分がひどい奴だってわかってるさ
でも僕とかみさんは
いつも同じの退屈な毎日におちいってたんだ
そんなわけで僕は新聞に手紙を書き
個人広告を出したんだ
詩人ってわけにはいかないけど
まずまずの出来映えだと思うよ
自分がひどい奴だってわかってるさ
でも僕とかみさんは
いつも同じの退屈な毎日におちいってたんだ
そんなわけで僕は新聞に手紙を書き
個人広告を出したんだ
詩人ってわけにはいかないけど
まずまずの出来映えだと思うよ
"Yes I like Pina ColadasAnd getting caught in the rain,I'm not much into health food,I am into champagne.I've got to meet youby tomorrow noonAnd cut through all this red-tapeAt a bar called O'Malley'sWhere we'll plan out escape."
“そう僕はピニャ・コラーダが好きな男です雨に濡れても平気です健康食品にはのめり込んでないけどシャンパンにはこだわってます明日のお昼に会いたいですね細かいことは抜きにして「オーマリー」って店で会いましょうそこで逃避行の計画を立てましょう”
So I waited with high hopes
And she walked into the place
I knew her smile in an instant
I knew the curve of her face
It was my own lovely lady
And she said, "Oh, it's you"
Then we laughed for a moment
And I said, "I never knew."
And she walked into the place
I knew her smile in an instant
I knew the curve of her face
It was my own lovely lady
And she said, "Oh, it's you"
Then we laughed for a moment
And I said, "I never knew."
そんなわけで僕はワクワクして待った
店に一人の女性が入ってきたよ
彼女の笑顔…すぐに知ってると思った
彼女の輪郭…なんか見覚えがある
それは 僕の大好きなかみさんだった
彼女も「えっ、あなただったの!」
しばらくそこで笑い合ったよ
そして…僕はこう言った
That you like Pina Coladas
Getting caught in the rain
And the feel of the ocean
And the taste of champagne
If you'd like making love at midnight
In the dunes of the Cape
You're the lady I've looked for
Come with me and escape.
Getting caught in the rain
And the feel of the ocean
And the taste of champagne
If you'd like making love at midnight
In the dunes of the Cape
You're the lady I've looked for
Come with me and escape.
知らなかったよ
ピニャ・コラーダを好きなんて!
雨にぬれてもへっちゃら
海にいるのが好きで
シャンパンの香りも好きなんて!
岬の砂丘で真夜中に
愛し合うのも好きだったなんて!
やっぱりきみが僕の探してる人だった
一緒に逃避行の旅に出ようよ!
(Words and Idioms)
worn out =使いふるした へとへとで衰弱した
dune =砂丘
mean =卑劣な
cut through red tape=形式的なことを排除して
worn out =使いふるした へとへとで衰弱した
dune =砂丘
mean =卑劣な
cut through red tape=形式的なことを排除して
日本語訳 by 音時
◆うーむ、"不倫"への逃避行未遂事件はこうして「お互い様で回避!」ってところでしょうか。
でもそれって…どうなんでしょうかね(^▽^;)。
まあいろんな夫婦がいるってことで…!(えっこれで終わり!?)
(ところで上のシングルジャケットは海外のもの。手錠をかけられてる写真なんですね 苦笑)
コメント
コメント一覧 (25)
音時
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ちなみにお酒は弱いので、モクテルのピニャコラーダで楽しんでいます。
音時
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音時
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ロマンチックでペーソスの効いた歌詞といえばそうなんですが、お互いに出会い系にって言うのはブラックジョークでもあるのかな?
音時
がしました
こちらの方のブログに書いてありました!
https://www.vitaminboolog.com/entry/wanted-song
皆様にお願いしているのですが、初めにコメントされる際には自己紹介をお願いいたします。よろしくお願いします。
音時
がしました
音時
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音時
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この曲のタイトルについては、僕は和訳する前から「逃避行」という言葉を使おうと思っておりました!が、それはMasahiro F.さんと麻生よう子さんのおかげ!なんですね^_^。
麻生よう子さんの「逃避行」は子どもながらによく覚えておりました。でもこれから秘密で二人で逃避しようとする緊張感のある前半に対して、後半の歌詞では、男は約束の時間に現れず。酒を飲んで寝倒したか、女に止められたか?それがなきゃいい人なのにと、あきらめたわ私、一人切符買って汽車に乗る、というラストで急に逃避行は未遂に終わる結末に、ちょっとした残念感を感じたような笑。
音時
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音時
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ルパートのルックスを見ると、ヒットしそうにないですね。(笑) それでも、輸入盤のアルバムを購入したところが、只者ではありません。(英語の歌詞を見て「面白い内容だった」というところ、うらやましいです)
手元の計算によると……。この曲の対訳を聞いたとき、共通一次試験の数週間前でした。(無事、第一希望の国立大学に入学できた自分を褒めたいです)
カクテルをお願いするときは、いつも「ビニャ・コラーダ」です。(ウイスキーのときは、ジョニ黒が多いです 笑)
