この曲はどうかなあ…2022年の来日公演では9曲めに歌ってくれました。
僕の大好きな曲…“Voices”です。
僕の大好きな曲…“Voices”です。
◆ご存じのとおり、Cheap Trickは日本で人気に火がつきました。アルバム「At Budokan(武道館)」は日本での発売が1978年11月で本国アメリカより早かったんです。そして日本からの逆輸入盤がアメリカで話題になり、翌年アメリカでも発売!…こんな現象は今までにありませんでしたね。(今はインターネットで曲が買えるボーダーレスの時代ですから、これからもないでしょう)
◆面白いのはスタジオアルバムだと「天国の罠(Heaven Tonight)」に続く第4弾のアルバム「Dream Police」はすでにレコーディングも終わっていて1979年4月に発売を予定していたのに、「At Budokan」がまだ売れていたことから競合を避けるために発売延期!9月に発売されたアルバム「Dream Police」は全米6位に達しました。
この曲「Voices」は、表題曲「Dream Police」(全米26位)に続く第二弾シングル。バラードタイプの曲のシングルは彼らにとっては初めてでした。ボーカルのロビンの感情こもったボーカルやコーラスも印象的な曲です。
この曲「Voices」は、表題曲「Dream Police」(全米26位)に続く第二弾シングル。バラードタイプの曲のシングルは彼らにとっては初めてでした。ボーカルのロビンの感情こもったボーカルやコーラスも印象的な曲です。

ウィキペディアに出ていたのですが、この曲の最初のレコーディングのときは、ベースのトム(Tom Petersson)がリードボーカルをとっていたようです。最終的にはボーカルのロビン(Robin Zander)に落ち着きました。この音源はネットで探したのですが残念ながらありませんでした(-_-;)。また、バックの演奏のアコーステッィク・ギターを弾いてるのは、スティーヴ・ルカサーです(クレジットに名前が記載されてはいません)。知らなかったな。
Songwriters Nielsen, Rick
Lyrics c Sony/ATV Music Publishing LLC
Lyrics c Sony/ATV Music Publishing LLC
Released in 1979
US Billboard Hot100#32
From The Album"Dream Police"
US Billboard Hot100#32
From The Album"Dream Police"
You didn't know what you were lookin' for
Till you heard the voices in your ear
自分の探してたものがわからなかったんだ
あの声を耳にするまでは…
:
Hey, it's me again
Plain, you see again
Please, can I see you every day?
I'm a fool again
I fell in love with you again
Please, can I see you every day?
I fell in love with you again
Please, can I see you every day?
やあ また僕だよ
わかってるよね またきみに会えたよ
お願いだ 毎日きみに会いたいんだよ
わかってるよね またきみに会えたよ
お願いだ 毎日きみに会いたいんだよ
僕は馬鹿者に逆戻りだ
またきみに恋しちゃったから
頼むよ 毎日きみに会いたくなっちゃうのさ
またきみに恋しちゃったから
頼むよ 毎日きみに会いたくなっちゃうのさ
You didn't know what you were lookin' for
Till you heard the voices in your ear
You didn't know what you were lookin' for
Till you heard the voices in your ear
きみも探してたものがわからなかったのさ
あの声を耳にするまでは…
きみも探してたものがわからなかったのさ
あの声を耳にするまでは…
あの声を耳にするまでは…
きみも探してたものがわからなかったのさ
あの声を耳にするまでは…
Words don't come out right
I tried to say it, oh, so right
I hope you understand my meaning
I tried to say it, oh, so right
I hope you understand my meaning
Hey, it's me again
I'm so in love with you again
Please, can I see you every day?
I'm so in love with you again
Please, can I see you every day?
うまい言葉が出てこない
ちゃんと言おうとしてるんだけど
僕の言いたいことを
わかってくれるといいんだけど…
ねえ また僕だよ
またきみに恋しちゃってるのさ
お願いだ 毎日会ってくれないかい?
またきみに恋しちゃってるのさ
お願いだ 毎日会ってくれないかい?
You didn't know what you were lookin' for
Till you heard the voices in your ear
You didn't know what you were lookin' for
Till you heard the voices in your ear
Till you heard the voices in your ear
You didn't know what you were lookin' for
Till you heard the voices in your ear
何かわからずにずっと探してたんだ
あの声を耳にするまでずっと
何かわからずにずっと探してたんだ
あの声を耳にするまでずっと
あの声を耳にするまでずっと
何かわからずにずっと探してたんだ
あの声を耳にするまでずっと
I remember every word you said
I remember voices in my head
I remember every word you said
I remember voices in my head
I remember every word you said
きみが言った言葉をすべて覚えてる
きみの声が頭のなかに響いてる
きみの言葉はぜんぶ忘れないよ
きみの声が頭のなかに響いてる
きみの言葉はぜんぶ忘れないよ
(I hear your voice)
Your voices
Cool voices
Warm voices
It was just what I needed to
Your voices
Cool voices
Warm voices
It was just what I needed to
(きみの声が聞こえる)
きみの声
冷たく響く声
温かく感じる声
僕に必要なものだったんだ
きみの声
冷たく響く声
温かく感じる声
僕に必要なものだったんだ
(Words don't seem right)
Cool voices
Warm voices
Your voices
But it's just what I needed for
Cool voices
Warm voices
Your voices
But it's just what I needed for
(言葉がしっかり出てこない)
冷たく響く声
温かく感じる声
きみの声
まさに僕が求めてたものだった
冷たく響く声
温かく感じる声
きみの声
まさに僕が求めてたものだった
(Love is the word)
Warm voices
Your voices
Cool voices
It was just what I needed to
Warm voices
Your voices
Cool voices
It was just what I needed to
(その言葉は愛だったんだ)
温かく感じる声
それはきみの声
冷たく響く声
僕に必要な声だった
温かく感じる声
それはきみの声
冷たく響く声
僕に必要な声だった
(I hear your voice)
Your voices
Cool voices
Warm voices
It was just what I needed to
Just what I needed to, just what I needed
Your voices
Cool voices
Warm voices
It was just what I needed to
Just what I needed to, just what I needed
(きみの声が聞こえる)
きみの声
冷たく響く
温かく感じる
まさに僕に必要な声
僕に必要な…
僕はそんな声が聞きたかったんだ
きみの声
冷たく響く
温かく感じる
まさに僕に必要な声
僕に必要な…
僕はそんな声が聞きたかったんだ
You didn't know what you were lookin' for
Till you heard the voices in your ear
You didn't know what you were lookin' for
Till you heard the voices in your ear
Till you heard the voices in your ear
You didn't know what you were lookin' for
Till you heard the voices in your ear
僕は探してたものがわからなかった
あの声を耳にするまでは…
きみも探してたものがわからなかった
あの声を耳にするまでは…
あの声を耳にするまでは…
きみも探してたものがわからなかった
あの声を耳にするまでは…
You didn't know what you were lookin' for
Till you heard the voices in your ear
Till you heard the voices in your ear
探してたものが何だかわからなかったよ
あの声を耳にするまでは…
あの声を耳にするまでは…
日本語訳 by 音時
◆和訳についてのコメントです。
この曲の歌詞なのですが「You」について2人称で相手に対して言っている「You」だけじゃないように思いました。「3人称」で客観的に言っている「You」(実際には客観的な視点から「自分」について「You」と言っている)と混在しているように思い、自分の都合のいいように訳してしまいました(-_-;)。
"やあ また僕だよ"はシチュエーションは彼女に電話をしているのだと思います。
電話は顏が見えません。声だけで繋がりますよね。大きな声、小さな声、優しい声、冷たく響いたり温かく感じたり。そしていつかは「切らない」といけません。だからこそ自分自身のセツナい感情に気づく、ということがあるのではないかと。そのなかで「ある言葉(word)」=「愛」を感じた、という歌じゃないかな。
相手に対して「きみは気づかなかったのさ、あの声を聞くまでは」と一方的に決めつけるとこの曲の物語にならないように思いました。
僕も気づかなかった
電話は顏が見えません。声だけで繋がりますよね。大きな声、小さな声、優しい声、冷たく響いたり温かく感じたり。そしていつかは「切らない」といけません。だからこそ自分自身のセツナい感情に気づく、ということがあるのではないかと。そのなかで「ある言葉(word)」=「愛」を感じた、という歌じゃないかな。
相手に対して「きみは気づかなかったのさ、あの声を聞くまでは」と一方的に決めつけるとこの曲の物語にならないように思いました。
僕も気づかなかった
…きみの(電話での)声を聞くまでは
きみも気づかなかった(?)