ぜひ、ほか曲についてもいろいろ教えてください。
音時
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全米トップ40には、個人的に沢山の想い出やエピソードが有るのですが、私のコラムではないので、Escapeについてだけお話しします。
この曲が初登場40位だった時に、「何だかこの曲、1位になるような気がする。」と思いました。その放送があった日、渋谷に行っていた私は、用事を済ませ帰ろうとした地下鉄の入り口で、露天状態で輸入盤を置いてあるお店に出くわしました。買うつもりもなく見ていたらPartners In Crimeを見つけました。後々こんな大ヒット曲になるとは、誰も思っていなかったでしょうから、当時の平均価格より安い値段でした。ジャケット写真を見て「今時、牛乳瓶の底の様なメガネを掛けているアーティストなんて居るんだ❗」と驚きつつも、購入して帰りました。開封したら中袋に歌詞が載っていたので、ざっくり読んでみた所、面白い内容だったので訳してみました。翌週には番組宛に送ったと記憶しています。
訳してみて、一番の問題は既出の「ピニャ·コラーダ」でしたが、それはお手上げ状態で湯川さん任せでした。😅
次が"ESCAPE"をどう訳すかでした。「逃げろ」や「逃げよう」では変だし、そのまま「エスケイプ」でも前の文章からの繋がりが失くなるし…🤔
😃💡「そうだ、麻生ようこさんのデビュー曲ってこんな内容だった。」と思い出して、最後の下りを「さあ僕とおいで、逃避行の世界へ…」となった次第です。
音時
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音時
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まだトロピカルドリンクもそんなに種類の多い時代ではなく、カクテルの名前だなんて、わかりませんでしたよね。でもサビコーラス(1回目、2回目)が新聞の投稿欄(personal columns )のカキコミ、3回目は主人公のセリフ、という歌詞の物語の構造もよくお分かりになられた!と思います。
今は男の子もカシスオレンジとか甘いカクテルを飲みむ時代で珍しくないかもしれませんが、この時代は女の人と甘いカクテルを一緒に飲むなんて男は珍しかったんでしょうね!
ルパートの歌詞は途中、皮肉なんかも入っていてとても味わい深くソングライターであることも後でわかり、実に訳しがいのある曲だなあとあらためて実感いたしました。
Masahiro F. さんは、他の懐かしい曲の和訳はされてないのでしょうか?あればぜひ教えていただければと思います。ぜひ想い出の曲にはコメントもお願いいたします。
音時
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ボクは、湯川さんが読んでくださった対訳を聞いていた一人です。その歌詞の内容に深く感動し、さらに洋楽にのめり込んでいったのです。
ルパート・ホルムズって、素晴らしい才能の持ち主ですね。彼の音楽をいち早く取り上げたこと、まさに先見の明です。
番組に投稿してくださり、ありがとうございました。感謝します。
音時
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私が参加している音楽投稿グループに、Escapeを取り上げようとして、シングルの写真を探していたら、こちらの投稿を拝見いたしました。
湯川れい子さんがお読みになった、あの対訳を番組に送ったのは私です。😅
'79年の最終週では、特番だったので(年間チャート発表)、慌ただしく終わってしまいましたが、まさかの返り咲きNo.1だった週に私の名前も言って頂けました。正直に申し上げますと、「ピニャ·コラーダ」が何か分からなかったので、「大文字表記されているので、名詞だと思いますが、調べても解りませんでした。」と素直に書いて送った所、湯川さんはちゃんと補足して下さいました。「10ccのDreadlock Holidayにも出て来ますよね~。」とおっしゃっていて、自分の勉強不足さに顔から火が出る思いでした。
音時
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音時
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特に歌詞が面白いですね。
ぎりぎりハッピーエンドな感じで良くない事をしていながら結果いいようになる奇妙さみたいなのが非常にいいと思います。
短編小説って表現がぴったりですね。
音時
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音時
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AOR AGEを買い、ついにこの間、2010年リマスター版のCDまで買ってしまいました(笑)
届いてすぐ懐かしく聴いていましたが、エスケープのイントロで
かすかに「おお〜」という男の人の声が入っていることを思い出し、
今回も聴こえてきました。空耳ではないと思いますが。。
とある日本の女性歌手のイントロで女の人の叫び声がするという都市伝説が
あるようですが、その類なのか気になりました。
音時
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音時
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ピニャ・コラーダというお酒は初めて知りました。私はまだ、お酒を飲める年齢ではないので20歳になったら飲んでみたいです。
また、この曲は 爽やかな夏の曲なのかな~ と思っていましたが、和訳を知り以外に思いました!
でも、クスッと笑えるような素敵な歌詞で、ますます好きになりました (^-^)
和訳の紹介、ありがとうございます。
洋楽が好きなので他の記事も、これから拝見していきます!
音時
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んー、でもあらためて歌詞を確認しましたら、法的な婚姻関係であることを確定する表現はありませんね。“My Old lady”をすぐに“かみさん”と訳してしまいましたが、長い同棲生活とも考えられるように思いました。
アルバム「パートナーズインクライム」は都会生活の人々を描く短編小説集ですよね。死ぬ前に全曲和訳したい!(^_^;)と思っております。
音時
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エスケイプの和訳は当時、放送していた百万人の英語という番組
のテキストに長く一緒にいた女性とあったので、長い同棲をしていた
女性のことかと思っていました。
ルパートホルムスは小道具?を物語にして歌詞を作っているんです
よね。エスケイプなら新聞記事、アンサリングマシーンなら留守電、
HIMはタバコ。。。
音時
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音時
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