…僕の(電話での)声を聞くまでは
現代は、「電話」もより便利になっていっています。「声だけ」から「静止画像+声」、「テレビ電話」「オンラインツール」となってくると「表情」、そして「仕草」なども、感情を伝える・伝わる手段になってきます。「文字」だけだった通信も「顔文字」「音声」「イラスト」をプラスできるようになってきました。手紙やハガキは廃れていく半面、それだからこその余韻を持たせたコミュニケーションのツールになっていますね。
「声だけ」の電話物語"も廃れる一方であってほしくはないですね…。
「声だけ」の電話物語"も廃れる一方であってほしくはないですね…。

◆記事の最後にもう一度、チープ・トリックの話に戻ります。
僕の持っている本で「at武道館をつくった男~ディレクター野中と洋楽ロック黄金時代」和久井光司著(アルテスパブリッシング)という本があります。(この本はエアロスミス、ジャニス・イアン、チープ・トリックなどを手掛けた日本の名物プロデューサー野中規雄さんと日本で洋楽アーチストをどのようにプッシュして売り出したのかの背景などを書いていてなかなか面白いです。)
この本に"チープ・トリックat武道館 成功の光と影"について書かれた部分がありました。
「光」の部分は、もちろん「世界的に認知され、ツアーのヘッドライナーの地位を獲得したこと」ですね。一方「影」ですが、"米エピックレコードは、次作アルバム「ドリーム・ポリス」の発売が半年以上延期にせざるをえなかったこと"。このことでエピックで綿密に立てられていた本国アメリカでのチープ・トリックを売り出すプランをすべて狂わす結果になってしまいました。
バンドメンバー達には「自分達は日本のおかげでスターになれたのであってエピックの力じゃないんだ」とレコード会社への不信感が芽生えたといいます。バンドとの間にヒビが入った米エピックとしても"日本は余計なことをしてくれた"という見方もあったようです。そしてこの"思いもよらぬ大ヒット"でバンド内部や事務所関係者の間にまで溝ができた…意見の違いやギャラの問題などですね。1980年にはベースのトムが脱退してしまいます…。
例え「いい楽曲」を作るアーチストであったとしても「売れる」「人気が出る」とは限りません。やはりプロデュースやもちろんタイミングの問題もあります。チープ・トリックというバンドの「日本での先行人気」は彼らの人生を大きく変え、揺さぶったんだなとあらためて思いました…(-_-;)。
◆この曲のPVですね。
◆2008年の日本武道館公演より…。

コメント
コメント一覧 (6)
ラジオからよく流れてました。はじめのひそひそ声が気になってて、何を言ってるのかなぁ。謎です。
武道館でのライブアルバムがアメリカで大ヒットしてたのを知ったのは後から、トップ40ヒットもライブバージョンが最初だったのかな?
甘い罠も、ラジオではスタジオバージョンばかり流れてたから、もしかしてライブバージョンシングルは日本で発売してないんでしょうか。
低迷してからの大ヒットは、待ち望んでいたファンがいたからですね。
ライブ、楽しんで🎶
考えてみると、チープ・トリックには「リック・ニールセン」というギタリストもいますので、「チープとリック」の二人組と思ってしまう人がいても無理もナイと思います。(←ちょっとちょっと、僕らフロントのイケメンコンビはロビンとトムで、リックはおじさんコンビの方だよ)。
ASIAのDon't Cryの歌詞を検索したらこちらのサイトがヒットしてお邪魔したのですが、懐かしい曲が沢山並んでいて、宝の山を掘り当てた気分です。
今日から時間をかけてゆっくり拝見させて頂こうと思います。
チープトリックの名前を目にするたびに思い出すのですが、学生時代の友人で「チープとリック」の二人組と勘違いしてたのがいました。
40年以上前の話しですが、今でも笑ってしまいます。
もうひとつ似たような話があるんですが、若干パンチ力に欠けるので、いつか機会がありましたら(笑)
あらためまして、素敵なサイトに出会えて嬉しいです。ありがとうございます。
昨夜のコメントが 途中で 送信しちゃったみたいです。
改めて書くと 野中さんのブログ「レッツゴー元日本洋楽研究会」を 好きで見てました。
リックと同年齢で リックの健康状態を 心配してましたが 野中さんの方が 先に亡くなるとは。
ご冥福をお祈りします。